中国 『酸辣湯』
こんなに寒いのに、もう梅が開花してるところがあるとか
(札幌は梅と桜がほぼ同時!)
春が待ち遠しいっすなぁ
冬だ……、冬である
冬になり寒くなると、ものすご~~~く食べたくなるものがある
『酸辣湯』
もともと中華が好きなパイポイ
中華料理は日常的に作る
(※ここを始めてからは和食が多くなりましたが笑)
だがこの酸辣湯、辛くするなら無限にいけるだろうけれども、辛さ0にもできるし(名前に反するけれどww)、個人的にはこの酸味が好きなのだが、苦手な人は酸味も調整できる(だから「酸」の意味はww)
そして重要なことを申し上げたい!
( ゜Д゜)「酸辣湯」は作るのが難しくない!
個人的に思うのは、酸辣湯に使う具のことである
タケノコやキクラゲが入っていると食感が美味しいし、絵的にもいい
が!
ここで得られるのは食感だけじゃないかな?
そしてこの二品
中華以外に使うことがあまりない!
つまり材料を余す……
(青椒肉絲を作るときもそうだよね笑)
なので、余すと思った方は思い切って省こう!
これで調理のハードルがものすご~く落ちると思う!
(≧▽≦)ノ
最低限必要だと思う具は卵とキノコ
あってほしいのは豆腐
食べ応えや旨味が欲しい方は豚バラや鶏むね肉
絵的になところで緑色、というところからの青ネギとかチンゲン菜
基本的な作り方さえ覚えてしまえば酸辣湯は難しくないし
なによりバリエーションが豊富なのだ!
(冷蔵庫の中に余っている食材でもOK!)
……ところでだ
ここいらで「作り方:」に入るところなのだけど、
その前に確認事項が一つ(^-^;
僕が思うに、
中華料理の基本的な考え方ではないかな?と思うのは
「食材の旨味を閉じ込める」という行程
例えばキノコなどは下ごしらえとして素揚げする
(油っこくなるけどww)
肉や魚介類は片栗粉をまぶす
これによって食材そのものの旨味を閉じ込められるのだが、その反面
ソース(味付け)に食材の旨味は出ない
なのでそれを補填するために醤はうまみ成分が濃い!
そして化学調味料(味〇素とかハ〇ミー的なw)をこれでもかってほど使う
(※うまみ成分が濃いほど口に残る、喉が渇くのでわかると思う)
和食はその逆が多い
食材そのものを味わうなら、あまり手をかけない
(刺身とか天ぷらとかね)
そして代表的なところでご理解いただけるかと思うのが鍋料理!
スープに溶けだした食材の旨味を味わう文化!
(僕は最終的には鍋のスープだけで満足ですw
具よりもスープを味わいたい派です笑)
と、いうわけで
今回ご紹介する、僕が作るタイプの酸辣湯はこちらですw
作り方(4人前ぐらい):
1、水は800~1000㏄ぐらいかな?
入れる具の量によりますが鍋の半分〜3分の2ぐらいを沸かし、鶏ガラスープの素を大匙0.5〜1ぐらい入れます
2、中火にし、野菜(葉野菜などを除く)やキノコを煮ます
あ、食材は全て細切りです
具材の量の目安は、各「卵一個」と同等ぐらい
3、野菜類に火が通ったら豚肉か鶏肉を入れます
酢、黒酢、醤油を大匙で3:1:1ぐらい
砂糖を大匙で0~1あたりで味を見ます
(だいたいの味はこの段階で決まります
黒酢が無ければ入れなくてもいいのですが、あると美味しい!
酸味や甘みは好みで調整してください笑)
だいたいの具が煮えてから、葉野菜やネギを入れます
4、片栗粉を大匙1程度でとろみを付けます(※水溶きです)
続けて溶き卵1個をゆっくりと回しながら入れます
5、最後に豆腐を入れます(崩れないようにするため)
ちなみに豆腐は絹ごしでも木綿でも、好みでOKです
6、食べる直前にお好みで、
ラー油、黒酢、ブラックペッパーをかけます
またパクチーを散らすのも美味しいです!
※麺を入れて「酸辣湯麵」にしても美味しい(≧▽≦)ノ
その場合は醤油、黒酢を足して少し濃いめに仕上げましょう!
※豆腐はスープとしていただくなら他の食材と同じく細切りですが、あんかけ風に、豆腐を大きいままにするのもよきです!
※野菜に白菜とか玉ねぎを使った場合は、野菜の優しい甘味がでます! その場合は砂糖を0か調整して入れてください!
(※今回の具
人参、玉ねぎ、キノパラ、豚バラ、玉子、絹豆腐、ニラ
あと唐辛子を2本w 酸辣湯は本来、辛みは胡椒が主だけれどもww!)
かつてないほどレシピが長くなりましたが笑
使う食材や調味料もそんなにハードルが高くないし、作るのも簡単です!
日本全国が寒波、寒波の大寒波……
(今年の北海道は例年より雪が多いですけど、まぁ雪国なんでね)
内地の方はさぞかしご苦労なさっているのではないかと
こんな日の夜は酸辣湯で、身も心もホッコリしていただければと
(^-^;
スパイシーに刺激的で尖った酸辣湯も作れますが
優しく滋養に満ちた酸辣湯も作れますので、是非ご家庭の一品に加えて頂ければ!
今の時期は野菜が高いんだよな~
そういう意味でも春が待ち遠しい笑
四国地方は徳島、高知、愛媛の情報をお待ちしております
(次回の香川は確定いたしました!)
「作る、食べる、感謝・感動する」
それが食のフロンティア・スピリッツ!