学園マンガとかでよくケンカする男女など
【小学6年生 1学期】
気の知れた幼馴染とお風呂。
「しーちゃん大きくなったねー。ほんとに5年生?」
「この前10歳になったばかりよ!お姉ちゃん。」
下級生。10歳になったばかりのしーちゃんは、胸が大きくなり、背の順は後ろのほう。
しーちゃんが小さいころから姉のように慕っている6年生の智美は、クラスでも背が小さいほうで、僅かに膨らんだちっぱい。
「どっちが妹分か分からないなw」
幼馴染の健太がからかう。
「うるさいわね!あんたも童顔だしマンガみたいなちんこでしょ!」
「なにをー?」
「まぁまぁ。でもしーちゃん、上級生の男子とお風呂は恥ずかしくない?」
心配する卓人。男子のなかでは紳士なほう。
「大丈夫。小さいころから一緒だし、たっくんとケンちゃんなら平気だよ。」
「たっくんモジャモジャだけどな。」
「言うなって。つるつるのケンちゃん。」
「なにをー?」
「成長は追い越しても、トモちゃんはわたしのお姉ちゃんだよ。」
「妹ー!」
「お姉ちゃーん!」
ハグッ
「あと、私の成長期はこれからだからっ」
「やっほー」
「卓人たちも来てたの?」
6年生の芹那と舞。
「やぁ。」
「よぅ。」
「ちんちんで挨拶すな!」
「伊織ちゃんは?」
「あの日。」
「4月に転校してきたタッちゃん…達也くんは、副担のほのか先生が少し気になるみたいね。」
「タッちゃんはダメだよ?」
「しーちゃん。しーっ」
「大人の異性に憧れるのは、誰かが一度は通る道よね。」
「そんな頃があたしにもありました。」
「いくつだよ。」
「今はないの?」
「しーちゃんは何かフラグはあったりする?」
「学校のみんな幼馴染みたいなもんだしね〜。クラスの男子の半分くらいはミサキ先生目当てだし。」
「ミサキ先生いい人だもんねー。」
「ほのか先生も隠れファン多いよ?」
「達也くん、ライバルは多いぞ。」
「麻里子先生は?」
「3年の吉田先生と付き合ってるよ。」
「マジか?!」
「フラグ気づかんかったー」
「上手いこと隠してたみたいよ。」
「それにしても、智美としーちゃんは仲良いよねー。」
「ケンちゃんには負けますって。」
「だってケンちゃん。」
「ばっ!コイツとは別に仲良くねーよ!」
「こちらこそっ!あんたなんか別に好きじゃないんだからねっ」
【小学6年生 夏休み】
健太・智美
舞・卓人の4人はプールの帰り。
健太の家のお風呂でスクール水着を脱ぐ。
「間髪入れないな。」
「サクサクいくよ。」
「じゃあ俺から脱ぐぜ。」
切り込み隊長の健太。
マンガのようなちんこが水着でしなしなに。
「コピペ男子だね。」
「健太・元気・てる坊はコピペ男子だからね。」
「コピペ言うな。俺らはこれから成長期なんだよ。」
「卓人は一足早い成長期だね。」
「うん…」
一足早く成長期を迎えた卓人。
一足早く陰毛が生え、声変りも始まった。
(しかも結構でかい…)
「声が…出にくい…」
「普段から口数が少ないけど、さらに少なくなったな。」
「別に無理して喋らなくてもいいんだよ。」
「じゃあ、成長期がこれからの智美さん。」
「うるさいっ」
身長は低めだけど、姉御肌で面倒見のいい智美。
僅かに膨らみの兆しが見えるちっぱいに、アソコはつるつるのワレメちゃん。
「なに大きくなってるの?w」
「ッ!プール帰りで疲れただけだし。ちっぱいのわりにスラっとしていて、成長してるんだなーとか思ってねーから!」
「だって。」
「ばかっ」
「あまり見ないでっ」
クラスリーダーの舞。
水着からでも膨らみのわかるおっぱい。
水着から開放されるとぷるんと揺れる。
ワレメの周りにややしっかりめに生えた陰毛に水が滴る。
「いちおう言っとくけど、陰毛の濃さでクラスリーダーを決めたわけじゃないからね?」
「念のためね…。」
「4年生くらいまでは同じだったんだけどなー」
「4年生くらいまでは同じだったんだけどねー」
「ところで、6年クラスで、舞と芹那と伊織ちゃんは、誰がいちばんおっぱいが大きい設定?」
「こらっ」
「三者三様でそれぞれ綺麗なおっぱいって設定だよ。」
「ふわっとしてるなぁ…」
「健太、おしっこしていい?」
「いいよ。俺らも後でしようと思ってたし。」
「ごめんね。」
智美と舞が並んでおしっこ。
二本の放物線を描く。
「女の子のおしっこってこんなふうにでるんだ」
「ほぉ~」
「何回か見てるでしょ…」
「何回か見てても不思議なんだよ…。」
勃起が収まった健太と卓人が立って放水。
「やっぱ男の子のほうがコントロール上手いね。」
同意のうえで洗いっこ。
「お尻だけだからね。」
「ぷりんぷりん」
「ぷりんぷりん」
「ちょっと詰めて」
「流石に6年生4人だとちょっと狭いね。」
(おっぱい当たってる…)
「変なとこ当てないでよ!」
「しょうがないだろ…て握るな!」
智美が縁に座る。
立ち上がると、健太の目の前にワレメが飛び込む。
少し顔を赤らめながらも、まじまじと見る健太。
「すけべ」
「卓人と舞って結構いい感じだよなー。」
ん゛ん゛っ!
