柚月裕子さんの小説「カンパニュラの祈り」
柚月裕子は、1968年岩手県生まれ、山形県在住の日本の人気推理小説家。2008年『臨床真理』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。
『検事の本懐』で大藪春彦賞、『孤狼の血』で日本推理作家協会賞を受賞するなど、リーガル・サスペンスや警察小説で高い評価を得ている
主婦時代に「作家に会ってみたい」という好奇心から執筆を始め、デビューに至ったという面白い経歴がある。
ミステリー小説を数多く執筆する彼女の小説『カンパニュラの祈り』は、男性の急死を巡り、刑事と臓器移植医がそれぞれの「正義」を懸けて対峙する。命の尊厳や、臓器移植という重いテーマを通じて、普遍的な人間の喜びや悲しみを描く物語だ。
臓器移植に絡んだ謎を追う主人公の刑事は、こう考える。「どんな理由があろうと、人の命を人が奪うことがあってはいけない」と
それは 単に犯人 個人というわけでもない。
日本の死刑制度は極めて不十分で今までに日本で死刑判決が確定した後に再審で無罪となった主な事件は数多くあった。
国家は時に人命を奪うこともあり死刑判決に慎重にならざる終えない
しかし 遅すぎるという声もある
死刑判決が出されるも判決が行われていない死刑囚の人数は102人
大半が事件発生から30年を超える。
しかし冒頭にあったように「どんな理由があろうと、人の命を人が奪うことがあってはいけない」と主人公はいう。
1番怖いのは罪がない人を国家が殺すことであろうか




