福島 『いかにんじん』
東北6県のラスト!
今回も作って食べて驚きでした(≧▽≦)ノ
福島県といえば会津藩!
幕末の動乱期を語る上で外せない!
会津藩主の松平容保が京都守護職だった(※福島から京都は遠いな!)
その経緯で、新撰組は会津藩預かりだったりする
戊辰戦争の白虎隊など「ラスト武士道」と言っても過言ではないだろう
( ;∀;)ノ
なので福島県は昔から武術が盛んな地域!
ちなみに大東流合気柔術の武田惣角は会津の出であるッ!!
武士道や古武術好きな僕としてはたまりません
(≧▽≦)!
関東進出直前の舞台として相応しい!
とはいえ、僕は非戦闘員……
戦う相手は食材のみ! 今日も今日とて作ります!
そして食べます!! 喰らいます!!!
東北ラストを飾る、福島の家庭料理はこちら!
(※ババーンとか、ズギャーンとか効果音がなるところです)
『いかにんじん』
('Д')……
いかにんじん?
頭の中で、速攻で「いか星人」に誤変換されたぞ!
イカとニンジンか……
いやま、確かに「烏賊人参」って漢字で書くとなんか「高麗人参」の親戚みたいだしな
もしくは「烏賊人、参る!」みたいな……
なんてネーミングがまんまなのだろう
「烏賊素麺」「烏賊飯」「烏賊納豆」もまんまだけどさ
(。-`ω-)
なに? 材料の烏賊はスルメイカ?
むう!
「スルメするめ~、あたりめ~!」と酒好きは言うけど、スルメはスルメイカの干物だ!
(※烏賊は他にもアオリイカとかヤリイカとかホタルイカとかね!)
そしてなんと!
使うのは干物のスルメ(; ・`д・´)!
作り方:
1、人参1本を長さ5センチぐらいの細切りにする
スルメの干物40グラムを細切りに
(※スルメソーメンを使うと楽です)
昆布を入れる場合は4センチ×2センチぐらい
同様に細切りに
2、調味料は、酒、みりん、醤油がそれぞれ同量
火にかけてひと煮立ち、アルコールを飛ばす
(※好みで唐辛子を少々入れても良い)
3、熱いうちに1の材料と合わせ、半日以上冷蔵庫で寝かせる
(※調味料の目安
保存にジップロック系を用いる場合は大匙2
タッパ系の場合は大匙4程度
ちなみに、残ったつけダレは出汁醤油として転用できます!)
嗚呼、旨っ( ;∀;)!
ちょっと想定外にめでたい感があるよこれ!
なんだろう? 味付けかな? 正月っぽい味付けなんですよ!
(※実際に福島県ではお正月に欠かせない一品だそうです)
スルメの旨味がいいですねぇ
そして人参の歯ごたえがまたいいです!
いや正直ね? 作るときに「スルメけっこう使うな……」と思ったんですよ
作りながらスルメをちょっとつまみ食いしましたよ! えぇ!
このままでもええやん……って思いましたよ汗
でもですね、「お酒のおつまみ」から「おもてなしの一品」へと、一気に昇格します
(; ・`д・´)ノ
保存もきくので、ちょっとした作り置きにもいい一品ですね!
※北海道は函館の「松前漬け」に似てますが、一説によればこの「イカニンジン」が起源なのだとか
「イカニンジン」に昆布→がごめ昆布(粘りが強い)→数の子で、どんどん「松前漬け」寄りになります笑
東北の皆さんありがとう! 勇気と元気と美味しさを頂きました!
(勝手に感謝(≧▽≦)ノ)
美味しさを求めて僕はさらに南下します!!
次は早くも関東!
茨城、神奈川、東京、埼玉、群馬の情報を求めております!
(栃木は暫定、千葉は確定しておりますがゆえに!)
食テロの旅は止まらない!
「作る、食べる、感謝・感動する」
それが食のフロンティア・スピリッツ!!