登場人物紹介・グナイティキ家関係者
登場人物紹介
◆レリュート・レグナス
年齢:20歳
身長:178cm 体重:65kg
役職:アルベルク領邦軍:グナイティキ家護衛隊特務武官、中尉待遇
傭兵ギルド:黒い稲妻 ランクB
エントラルト:上級調停者
クラス/Lv :フォースマスター Lv52
本編の主人公。
アルメキア王国の国境の町アルベルクで、用心棒や蛮族、魔獣の暴動の鎮圧等の仕事をメインに活動して生計を立てていた傭兵。また、トレジャーハンターでもあり、古代メルトラーム文明の古代遺物を収集している。
物語開始より三年前にとある事件に遭遇し、解決の立役者になったことにより、共に解決した騎士セイル・フォン・トラマティスが「稲妻のような体捌きと斬撃であった」と評したことから、いつも着ている黒い長衣と黒髪から連想し、《黒い稲妻》と呼ばれる傭兵となる。(本人はその大げさすぎで大層な異名はあまり好んでいない。当然自分からそう名乗ったことはない)
その事件をきっかけに、レリュートはグナイティキ家と懇意になり、護衛仕事を請け負うことになる。
傭兵としての活動は三年ほどであり、大きな事件にいくつか関わっているものの、活動期間も短く、それほど積極的に活動していないため、傭兵ギルドでの階級はそれほど高くない。
表向きの経歴は、十六歳のころからアルメキア王国で傭兵稼業をしている青年で、現在はグナイティキ家の専属の護衛として特務武官という役職でグナイティキ家に仕えており、形式的なものだが、グナイティキ家で中尉待遇で軍属している、というものだが、本来の所属は『エントラルト』と呼ばれる組織に所属している。
組織の中でも荒事専門の所属であり、幼少の頃より特殊な訓練を受けていることもあり、戦闘能力は非常に高く、義父直伝の刀剣術をベースにした卓越した剣技と格闘術に加えて、王族にも引けをとらない魔力を持ち合わす戦闘のエキスパート。魔術を武器や身体に付与して強化、発動をする技術、魔力付与術を得意としている。その実力はエントラルトの戦士の中でも上位に位置する。
扱える魔法の属性は、火、風、雷、光、力の五系統の多重属性の素養を持つ。
力属性の魔法を得意とし、上級魔法・閃衝斬波に各属性の魔法を付与する合成魔法を戦術としており、力属性の最上級魔法を使うことができるほどの実力を持ち、その他の属性も上級魔法を使いこなす。その魔法は攻撃魔法、自己強化系、自己回復系など多岐にわたるが、他者への強化、回復魔法は不得手。※メルトラーム人との混血であるレリュートは地上人と肉体の魔力構成が異なるため、魔力の付与の調整が難しいことが理由。
聖痕所持者ではないため、聖痕励起は使用できないものの、魂を大いなる根源に繋げて、魔力を大幅に高める能力、解放を使うことで、大幅に能力を底上げすることができる。使用後、魔力を激しく消耗するため、多用はできない。
物語の開始時点においても、世界でもかなり上位に位置するほど戦闘能力が高い。
口が悪い面もあるが、目上の人には礼儀正しい。
面倒見が良く、困っている人を見過ごすことができない性格だが、
ユーモアがあり、冗談を言うこともある。
冷静で状況判断能力に優れているが、感情的になることもある。
イメージイラスト
https://kakuyomu.jp/users/imohagi/news/16818792436889211097
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◆ユリア・ルクス・グナイティキ
年齢:15歳
身長:156cm 体重:43kg
役職:グナイティキ公爵家公女、ユグドラシル継承者、アルメキア王国王位継承権第二位
クラス/Lv:プリンセス Lv14
本編のヒロイン。
アルメキア王国の四大貴族と呼ばれる大貴族の一人、シグムンド・フォン・グナイティキ公爵の愛娘。アルベルク貴族女学院に通う学生。
三年前、ある目的のために誘拐されたユリアはレリュートに救出してもらい、紆余曲折を経てグナイティキ家に生還した事件を経て、レリュートと知り合う。
傭兵として自らの意思と理想を求めて何者にも捕われない自由奔放に生き、身分の差に囚われない「グナイティキ家令嬢のユリア・ルクス・グナイティキ」という肩書きでなく、「ユリア」という一人の女の子として接してくれる彼は、次第に彼女にとって特別な存在となり、惹かれるようになる。
アルメキア王国の王家の血を受け継ぐ分家でもあるグナイティキ公爵家の長女であるため、王位継承権第二位であり、公表はされていないが王家の聖剣「ユグドラシル」の正当な継承者たる証である聖痕を持っている。
歴代の王に現れなかった聖痕の所持者となったことにより、血統での継承権をも上回る王の資格を得たことにより、王権の争いの火種となり、聖痕そのものがユグドラシルの権能を発揮するためのキーとなっているため、ユグドラシルの絶大な権能を利用しようとする様々な勢力に狙われることになる。
貴族の嗜み程度の剣術と魔法の訓練を受けており、後にレリュートから剣を学ぶため、普通の貴族子女に比べると強いといえるが、実戦経験は皆無であり、物語の開始時点では戦闘能力はそれほど高くはない。
