青森 『貝焼き味噌』
『猫じゃらし』様より情報提供いただきました!
本土上陸! 海を越えてやってきました本州は東北、青森!
中学校の修学旅行で来て以来だ!
青森に対する僕の知識が「りんご、津軽弁、十和田湖」しかない脆弱さだ!
県民の皆様、すまん( ;∀;)ノ
ではでは、気を取り直して早速、本日のオーダーはこちら!!
『貝焼き味噌』
もしくは『味噌貝焼き』というらしい
名前から当初は、なにかしらの貝を味噌で焼いたものかな?
と思うておりましたが、いやいや調べてみましたら、
主役は貝殻(たぶん)!
貝の身を使わず「ホタテ貝の貝殻」を鍋に見立てて作るという
まさかの貝殻から出汁を取るとは! 鍋にして!
なんと漁師チックな料理か!!
(ちょっと贅沢する場合はホタテの身や他の魚介を入れるらしい)
文豪、太宰治先生も好きだったようです(※青森出身です)
著作である『津軽』にも「貝焼き味噌」の描写があるとか(読んでない)
講釈はさておき、さっそく戦闘開始だ! スーパーに直行だ!!
「ほほ~ん、北海道もホタテは取れるしな、こいつは楽勝じゃな」
( ゜Д゜)ノ
とか思うておりましたが……
貝付きのホタテが売ってない!(旬じゃないから?)
まさか初手で躓くとはorz
てゆうか、大きい貝殻は漁港に行かないと手に入らないじゃん!
しょうがないのでホタテのむき身(生食用、未処理)で代用だ!
貝殻は無いけど、そりゃ他の地域だとなおさらだろう! きっと!
うん、そのまま刺身で食べたくなったぞ!
……さて材料(※ホタテだけです)はそろった
戦略タイムだ! ホタテをどう攻めようか?
贅沢Aコース :内臓を取り除き、貝柱を一口大に切る
具入りBコース:内臓ごと適当に刻む
基本のCコース:身を使わず汁だけ使う(風味のみ)
貝殻ないし、こいつはBコースで進軍だ(>_<)ゞ
作り方:
1、ホタテ2個相当を刻む(汁は捨てない)
長ネギ1本の青い方を半分くらいを刻む
卵2個を溶いておく
味噌適量、みりん、酒を少々
2、小ぶりのフライパン(か鍋)にホタテと、水を浅く入れ煮る
煮え始めたらネギを入れる
味噌などの調味料を入れる(卵を入れるので少し味は濃い目)
3、卵を半分入れてかき混ぜ、固まってきたら残りの卵を流しいれて火を止める
(卵とじの要領)
長ネギで飾る
※ 魚の切り身、豆腐やきのこなどを入れてもおいしいらしいです!
あぁ……
美味いです、素朴な美味さです……
太宰先生ありがとう! 猫じゃらしさんありがとう!!
青森県の方々ありがとう( ;∀;)ノ
これは確かに豆腐とか海苔などを入れてもいいですね
ホタテのほか、刺身の残りなどでサッとやると良い酒のアテになりそうです
〆にご飯にぶっかけてもいけそうだなぁ
(*'▽')!
※後日談
次の日、余ったもので蕎麦のかけ汁に可変してみたところ
美味すぎて泣きました( ;∀;)!
岩手の郷土料理情報を頂きました!
有難いありがたい( ;∀;)!
秋田県急募! 宮城、山形、福島県の郷土料理(家庭料理)を広く募集しております
うん、つまり次話があるかないかは情報次第というね
(*‘∀‘)ノ
「作る、食べる、感謝・感動する」
それが食のフロンティア・スピリッツ!