和歌山 『胡麻豆腐』
前回「更新は2週空きね~」と申しておりましたが……
いやいや、これは正月に出せる一品!
(※年明け前の予約投稿です)
(*'▽')アケオメ~~
和歌山といえば冬を思い出す
ちょうど今の季節、冬休みに入る(北海道はだいたい12月25日頃から1月20日頃まで)
実家の廊下(冷蔵庫代わりw)に必ず段ボール買いしたミカンがあった
その段ボールに書かれた文字が「和歌山」だった
今でこそ僕も段ボール買いはしないし、実家でも段ボール買いはしていまい
当時はそこから「痛みそうなもの」を選別し、早めに食べるのが習わしだった
もちろん居間にもミカンは置いてある
残念ながら「こたつにみかん&ねこ」ではない
北海道の家庭にはあまりこたつが無いし、当時、実家で飼っていたのは犬(外犬)だった
ではみかんはどこに?
テレビの上である
これまた、今のテレビは薄型なので「なんでやねん!」と若い方は思うに違いない
だが昔のテレビは箱型だ! しかもうちのは足つきだった!!
そのテレビの上にミカンと、年末ジャンボ宝くじ(100枚)が置いてあったのである(年に1度の宝くじは、親父様の趣味)
う~む、
僕の冬の思い出は、和歌山あってこそと言っても過言ではないかもしれない
さて、そんな和歌山
郷土料理を調べてみたら、ちょっと食材のハードルが高い
南下すればするほど高くなる覚悟はあったが、モットーは「日本全国各地で再現可」である
調理法のハードルはこの際、関係ない笑
が、
「うぉっと! これはッ!」というものを見つけてしまった!
では新年一発目、本日の一品はこちらです
『胡麻豆腐』
胡麻豆腐は生まれに諸説あるものの、元は精進料理の一つ
そして和食、割烹料理の定番な一品である
(*´Д`)ノ「あら~、奥さん、お高いんでしょ~」とか
(; ・`д・´)「え? 素人が作れるんか??」と、
思うかもしれないが、やりようによっては、そこまでハードじゃない
作り方:
1、【ハードモード】
胡麻を炒って、1~2時間すってすってすって! 練りごまを作る
【イージーモード】(※僕はこちらです)
練りごまを買う
2、【割烹モード】(※僕はこちらです)
昆布だしを取り、冷ます
【一般モード】
水を用意する
3、【本格モード】
練りごまを出汁、若しくは水で溶き、濾す
【いやいや、何を言いてはりますの!モード】(※僕はこちらです)
この行程は無視!
(違いは滑らかさを取るかどうかです)
4、【本物志向モード】(※僕はこちらです)
葛を用意する
【なんちゃってモード】
片栗粉でも出来るらしい! ちょっと葛はお高いし!
5、混ぜる
上記の分量は、胡麻:葛:水(出汁)が1:1:5~10
水分で固さ、滑らかさが変わります
僕は出汁が7で作りました
なお、胡麻100gで豆腐一丁ぐらいになります
6、弱火で火にかけます
焦げやすいので常時まぜまぜ必須!
わかりやすいぐらい「あ、固まったな」ってなります
そうしたらバットや保存容器に入れ、粗熱を取り冷蔵庫へ
※わかりにくいですが、山葵と柚子胡椒で頂きました
山葵は胡麻本来の味わい、香りを楽しめます
柚子胡椒は胡麻の香りが薄れますが、豊かな甘みが後から追いかけてきます
あぁ……
これは弘法大師も納得の一品すわぁ
(*´Д`)ノ
ちなみに胡麻さんは、脂質は多いものの鉄分などミネラルが豊富!
滋養強壮な側面もありますね!
胡麻豆腐は、お茶請けとしてスイーツ仕立てにしてもいけます
きな粉や黒蜜なんかと頂くのも良い一品です
(≧▽≦)!
食テロは一年では終わらなかった!
大阪の情報をお待ちしておりまっす!
(兵庫と京都は確定いたしました!)
「作る、食べる、感謝・感動する」
それが食のフロンティア・スピリッツ!!
旧年中はお世話になりました!
ことよろ(≧▽≦)ノ