広島 『でんがく汁』
仕事の忙しさがピーク!
だが負けん! 俺は料理を作るんだ('Д')!!
「わしゃ猫じゃけぇ、こういう生き方しかできんけぇのぉ」
(。-`ω-)ノ
はい!
広島と言えば原爆ドーム、お好み焼き、牡蠣とか、仁義なき戦いとか!
盛りだくさんなわけですが!
やはり広島弁が格好いい(≧▽≦)ノ
ドスが効いておりますが、そこにある達観した落ち着きと哀愁がたまりません!
(※個人的主観です)
さてはよ? そんな広島で何作ろうかな?
と思うてましたところ見つけましたは「ホルモン天ぷら」!!
こりゃやべぇですぜ! 広島でも一部の地域でしか食されていない
メジャーなのにメジャーじゃない真のB級グルメ!!
会計システムが自己申告制(広島人の良心は仁義に溢れてた!)
切った張ったで、自分で天ぷらをカットするシステム!
お店によるのかもしれませんが、まな板と包丁がドドンと各自にセット!
ちょっとこれほんと、検索してほしい笑
死ぬまでに一度は現地に行って食べたいものリストに追記ですよ!
(≧▽≦)!
んでさ、今回は行けないから作ろうと思ったんよ
以前書いた「すじこん」を日常的に作りたいから肉屋を探しててさ
色々と調べてみたら、うちの会社の徒歩圏内に良い店があってさ笑
もはや僕の御用達の肉屋だよねw
さっそく「牛もつシリーズ」求めて行ったよね
今回は牛さんの第1~4胃袋シリーズのうち、ギアラとセンマイしか無かったわけ
(第1からミノ(ガツ)、ハチノス、センマイ、ギアラ
地域のよって名称が異なります)
もちろん大腸と小腸も当然、買ったよね
んまぁ嬉しくも悲しくも、全て一口サイズにカット済w
揚げたてをカットしてハフハフしたかったけど、そりゃ贅沢ってもんだよね
「旭川に飛んでくれ!」
ギニャーーーーー! そんな殺生な!
ボ、ボクですね、この週末にホル天を作りたくですね……
(※前話参照)
「世知辛い世じゃけぇのぉ
にゃ~~~! じゃけぇ」(。-`ω-)
天ぷらってさ、準備と後片付けが思いのほか大変なんよ
時間と勇気と決断が必要なんよ?
いや美味しいから、その価値はあるんですよ?
でもさ、だってさ……
本当は「ホルモン天ぷら」を作って食べたかったんですけど( ;∀;)
そんな広島の「ホルモン天ぷら」を提供するお店のもう一つの定番
本日のオーダーはこちらです
『でんがく汁』
いやこれね? でんがくって「田楽」ってなるじゃないですか?
田楽と言って思い出すのは豆腐やこんにゃく、芋などに味噌をつけて焼いたもの
「おでん」の発祥、実は「お田楽」から
そうなんですよ!
だから関西関東、その他地域で色々と郷土色がつよい「おでん」がありますけど、本来は「田楽」から来てますから味噌をつけて頂くもの
だからなのでしょうか、この料理
下味段階では「でんがく汁」、味付けして煮込んだら「おでん」になるわけですね!
(*'▽')ノ
ただですね
真のB級グルメゆえにレシピが見つからないというwww
んなもんで「多分こうじゃないかな?」と色々調べて作りました笑
作り方:
0、牛モツの下処理ですが、本来はこれが一番大変です
肉屋によって違いがあります
僕が買ったお店はカット済でしたのでそのまま使いました
1、牛モツを鍋にぶち込んで水をたっぷりと入れます
臭みを飛ばすため蓋をせずに煮ます(水が減ったら足しましょう)
酒や長ネギの青いところ、生姜などを入れようかと誘惑されましたが、
出来るだけそのまま頂きたかったので酒だけ適当に入れましたww
沸騰→灰汁とり→寝かす、を3回ほど繰り返し、一晩寝かして完全に冷めたら厚く覆ってきましたね! 多すぎる脂を取り除きます(牛脂なのでこれは調味料として保存します笑)
2、茹であがった牛もつを小鍋に移し、汁はひたひたぐらいにして、再び過熱し塩だけで味付け(濃いめ)
これで「でんがく汁」はたぶん完成です!
(※「汁」なのに具を味見と称してツマミw
付け合わせは後述)
うわぁ、こりゃ美味いわ
シンプルゆえに「モツ好きの、モツ好きによる、モツ好きのための汁」だわ
(≧∀≦)!!
ではここから!
これに麺を入れると「でんがく〇〇〇」になるという!
今回はウドンでいきます(*´-`)ノ
作り方(続き):
3、茹で汁の残りを一度漉し、足りなければ水を足し
カツオ出汁(今回は細粒の素を使いました)、塩、好みで醤油、麺つゆ等で味を調整してウドン用の汁を作ります
4、キャベツ(モツと同じか半分くらいの量)を適当に切って、汁で煮ます
好みの固さに煮えたら一旦、引き上げます
続いて、春菊を適当に切って、ささっと汁で煮て取り出します
再度、汁を漉し、温めておきます
5、麺を茹で(細麺推奨)、丼に盛り
モツ、キャベツ、春菊を添えて汁をかけ
小口ネギ、刻んだ唐辛子をかけて出来上がり!
〆の一杯……
と、思いきや全然締まらない!
美味い! 美味すぎるぅ!
(≧∀≦)ノ
ここから再び始まる活力! 止まらないッ!!
スタミナ付きそうだわ〜
煮込む事で余分な脂を出し、丁寧に取り除いたから味わいはあっさり! でも濃い感じ笑笑
もうあっさりか濃厚かわかんない
あ、あれか? 「こっさり」かな??
酒飲みがハマりそうな一杯でした笑
「本日の一品が作れた!」
もうね、作って食べて癒しですよ癒し!!
さて! そんな戦場からの今後の予定!
岡山:
かつてないほど、尋常じゃないほど特産品が強い! まさに強敵!
食べたいけど食材が無い(ノД`)・゜・。
だがここからが真の戦い! 待て次号!!
鳥取:
秋の桜子さんから情報を「いただき」ました!
おっと、これ以上は言えねぇ( *´艸`)
島根:
未定です笑 つまり情報を募集中というね!
山口:
中国地方のラストを飾るにふさわしい一品!!
砂礫雫さまより情報を頂きました!
いや~、作るのも食べるのも楽しみっすわ~
「作る、食べる、感謝・感動する」
それが食のフロンティア・スピリッツ!