智美が咳払い。
「いい感じかなー?」
「僕らはなんというかこう…」
「男女の仲というよりは」
『背中は任せたぜ』
『足は引っ張らないでよね』
「という感じでいきたいかなぁ、と。」
「カッコいいね!」
「なんか分かる!」
「私たち、そろそろ上がるね。あがろっか卓人。」
「うん。」
「背中拭くのは任せたよ!卓人」
「おぅ!任されたぜ舞」
智美が湯船に入る。
「んしょ。あと他に付け加えたい設定とかある?」
「5年生担任のミサキ先生が喫煙者。」
「大人だもんね。最近高いから電子タバコに変えたって。」
「あと、都市部から少し遠い田舎だから、祝日明けのジャンプやサンデーや漫画の発売日が遅い!」
「それはある。鳥取の辺りでも単行本の発売日が2日後とか言ってたし。」
「アニメショップないしな。ドラッグストアは妙に増えるけど。」
「ネット環境はあるから、アニメはアナプラやネットプリックスで見られるけど。」
「見放題だからついつい1週間見逃しちゃうんだよなー。高校出たら、深夜アニメリアタイしたい!」
「26:00とか27:30まで起きられる?」
「多分無理。でも最近、23時台や24時台のも増えてきたよね。」
「近年の視聴者の年齢層が…おっと誰か来たようだ」
健太と智美は無意識のうちに手を繋いでいた。
「……」
「……」
「じゃあ、引き続き世界観ガバガバの話ということで。」
「思いつきとフィーリングのシリーズだからね。…引き続くの?」
手は繋いだままの二人。
「さっきちんこ握られたから、そっちも触ってみていい?」
「…いいよ。ただし指は入れないでね?」
「わかってる。」
「デリケートな部分だから優しくね。」
「わかってる。」
やさーしく優しく、ワレメを中指で2秒ほどなぞる。
ぷにぷに
顔を赤らめる智美。
指と指を絡める。
目と目が合う。
「今は…違うかな…?」
「うん…。」
「スイカ切ったよー」
健太のママが声をかける。
「あがろっか。」
「うん。」
縁側でスイカを食べる。
「秋の修学旅行は日光だって。」
「ほのか先生は初日光だってウキウキしてたよ。」
「歴女って言ってたものね」
夏の終わり。
夏は二学期に入ってもしばらく続くけど、夏休みの終わり頃は少し切なくなる。
「そろそろ宿題も片付けなきゃね。」
「ね?健太。」
「切ねぇー」
遠くでひぐらしが鳴いた。
【小学6年生 2学期】
夕焼け小焼けで日が暮れる頃。
新米教師のほのかは、ショートボブの4年生のカナッペと手をつないで歩く。
「先生の手は少しひんやりして気持ちいいね。」
「そうかなー。でもありがと佳奈ちゃん。」
「先生こんばんは。」
挨拶をするは高校生のみさをちゃん。
ほのかの住んでるアパートの大家さんの孫にあたる女の子。
「こんばんは。みさをちゃんも今帰り?」
「はい。」
大家さん一家には良くしてもらっている。
学校帰りのみさをちゃんは、黒のブレザー制服。
長すぎず短すぎないスカートをなびかせて歩く。
黒いハイソックス。
黒髪ポニーテールで、目が少し細めのすっきりした顔。
「いいねぇカナッペちゃん。先生に手をつないでもらって。」
「えへへー」
「ケンちゃんとてる坊も手をつないだげる。」
みさをが手を差し出す。
「ちょ…いいって。俺らもう5年生と6年生なんだぜ?」
ためらうケンちゃんこと健太は6年生。
