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あめゆき

作者: みなはら

雨雪あめゆき




風花かざはな舞う

疾風はあて散る


粉雪吹雪き

やがて白き世界となる


みぞれ濡れこびりつき

あられ混じり当たる




寒さみる時訪れて

すべてが冬のとばりの中へ


白と色なき色が王となるときが来る




雪氷せっぴょうの冷たき美しき世界


生けるものうずくまり眠り

春の目覚めを待ちわびる




雪うさぎねるのみ





-余談です-

はあては方言です。

語源の疾風はやてなまったものだという説があるそうです。

今回は、はあての当て字として疾風を使用いたしました。


本日あまりに寒かったので思いついた詩です。

今降る雨は、みぞれか雪に変わるのではと思いますね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 自分の中で雪が舞いました。 霙も霰も寒さを感じさせ、特に「霙濡れこびりつき」の表現が好きです。ベシャッとした霙の水分を含んだ様子が伝わってきて、まるで肌に触れたかのように感じました。 吐…
[良い点] 寒い日にぴったりの詩ですね。 白い世界に雪うさぎが跳ねているところを想像し、ほっこりしました。
[良い点] 雪と… みなはらさんの 静けさ… 異世界詩の時のような 静謐さを 感じます… 静かに みなはらさんの力が… 高まっているのを… 感じます…
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