表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

200文字小説

疑問形(200文字)

作者: うわの空

「好き」


 たった2文字なのに、声に出すのは酷く難しい。

 相手が幼馴染だから、かえって言いにくいのかな。

 私が好きだと言ったところで、彼にそれがちゃんと伝わるかどうかも分からないし。


 けれど、伝えたいと思った。

 思ったのに、


「あんたのことが好きなんだけど、どうしよう」


 何故か疑問形になってしまった。



 顔を真っ赤にして俯く私を見て、彼は微笑んだ。

 そして、囁く。


「じゃ、まずは手を繋いでみるっていうのはどうでしょう?」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] いいなー。いいなー。
2019/10/18 02:19 退会済み
管理
[良い点] 俺に対しての強い想いを上手く200文字に纏めた所。 [一言] ありがとう。 俺に対しての思いが非常に伝わり嬉しく思う。 俺も好きだよ。 P.S きっと、オレラの子供は物凄い200文字…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