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俺様、下僕を手に入れる


よぉ、俺様だ。海だ。……モグモグモグ


前回と引き続き全く森から抜けない。…モグモグモグ

だが食料は手に入れた、そう、ポ◯コだ。

あの後どうしようもなく腹が減った俺様は、神の息吹の威力を極限まで抑えればいけるんじゃないかと。ポ◯コをこんがりいけるんじゃないかと。そう思ったわけだ。

結果はやはりいけた。神の息吹の威力を抑えることができるのかとかいった心配はあったが、なんかスキル発動と同時に威力や形状などを決めることができるみたいだ。


スキルの練習をしたため周りの木々は無くなり焼け野原状態だが……

まぁいい、それより食料調達やスキルでなにができるかの確認の方が大事だしな。


そういえば、黒き神の障壁の効果もわかった。予想はついていたが、どうやらバリアを張って俺様を守るスキルらしい。神の息吹の練習中に俺様も巻き込まれたんだか、神の障壁が自動的に発動したのを感じて無傷だった。パッシブなのは助かるな。


はぁ、もう腹いっぱいだ。ポ◯コ無駄にでけぇから食いきれねぇな。アイテムボックスとかのスキルが欲しかったな〜。あのおっさん神王、使いづれぇ威力のスキルばっかよこしあがって。クソがっ!



**********


ーーエルナンテーー


す、すばらしいわ……!!


あの様な威力の魔法を制限なく使えるというの!

千里眼を使ってかなり遠距離から見ているけれど、もう少し近かったら危なかったわね……


あぁ、お肉を召し上がってる姿ですら神々しい……


やはり、私がお仕えさせていただくなら、あのお方しかいないわ!!いえ、お仕えさせていただかなくてわ!!


こうしてはいられない!!早くご挨拶しに向かわねば!!


**********



空腹は満たされたわけだし。そろそろこの森ともおさらばといきたいんだけどなぁ。

てか、見渡す限りはもう森じゃねぇか。


「もし!!偉大なるお方!! 失礼致します!!」


うお! いきなり空から黒いビキニアーマーとかいう超絶エロい格好した女が降ってきて片膝ついてあがるぞ!!

てか、 全く気づかなかったぞ……こいつ、あぶねぇな……


「まずは突然の参上、この無礼をお許しください!

私はエルナンテと申すものです!あなた様の強大な力!その偉大なるオーラに!わたくし…!わたくしとても感銘を受けました!

どうか!わたくしをお側においていただけないでしょうか!!」


ほうほう、信じていいか分からんがどうやら敵では無いらしい。

まぁこんなエロい美少女を侍らせるために異世界きたみたいなとこもあるからな、寝込みを襲われても神の障壁があるし。うん、断る理由がねぇ!


「あ、あの?偉大なるお方?」


ちくしょう!上目づかい&不安げな瞳で見てきあがって、かわいいなこいつ!!

ここはひとつ、強気でいって俺様の威厳を見せてやるか!


「…………ッ。………… いいよ。」


仕方ねぇよ。俺様が家族以外の異性と話すの小学生以来だもんなー。


「あ、ありがたき幸せ!!

このエルナンテ、命に代えても!誠心誠意!偉大なるお方にお仕えさせていただく所存でございます!!」


なんか感激で泣いてるし。

ま、結果オーライでしょ!!さすが俺様!!

こいつ、かなり強そうだよな。俺様の代わりに戦えるし、性奴隷としてもいけるな!異世界1人目としてはなかなかの下僕が手に入ったぞ!






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