鳥取 『いただき』
『秋の桜子』様より情報提供いただきました(≧▽≦)!
んは~ ほっこり~~♪
日本各地の郷土料理を調べてて良く出会う言葉がある
「伝統の味を残したい」
残念ながら伝統工芸や伝統芸能等と同じで、後継者がいないとこれは難しい
学校給食や町おこしの一環を通し、「伝統の味」を残そうと頑張っている方々もいる
あるいは現代風アレンジなど進化する形もある
ただやはり、家庭料理なのだから出来ることなら親から子へと継がれていってほしい
「伝統の味を残したい」という言葉の中に、隠された言葉がある
「あの時に食べたお袋の味」と言ったような、心情、ドラマ、思い出
「貧しかったけれど、ハレの日には必ず食べた」だとか「子供の頃はご馳走だった」だとか
民衆の「レシピ」が書籍(またはデーター)として残っていく時代となった
しかし本来、「伝統」というのは人から人の手へと伝え続けていくもの
それは単に料理の「伝統の味」なのではなく、伝えたいのは人々の心や想い、温かみなのではないだろうか
今回、鳥取からお送りする
『いただき』
まさにそういった郷土料理なのである
情報を頂いた「秋の桜子」さんの母方の実家が近かったそうだが、この料理も土地を越えて代々伝わっていくのだろうか
この「いただき」という名前
諸説あるようですが、「山の頂」と有難く「頂く」からとか
はい、想いを馳せて頂きたいと思います(*'▽')!
作り方(3~4人前):
0、前日の仕込み
・干し椎茸、中3枚を水でもどしておく
・昆布15cmで水出しする
1、ゴボウ10cmをささがきにして水にさらす
人参1/2と戻した椎茸をみじん切りに
米1.5合を研ぎ、具材と混ぜ合わせておく
2、三角形の油揚げ(が、鳥取では定番だそうで)だと6枚
うん、無いから普通の油揚げを4枚を半分に(イナリ用だと8枚)
湯抜きして口を開ける
3、油揚げの中に具材を詰め、爪楊枝で口を閉じる
4、出汁を取った昆布を鍋に敷き、その上に「いただき」を重ならないように並べる
だし汁600ml(足りなければ水を足す)、醤油と酒と砂糖を各大匙3を入れる
(※煮干し出汁を入れるレシピはあったんですけど、椎茸出汁を入れるレシピはみませんでした。
干し椎茸の戻し汁は捨てずに他に転用ですね笑)
5、落し蓋、鍋の蓋を閉めて強火、煮立ったったら中火で20分
蓋と落し蓋を外してそこからは弱火で汁気を飛ばして完成です!
わわわ! これは想像以上(≧▽≦)!
見た目がお稲荷さんなので近い味わいかと思いましたが、全く別物ですね!
美味いわ~ 初めて食べたのにどこか郷愁のような懐かしさ
なんでしょう? ほっこり系な味わい!
うん、これは残って欲しい味だなぁ
秋の桜子さん有難う!
美味いし、作り置きも出来るので重宝しそうです!
鳥取の皆さん有難う!!
うん、鳥取砂丘しか知らなくてごめんなさい(>_<)ノ
あと人口が都道府県の中で一番少ない!
あとスタバry
ちなみに東京在住だった頃、しのぎを削ったライバルのM君は鳥取出身だった!!
(元気でやってるじゃろうか)
でもほんと「いただき」は美味しかったよ!!
※切り干し大根や鶏肉を入れるなど! 中身の具に縛りはないそうです
(さすが家庭料理!)
※炊飯器で作るレシピもありました! これは色々と試したいですね
(≧▽≦)ノ
ところで「五目ごはん」とかの五目って、五品じゃないの知ってた?
「色々なものが入ってる」って意味なんだってよ!(八宝菜の「八」も同じ!)
でも五品入れたくなっちゃうよね(≧▽≦)!
さて、残すところ中国地方は島根と山口で御座いますが、決定しております
いよいよ来ましたよ!九州地方は、
福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄
の情報をお待ちしております(*'▽')ノ
「作る、食べる、感謝・感動する(そしてほっこり~)」
それが食のフロンティア・スピリッツ!




