富山 『昆布締め』
ちょっとした料亭気分!
仕事上の大きな山場を終えまして、今夜は祝杯です笑
富山と言えば、「富山の薬売り」
各家庭への据え置き型、常備薬からの「使った分だけ」補充し料金を頂くシステム。
あの時代から('Д')??
そしてそれゆえに定期的に訪れ親睦を深める、顧客に寄り添った営業スタイル。
そしてこれがまた、そのシステムやスタイルもさることながら
そういうコミュニケーションから生まれたであろう名言には学ぶものが多い……
か~ら~の!!
富山ブラック!!!!!
あの衝撃は(好みはあれど)忘れえまい!!
う~ま~い(≧▽≦)た~べ~た~い~
(※ラーメン大好き)
そんな富山からぶっこまれた、本日のオーダーはこちらッ!
『昆布締め』
(; ・`д・´)うえぇぇぇぇぇええええっ??
昆布? 昆布なの? 〆るの??
いやはや、調べてみたら、来ましたよこれ!!
「江戸時代から明治時代にかけて日本海での海運で活躍した北前船により北海道から送られてきた昆布を利用した郷土料理」
おぉぅ……
とはいえ何故に富山かね??
「明治の頃、開拓のため北海道へ移住した中には富山県民も多く、中でも良質な昆布で知られる羅臼町では、町民のほとんどが富山県出身者だった。」
まじか~、富山の皆さんが道民の子孫、ルーツという~
「各県と比較して富山県で昆布の消費量が多いのは、その方々が故郷の富山に羅臼昆布を送ったことに端を発してるという説がある。」
それで〆ちゃったの? 〆たの( ;∀;)!
富山湾は「天然のいけす」と称されるほどに、四季折々魚介の宝庫!
なるほど、新鮮な魚を保存する術として「昆布締め」が発展してきたのだった!
まさに北海道(昆布)と富山(海鮮)のケミストリー!!
作り方:
1、お好きな昆布を用意する(出来るだけ平たい、波打ってないもの)
表面を酢、または酒でかる~く、拭く
※表面の白いのはうまみ成分だったり塩です
取りすぎないようにしましょう
2、タッパにラップを敷く
※最終的には包むので、大きめに!
3、昆布を置く→お好きな魚介を置く→昆布を置く
の繰り返し
※具は重ならないようにしましょう
4、ラップで包み、重しがあれば乗せ、冷蔵庫で寝かせる
※最短で6時間、最長で5日ぐらい
漬ける魚介、好みの漬け具合で変わります
※出来上がりに糸を引いても心配しませぬように!
それは昆布特有のものです笑
5、('Д')ここだ! と思ったら食べます
※漬けすぎると魚介の水分が無くなって食感が低下します
※今回は左から、サーモン、ハマチ、ホタテ
ちなみに右上の子は、徳島の知り合いから頂いたスダチ
……、
うわぁ(*´Д`)うめぇ……
初めて作ったけど、なんだよ
こんなに美味いのか君は! 昆布締めは!
いい具合に水分が抜けて、程よい弾力と昆布の旨味が感じられます
なんか、いつもの刺身がちょっとした高級料理です笑
いや、もう刺身というジャンルではないかも!!
食感は燻製に近いです!
そして食べて思いました
醤油+山葵より、塩+スダチが美味いと!
(*'▽')ノ
塩+柚子とかの柑橘系……
ほかにも合う食べ方がありそうですよ!!
いやぁそれにしても! うちに昆布が大量にあるんだよねぇ
これはよい、消費の仕方を学びました笑笑
※魚介類の他、富山では肉や野菜、付け合わせも「昆布締め」するとか!
昆布締めの可能性を探求する富山には、ほんと頭が下がります(*´Д`)
各ご家庭でもいろいろと試してほしいですね!
※使った昆布を捨てる? ノンノン!
昆布チップにするとか、出汁を取るとか、佃煮や天ぷらにするとか!
調べるとあぁ! 色々と見つかりますね!
余すことなく2転3転と使えるのが昆布!
是非に「海のミネラル」を十分にご賞味ください!!
(※冷凍保存もできます)
ちなみに僕の昆布の使い道は大抵、出汁を取る→中華系佃煮(≧▽≦)ノ
いいおつまみ、お弁当のおかずになるんですよねぇ笑
さ~て、英気も養ったし
来週からも(仕事)頑張らんとなぁ
これはもう、料理も仕事も年末まで疾走確定です笑笑
感想という声援や激励に涙しております!
有難いです
本当にありがとう(≧▽≦)!
いよいよ中部も石川と福井!
近畿地方は
三重、奈良、和歌山、大阪、京都、兵庫の情報を募集中です!
(石川、福井、滋賀は確定しております!)
「作る、食べる、感謝・感動する」
それが食のフロンティア・スピリッツ!!