目指せプルトン(富める者)
9日目
地下をもっと掘り下げたいが、松明が足りない。
木を伐採に行ったのはいつ頃だったか。
これ以上深く掘り下げようと思えば、もっと松明が必要になる。伐採に行くか、あるいは、洞窟に接続して掘削を続けるか。
よし、まずはビビリすぎてあまり確認していない洞窟を見に行こう。
砦の地下と接続させドアを設置、洞窟の入口を埋めて、安全確保。
ドアを設置するときに気がついたけど、剣などの道具と同様、ドアにも耐久力を示すゲージがあった。
これはモンスターにドアを破られる可能性があるってことでしょうか。
考えないことにしよう。
石の剣を片手に、得意の威力偵察。松明やレッドストーントーチがあるのでどんどん、奥まで進んでみる。
コウモリの嫌な鳴き声が聞こえる。そこそこ進んだところで進めなくなる。
とりあえず急いでドアまで戻る。
ふぅ。
一息ついたところで、剣をピッケルに持ち替えて掘削作業に取り掛かる。手持ちと洞窟にある松明とで明るく照らせる範囲まで広げる。
近くに川が流れているので、西側以外の方向に注意して進む。
鉄砲水とかちょっと体験してみたい気もするけれどw 不死身なので。
うん、やっぱり襲撃に怯えないで作業できるのは本当に素晴らしい。時間を忘れて掘削した結果、砦一階の2.5倍くらい広いスペースとその分の石系ブロックを手に入れた。
インベントリ内部では、まとめられるものと、まとめられないものがある。
土ブロックなどは1スロットに64までまとめられる。
石もいくつかにまとまっているので、200近い石のブロックを運んでいることになる。
すげーw 怪力か。あるいは四次元ポケットか。
無制限ならクラフトするとき不便じゃないのに。
合成系のゲームって、好きだけど得意じゃないんだよな。頭悪いから覚えられないw
松明が心もとなくなってきたので、一度戻ろうと思っているとかすかに
「カチャカチャ」
という音がする。
スケルトンが出す音だ。
安全は確保したはずだけど、ゾッとしたので急いでドアまで戻る。
開いて閉じる。
戸締り確認しました。
ただ、音はさっきよりも大きく聞こえるような気がする。
怖い。
急いで1階に戻る。
音が途切れないw
え? 今まででこんなのなかったぞw
いろいろ考えた結果、屋上にスケルトンが沸いたのではないかと。
まだ夜なので激しいカチャカチャ音に苛まれながら、クラフティングして気を紛らわせます。
掘削で石系素材が多く集まった。今までの苦労はなんだったのかというくらいに。
数だけなら鉱物富豪を名乗っても良いかもしれない。いや最貧民から片足を出した程度か。
全部は挙げきれてないかもしれないけれど、作成できたのは
【石の厚板】
【磨かれた安山石】
【丸石の厚板】
【丸石の壁】
【石レンガの厚板】
などなど。
「カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ」
「カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ」
……駄目だ。気が紛れない、全然。いつもより近くて密度が濃い気がする。すぐ背後にいるような気がしてしょうがない。
我慢できないw(涙目)
もう一度、地下に潜って掘削を再開しよう。
地下に降りると、音が小さくなる。奥に進んでもまだ聞こえるのは地面まで近いからかもしれない。多分1〜2ブロックだと思う。
気を取り直して、少し降りたあたりを広げていく。手持ちの松明が底をついたため、もともと洞窟にある松明とレッドストーントーチを利用して広げていく。
空間を広げすぎると一緒に闇も広がるので、控えめに。
そういえば、レッドストーントーチって何よ?
まあレッドストーンを使った松明だよね。松明ほど明るくはないので、不安がよぎる。
こんなものかな。
これ以上広げるなら松明が欲しい。明日は伐採に出かねないと。