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Epilogue
荒廃した街の中…俺は1人でがれきの上に座っていた。かつてこの街は、エネミーになる前の人間達が、祭りなどをしていて賑やかだったという。
だが、その人間達は今は、知性を無くした化け物へと変貌してしまった。
何故このようなことになったのだろう…?いまだにその疑問が頭によぎる。
『生きること』を求めたその代償なのだろうか。よくわからない。
俺達アンドロイドは壊れてもまた、修理すれば元に戻る。だから『生きること』というものに鈍感なのかもしれない。
クローン達はどう思っているのかも気になる。後でアリサに訊いてみるか。
そんな時、エネミーの大群がせまってきた。俺は銃剣を構える。
「さて、始めるか。」
俺達はこの未来で、戦い続ける。
ミドリぐまです。今回、変な形で終わらせることになってしまいました…。もう一つ作品を執筆しているのですが、両立が難しくこっちの作品を先に終わらせることにしました。
短いですが、これで終わります。
読んでくれて、ありがとうございました。