普段はお調子者のてる坊は、はにかんでもじもじしている。
「いいじゃん。つないでもらいなよ。ケンちゃん」
「久しぶりにみさを姉ちゃんとさ。」
智美としーちゃんが冷やかす。
「じゃあ…」
手を繋ぐ。
「小さいとき、私が手を繋いでないと、ケンちゃんもてる坊もすぐにどっか行っちゃってたよね。」
「そうそう。」
智美としーちゃんが頷く。
「いつの話だよ?」
「子犬じゃないんだから。」
「ふふっ」
(みさを姉ちゃんの手はこんなにちいさかったかな)
「ケンちゃんもてる坊も大きくなったよね。もうすぐお姉ちゃんの背を越すんじゃない?」
「まだみさを姉ちゃんのほうが大きいよ。」
小さい頃によく面倒を見てもらったみさを姉ちゃん。
2人にとって初恋の幼馴染。
異性としては見られておらず、あくまで近所の小さい子供として見られているのは分かる。
今のうちに子供扱いを享受しておこうと思った、ケンちゃんとてる坊。
ほのかは、幼い頃の故郷を思い浮かべた。
「先生の初恋は?」カナッペが尋ねる。
「ひみつ。」
そうこうしているうちに、【月の湯】にたどり着く。
~脱衣所~
みさをはブレザーを脱ぐ。
清楚な白のパンツとブラ。
女教師のほのかは、派手過ぎず地味過ぎない落ち着いた紺色の下着。
「大人ー」
「見ないでー」
「小学生のパンツの描写はないんだね。」
「たぶん興味の問題。」
「綺麗…」
女子高生のみさを。
すらっとした体にふっくらしたおっぱいとお尻。
程よく生えた陰毛。
~浴室~
「みさを姉ちゃんのハダカ…」
「ねー。小さいころよく一緒に入ってたもんねー。」
「高学年男子にハダカ見せても大丈夫?」
ほのかは一応聞いてみた。
「小さい頃から面倒見てるから大丈夫です。」
「みさを姉ちゃんには逆らえないから大丈夫だよ先生。」
カナッペが加える。
「言うなよカナッペ…」
「ふふっ」
「そういえばもうすぐ修学旅行ですね。」
「先生は西日本出身だから日光は初めてなんだって。」
「草津温泉や富岡製糸場とかは行くのかな。」
「小学生には渋いでしょ。」
ほのかは一応聞いてみた。
「お風呂は男女別だよね?」
みさをが答える。
「お風呂も寝室も男女別ですよ。」
「【月の湯】だけ特殊なの。」
「学校ではハダカは見せ合ってないよ。」
「設定はなんとなくふわっとしてるけど、いちおう節度はあるのね。」
ほっとするほのか先生。
その後、日光東照宮や中禅寺湖を楽しんだ子供たち。
枕投げは男女混合で盛り上がった。
【小学6年生 3学期】
智美「中学に入ってセーラー服を着たとき、私のハダカを想像したらダメだからね?」
健太「誰がお前の成長真っ只中のハダカなんか想像するかよっ」
ほのか先生「あなた達、やめなさいっ!」
麻里子先生「あらあら。うふふ」
【高校1年生 2学期】
健太と智美は相応に成長中。
「ブレザー制服の向こうのハダカ、気になるんじゃない?」
「気になる。」
「正直に言うな!」
「まぁ、芹那と舞やしーちゃんほどではないと思うけどな。」
「あの子たちと比べるのはね。見たの?」
「見たい(見てない)」
「正直だな。」
「まあいいや。ケンちゃん手をつないだげる。」
「ケンちゃんって年でもないだろ。」
「手をつないでないとすぐどっか行っちゃうんだから。」
「いつの話だよ?子犬じゃないんだから」
といいながら手をつないで歩く帰り道。
夕焼け小焼けが二人の顔を照らす。