↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/1

雑魚も強くなりたいよ

「ぐああああああ!!」


「いたぞ!!殺せ!!」


「クソッ」


 痛い。全身が悲鳴をあげてもなお止まる訳にはいかない。だが突然の出来事に足を止めてしまう。目の前が白く光る。視界を邪魔したのは複数枚展開された魔法陣だ。


「あっ」


 それに回避を試みると思考する前ににゾンビの上半身は吹き飛び意識は途絶えていた。


 △▼△▼△▼△


「あっ」


一瞬、視界が暗転し再び意識が覚醒する。目の前に広がるのは薄暗く寂れた空間と意志を持った骸骨、スケルトンがいた。


「お、ゾンビお前も戻ってきたか。」


そうスケルトンはケタケタと笑いながら話しかけてきた。


「また死んだよ。勇者最近多すぎだろ。なに?勇者って誰でもなれるもんなの?そんな気軽になれるもんなの!?」


そう愚痴を吐き出すゾンビ。だが最近勇者が多いのは事実だ。それに加えボスからの連絡できた"レアドロ祭"も相まってここら周辺に勇者達が密集している。本当に理不尽だ。


「まぁ、落ち着けよあと少しの辛抱だろ?このレアドロ祭ってイベントもあと一時間もしないうちに終わる。本当に魔王様は何を考えているんだか。」


スケルトンの言う通り魔王は何を考えているか分からない。普通魔王は人間とは敵対するはずだ。この世界の魔王も例外ではない。だが不思議なことにお互いを敵視してるにも関わらず人間に有利なイベントを度々開催している。もし魔王様に対面する機会が訪れたら物申したいものだ。


「このままやられっぱなしってのも嫌だよな。ここ、でもこの世界で一番弱いエリアだし。当然そこにいる俺らは弱い。俺らって一応レベルの概念はあるんだから人間たち見たく上げられねえのかな?」


そう疑問は投げかけるゾンビ。その質問を受けたスケルトンは脳みその詰まっていない頭で思考を繰り広げる。


「ここのフィールドボス"キング"に話を聞きに行くってのはどうだ?キングなら俺らよりレベル高いし何か知ってるかもしれない。」


「ああ、確かにキングなら何回も人間を倒してる経験があるだろうし何かしらの方法を知ってるかもしれない。じゃあ早速聞きに行くか!」


スケルトンの提案を聞き希望を見出すゾンビ。2人はその希望を胸に薄暗い洞窟から足を踏み出し、リハマジ森林えと向かうのだった。



※パーティ:ゾンビ Lv5

:スケルトン Lv5

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。