兵庫 『すじこん→ぼっかけ』
『砂礫雫』様より情報提供いただきました!
兵庫、そして近畿ラストを〆るッ!!
何気に、日本全国の中で今一番行ってみたいところは兵庫である
それには理由がある
前回ご紹介した秋の桜子様のエッセイ「朝の目覚めはマグカップ」をはじめ、感想や割烹などで発信されている日常の、いつもの中にある情景
そして今回、情報提供頂いた砂礫雫様のエッセイ「花折々~ガーデニング初心者の「がんばらない」庭作り記録~」から感じる人々の営み、優しさ
人々と自然の調和、歴史の重み
豊かなその描写に、僕の求めてやまない「生きるということ」を感じてしまうのだ
兵庫に限ったことではないのかもしれない
日本はおろか世界各国、庶民が生きていくところに「それ」はあるだろう
(事実、今まで紹介した土地に感じたし!)
でも、それでもなお
その兵庫で生きる人々の息づかい、自然や郷土料理に想い馳せてやまない
本日のオーダーは!
『ぼっかけ』
いやちょっと!
今の流れは? 郷愁みたいな哀愁みたいな流れは?
名前がすごいよ「ぼっかけ」( ゜Д゜)ノ
砂礫雫様いわく、
『長田(神戸市長田区)発の「ぼっかけ」というのもありました! これが一番家庭料理に近いかも。牛スジとコンニャクの煮物です。』
おぉうふ!
調べてみたら「ぼっかけ」というのは食べ方であって、その主体である「牛スジとコンニャクの煮物」は、
『すじこん』
であるとのこと!
んではなんだ、まず「すじこん」から作らないといけないわけだね!
(※むしろそれがメイン!)
作り方:
1、こんにゃく(1/4程度)を1~1.5cm角のサイコロ状に切って、
(※僕は薄くしました笑)
5分ほど沸騰したお湯で茹でてアクを抜き、ザルに開ける
2、牛すじ肉(150g)をアクを取りながら5分ほど茹でる
茹で終わったら流水で洗い、2cmくらいに切る
新しいお湯に替えて、再び牛すじを30分ほどコトコト茹でる
ザルに開ける
3、こんにゃくと牛すじを鍋に入れ、
醤油、酒、みりんを各50ml、砂糖を大匙1
生姜の薄切り3枚程度(※僕は刻みました)
中火で煮込む
汁がなくなるまで煮詰めたら完成!
(※味見用、濃口醤油を使ってしまったので色が濃く……
(*'▽')うは~ これだけで十分に酒のアテや!)
あぁ、これはなんとも!
お好み焼きや焼きそばなんかの具に入れるらしいですが、旨そうだなぁ
うん、玉子焼きの具に入れるのもアリだなこれ!
ではでは!
いよいよ「ぼっかけ」てみましょう! うどんに!
作り方:
1、汁は関西風にあっさりと仕上げます
2、ウドンはコシを失わないように茹でましょう
3、ぼっかけるッ!
4、ネギを散らし、一味を振ったら(※お好み)完成!!
(ぼっかけうどん)
旨いッ! 驚くほど旨い! 想像を超えて旨いッ!
(≧▽≦)!!
これ、酒の〆で食べたい!(←食べてます)
近畿を〆るにふさわしき一品!
ありがとう、ありがとう砂礫雫様!!
ありがとう兵庫よ! 近畿よ!!
今夜はぐっすりと眠れそうだよ! 夢で逢おう!!
(*'▽')ノ
※「すじこん」は単品で食べるなら味薄め、ぼっかけるなら濃いめですね
うどんの汁を味薄めだし濃い目にしてみたんですが、混ざると旨いッ!
最後の一滴まで飲み干す一杯でした(≧▽≦)ノ
近畿地方を制覇!!
こうして改めて見ると、上品なものが多かった印象です
出汁を取る機会が多かった笑
さてさて! お次は四国へと渡りますよ~!
香川はほぼ確定しております!
徳島、高知、愛媛の情報を絶賛募集中です!
「作る、食べる、感謝・感動する」
それが食のフロンティア・スピリッツ!!