表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/15

<トンネル栽培キット:商品説明>

 このたびは、「トンネル栽培さいばいキット」をおげいただき、まことにありがとうございます。

 この栽培キットは、ご家庭かてい簡単かんたんにトンネルをそだてることのできるキットです。普通ふつうにトンネルをつくるときのような大がかりな工事こうじなどは、もちろんいっさい必要ひつようありません。

 トンネルの栽培は、簡単ですがおくふかく、ちいさなおさまから大人おとなかたまでたのしめます。また、トンネルを育てたことがないという初心者しょしんしゃの方でも、この栽培キットを使えば、失敗しっぱいなしにトンネルをおおきく育てることができます。

 どうぞ、自分じぶんで育てるトンネルの成長せいちょうを楽しんでください!




【トンネル栽培キットで育つトンネルの特徴とくちょう


 このキットを使って育てたトンネルは、最初さいしょはりけたあなくらいの大きさで、そこからどんどん大きく成長していきます。

 トンネルの成長にわせて、トンネルはさまざまな世界せかいつながります。

 トンネルがある程度ていどの大きさになったら、そのこうをそっとのぞいてみてください。あなたが育てたトンネルのさきには、はたしてどんな世界がひろがっているでしょうか……?

 また、ときには、トンネルの向こうの世界にものが、トンネルをとおってこちらの世界にやってくることもあります。

 自分で育てたトンネルをつうじて、向こうの世界にお友達ともだちができるかも!

 そんな楽しみ方もできる、ゆめが広がる栽培キットです。




【トンネルの育て方】


 トンネルの栽培方法さいばいほうほうはとても簡単です。栄養えいようあたえれば与えるだけ、トンネルはどんどん大きく育っていきます。

 トンネルを育てるための栄養は、「おそなえ」というふうにばれます。

 トンネルに与える「お供え」は、っかじょうもの、あるいは筒状つつじょうの物で、輪っかよりも筒のほうが、トンネルにとってはよりおおくの栄養になります。



 栽培方法の手順てじゅんは、以下いかのとおりです。


①キットのなかはいっている「トンネルのたね」とかれた小袋こぶくろけて、種をし、その種の表面ひょうめんゆびして、いっしょにだけ、かるくへこみをけます。


②へこみを付けた種のすぐちかくに、「お供え」をいて、半日はんにち~1日ほどちます。


③へこみを付けた箇所かしょに小さな穴が開いて、その穴から向こうがわえるようになれば、トンネル貫通かんつうです。


④トンネルが貫通したら、あとはつづきトンネルに「お供え」与えつつ、トンネルの向こうの世界を覗いて楽しみながら、トンネルがこのみの大きさに成長するまで育て上げましょう。




【トンネルの栽培をわらせたいときは・・・】


 トンネルは、たとえ途中とちゅうで「お供え」を与えるのをやめたとしても、自然しぜんふさがることはありません。

 トンネルを塞いで栽培を終わらせてしまいたいときには、トンネルに「お供え」ではなく「にえ」を与えてください。

 この「生け贄」については、「お供え」とはことなり、かならず生き物を使用しようする必要があります。生き物でない「生け贄」には、トンネルを塞ぐちからはありません。

 トンネルは一種いっしゅの「みち」であり、いったん繋がった「道」をるためには、大変たいへんなエネルギーが必要になります。そのエネルギーをトンネルに与える役目やくめが「生け贄」なのです。

 必要な「生け贄」の大きさは、育ったトンネルの大きさによってわります。

 アリが通れるくらいのトンネルであれば、アリを生け贄に。ネズミが通れるくらいのトンネルであれば、ネズミを生け贄に。鳥が通れるくらいのトンネルであれば、鳥を生け贄に……といったように、トンネルの大きさに合わせた「生け贄」を与えて、トンネルを塞いで栽培を終わらせてください。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