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どうして

作者: NiNi

いつもの待ち合わせ場所に1人


立ち尽くす人の隙間に流され


いつしか夕日も沈んでいた


この時間(とき)の静けさにただ戸惑うだけ


約束はもう叶わない


もう届かない


寂しさは キミの元へ


この風よ雪よどうか届けて…


迷子のココロに


無限の暗闇が


いつしか付け込んで 彷徨って


痛みを拭えない


見たことのない景色


あの日生まれた愛には


もう確かめようのない傷だけを残して


目眩のような 息苦しさも


抱えきれない涙も 受け止める人はいなくて…。


諦めだけが先走った


とめどなく流れてゆく時間だけ


足取りはもう重くて


ねえ このまま


もう一度キミの指で


凍えた心を 体を 温めてよ


何もかも吸い込まれそうな


暗闇の夜空にも


星という微かな輝きがそこらに 漂ってて


今の私にはもう


それすらも眩しすぎて


僅かな希望 ささやかな想い


引き裂かれてく未来


もがいても 嘆いても


キミは私の心に 傷跡を残すだけ


消えることの無い 冷たい光を


握りしめたスマホが 照らし続ける


壊れていく 崩れていく


二度と交わることのないキミへの想い


願うなら 叶うなら


ただ一言 バイバイを言わせて。



NiNi


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― 新着の感想 ―
[良い点] どこかの歌の歌詞のようで、せつなくて思わず泣いてしまいそうでした。
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