あめゆき
『雨雪』
風花舞う
疾風散る
粉雪吹雪き
やがて白き世界となる
霙濡れこびりつき
霰混じり当たる
寒さ凍みる時訪れて
すべてが冬の帳の中へ
白と色なき色が王となるときが来る
雪氷の冷たき美しき世界
生けるもの蹲り眠り
春の目覚めを待ちわびる
雪うさぎ跳ねるのみ
-余談です-
はあては方言です。
語源の疾風の訛ったものだという説があるそうです。
今回は、はあての当て字として疾風を使用いたしました。
本日あまりに寒かったので思いついた詩です。
今降る雨は、みぞれか雪に変わるのではと思いますね。