ユグドラシルを所持していなくても、聖痕の力を顕現させる聖痕励起を使用することが可能で、魔力や身体能力を強化することが可能。
※聖痕励起
聖痕励起中は髪と瞳の色が白金色の光を帯び、背中に聖痕の文様が浮かび上がり、使用者の魔力や、身体能力を底上げする能力。
聖痕励起とユグドラシルの権能を駆使することで、なんとか作中の実力者に立ち向かえるぐらいの戦闘能力を持つようになれるものの、対人戦闘の経験が少ないのと、ユグドラシルの権能が防御、補助向きの能力が多いため、単独での相手を打倒する戦闘は不得手である。ユグドラシルの能力により魔法に対しては絶対防御を持つため、魔導師に対しては有利に戦える。
扱える魔法の系統は、光、水、雷の三系統。中でも光属性を好んで使う。攻撃にはレリュートに教わった、剣に魔力を付与して放つ、魔力付与術を扱える。
他者への支援強化魔法と回復魔法を得意としており、攻撃魔法に関しても多重起動魔法など、繊細な魔力制御を得意とし、威力も高い。ユグドラシルを介して使用する魔法の威力は絶大である。
イメージイラスト
https://kakuyomu.jp/users/imohagi/news/16818792436889427654
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◆シグムンド・フォン・グナイティキ
年齢:47歳
身長:***cm 体重:**kg
役職:グナイティキ公爵家当主、グナイティキ領邦軍 元帥
クラス/Lv :デューク Lv22
アルメキア王国の四大貴族の筆頭で、爵位は公爵。ユリアとジークフリードの父。
グナイティキ家はアルメキアの建国者の血筋を引いており、過去に幾度も王族の降嫁もされているアルメキア王国でも屈指の家柄であり、現当主であるシグムントの妻は先王の妹であるため権力も強く、良政のおかげか民の人気が高い。
十七年前のエストゥーラ王国との戦争の際、傭兵部隊の指揮官をしており、傭兵時代のロウガの上官であり、親友でもあった。
物語の序盤ではレリュートの雇い主ということになり、ユリアの護衛を依頼する。
聖痕を継承した娘の素性を隠し、政争には関わらないつもりであったが、アルメキア王家に素性がバレてしまい、戦いに巻き込まれてしまう。
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◆ジークフリード・フォン・グナイティキ
年齢:18歳
身長:176cm 体重:61kg
役職:グナイティキ公爵家公子、時期当主、アルメキア王国王位継承権第一位、少佐。
クラス/Lv :ルーンナイト Lv23
アルメキア王国四大貴族の筆頭であるグナイティキ家の長男。グナイティキ家の次期当主にして、アルメキア王家の第一位王位継承者となりうる人物。
※グナイティキ家はアルメキアの建国者の血筋を引いており、過去に幾度も王族の降嫁もされているアルメキア王国でも屈指の家柄であり、アルメキア王家には現在国王以外の、王位継承権を持つ親族がいないため。
父と同じく優秀だが、少々気位が高い。
かなりの美男子で、その美貌、頭脳明晰、剣の腕も優秀せいか、異性達の人気も非常に高い。
グナイティキ家の次期当主であるため、士官学校卒業したてにも関わらず、軍での階級も少佐と非常に高い地位にある。
※アルメキア王国では、四大名門貴族の次期当主は初めから少佐となる。
次男以降は少尉から始まる。
妹のユリアを溺愛しており、彼女に近づく害虫がかなり気に食わないが、その腕前は認めている。
父同様に、現在の王家に不安を抱いており、ユリアの出生とユグドラシルの継承者であることも知りながらも、自らが王になるという打算も少なからずあるが、それよりもユリアの安否を優先する。
士官学校で学んだアルメキア軍式剣刀術を修めており、剣技も優秀。
扱える魔法の系統は、水、火、光の三系統
中級ランクの攻撃魔法と回復魔法を使いこなす。
グナイティキ家の秘術、絶対零度を古代魔導器の剣を介して使用することができる。
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◆ティーユ・クア・ティアレス
年齢:16歳
身長:148cm 体重:42kg
役職:グナイティキ公爵家使用人、ティアレス子爵家子女
クラス/Lv :ノーブルマージ Lv13
グナイティキ家のユリア付きの近侍であり、親友の少女。
ティアレス家は優秀な魔導士を輩出している子爵家の貴族の家系であり、アルメキア王国魔術師長テアノス・ヴァン・ティアレスの孫にあたる。
貴族の娘であるが、家の格が上のグナイティキ家に幼いころから奉公に出ており、ユリアやジークフリードとも兄弟のように育ったため、非常に近い関係にある。
魔法の使い手としては優秀だが、達人の域には至らない普通のレベル。
多少大型の杖を魔法制御の装備として扱う。剣などの武器を扱う訓練は受けていない。
中級ランクの攻撃魔法と補助魔法を使いこなす。
扱える魔法の系統は、闇、火、雷の三系統
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