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02.出会った女子に話を聞いてみた

こんにちは!一夜 澪です。

名前が激似の著者さんがいたので名前が変わりました。

ついでに行間を作ってみたりもしました。しっくり来るまでちょくちょく変わるかもしれません。

これからは短いお話でサクッと空いた時間で読める量になりそうです。

では2話をお楽しみください!

 え?何でセグウェイさん昔の物扱いされてるの?俺の知識が正しければセグウェイを乗り回して既に飽きた国なんて無いはずですよ?


「とにかく!まずはそれを、ウチに持って来なさい。そこでそれの素晴らしさを教えてあげるから!」


「あ、セグウェイの素晴らしさならわかってるのでまにあってます。」


「え?あ、ちょっと、待ちなさいよ!」


 えぇ…まだ何かあるの?ぜってぇお前口調とか語尾に「!」とかつけてる時点で、周りの人を振り回す系のめんどくさい奴だろ。


「ちょっとあなた、〔えぇ…まだ何かあるの?ぜってぇお前口調とか語尾に「!」とかつけてる時点で、周りの人を振り回す系のめんどくさい奴だろ。〕とか考えてんじゃないわよ!」


「何でお前、一字一句間違えないで当てられるんだよ!怖ぇよ!エスパーかよ!」


「やっぱり何も知らないなんて、あなた、ヒキニートでもしてたの?ほら、最近出来たじゃない。人の感情や思ってることが伝わる機能が追加された腕時計型ウェアラブル端末。まぁ今日これをつけて3日目になるんだけど、初めて他の人が考えてることが伝わって来たんだけどね。」


「おい、お前今俺のことニートって言ったか。超温厚な俺でも怒る時は怒るからな。じゃあ俺はやることあるから俺はここで失礼さs…」


「ああああああああ!!ゴメン!ゴメンて!うん、そうだよね、あなたみたいなソコソコのイケメンがニートな訳無いよね!」


「全国のニートに謝れ!………ソコソコのイケメン…」

 因みにさっきやる事があると言ったが、俺にだってセグウェイを乗り回すことの他にもやる事はある。例えば…んー…今日の夕飯を予想するとか…あとは…うん、特にないな。


「ところで、て言うかあなたを留めた理由ね。あなたは知らないようだから言うけど、それみたいにホイールが付いているものは、実はもう博物館くらいにしか存在してないのよね…」


(; ・`д・´)ナン…ダト!?


「だから、あなたのそれを家に持って来て見せて欲しいの!安心して貰って大丈夫よ。私のお父さんがこの手の仕事をしてるの。非破壊で検査するから壊れることもないわ。もちろんあなたにもきてもらうわ。聞きたいことも色々あるしね。」


 なるほど、このセグウェイが壊されないなら見せてもいっか。話を聞かせてもらえるかもしれないしね。


「わかった、代わりにこっちのことも教えてくれ。」


「えぇ、考えておくわ!」


 ん?コイツ教えるとは言ってなくね?まぁいいか。嫌だと言っても聞かなきゃ家に帰れないという問題が解決しないかも知れないからな。





「お疲れ様!ここがわたしの家よ!」


「セグウェイ乗ってたから疲れてねぇけどな。にしても、かなりこの家は未来的って言うか、この家も未来的って言うか」


「?…何言ってるのあなた。この位の家当たり前じゃない。」


 やっぱり俺の知ってる街じゃないみたいだな。


「じゃああなた、どこから来たの?」


小ヶ浦こがうら市だ。GAXAギャクサとかがある街だよ。それと、俺の心の声と会話をするのはやめてもらおうか。」


「仕方なじゃないの。伝わってくるんだし。」


「便利かどうかわかりにくい機能だな」


「小ヶ浦市……あっ思い出したわ!100年前まで首都をやっていた街ね!」


「…?何言ってんだよ。首都は東京だろ?まぁずっと昔は奈良?じゃなくて京都?まぁわからんがそこら辺じゃ無かったっけ?」


「あんたこそ何言ってんのよ。東京が首都だったのは900年前までだったじゃない。」


「何?900年前だと?じゃあ今はいつなんだ…」


「あなた、一応聞くからね?今西暦何年?」


「2016年だろ?」


「……あなたもしかしたらこれは凄いことかもしれないわ!今すぐお父さんに知らせなきゃ?」


 俺はお前の父親に解剖でもされるのだろうか。


「非破壊でできるって言ったでしょ!あとアナタには質問するだけよ。今お父さんに連絡したからすぐ来ると思うわ。それよりあなたって、ほんとに考えてることが伝わりやすいわね。あなたが単純だからかしら(笑)」


(^ω^#)


「冗談よ。そういえば挨拶がまだだったわね。私は(つばさ)16よ。よろしくね」


「俺は翔。同じく16だ。よろしくな」


 タメだったか。今までまじまじと見ていなかったからあんま気付かなかったけど、この子はホントに整った顔立ちをしている。

 雰囲気的にいえば俺よりちょっと年上と言ってもわからないだろう。

 そう考えながら翼の顔から視線を下にずらしてみる。

 ………うん、第2次成長期はまだみたいだな。


パァーン!

 視界が前から下になった。頭を叩かれたようだ。


「あんた何考えてんのよ!」


 うん、この腕時計は要らないかな。

そういや、翼のお父さんってどんな人だろう


「次そんな事考えたらコロすからね!」


「はいはい。」


…早く帰ってきてくれないかなぁ

読んでいただきありがとうございます!

いかがだったでしょうか?

次話には翼ちゃんのお父さんが登場します。優しいお父さんにする予定です。


良ければ感想等お願いいたします!

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