哀唄
いつからか、私は君に溺れた。
けど、君は溺れた私を助けるどころか
どんどん溺れさせた。
そして君は、苦しみと絶望を
私に与えた。
ー君も恋に溺れていた。
けど、私と違うのは
お互いに
溺れていたことだった。
私は、私しか溺れていないのに
君は、あの人と溺れている。
私の心が音を立てて
崩れ、壊れた。
苦しみ
絶望
君は、そんな私に気づいていないけど
いっそ気づかないままでいいから
ただ、今夜も君を
想わせてください。
君に溺れさせてください。
そして、一言言わせてください。
『私は君の友達です』 と。
これは実話を基に作成したものです。
意味不明なぐだぐだな短編を
ここまで読んでくれて
ほんとうにありがとうございました。