近所のお姉さん
小学生の太郎くんと花子ちゃんは帰り道に雑談。
「太郎ちゃんは、なろう原作のアニメって見てる?」
「見てない。異世界おじさんと転生おじさんはマンガだったよね。花子ちゃんは?」
「わたしも。他にハマってるアニメやゲームも多いし、情報が拾いきれないかなって。今は薬屋くらいかな。」
「おれもー」
などと話していると、近所のお姉さんが声を掛ける。
『太郎くんと花子ちゃん、今帰り?』
近所のお姉さんの鬼束小夜子さん。
22歳くらいの綺麗なお姉さん。
身の丈は五尺ほどの色白。
額に二本角が生えてる以外は普通の女性だ。
道すがら一緒に話す。
「成人済みアイドルの水着がまた炎上したんだって〜。」
『自分がしたいと思ったお仕事なら、外の人が口を挟むことでもないんじゃないかって、お姉さんは思うなぁ。』
しっとりした声に聞き惚れている時、突然雨が降り出す。
ドザーーーーー
雨足が強くなってきた。
『私の家に寄っていって?』
お言葉に甘えて、小夜子さんの家で雨宿り。
平屋建ての広い日本家屋。
「昔話の長者どんの家みたい。」
『お風呂入ってく?』
服を乾かす間、3人でお風呂。
「ずぶ濡れだー」
「パンツまでびしょびしょ。」
太郎と花子がすっぽんぽん。
おっぱいは同じくらいのつるぺた。
普段は見られないクラスメイトのワレメを見て、太郎の太郎がピンコ勃ち。
「太郎ちゃんのえっち!」
「違、体冷えただけだよ!」
『あらあら〜』
小夜子さんも脱ぐ。
清楚な服と長めのスカートの下は黒い下着。
綺麗な形のおっぱい。程よく生えたストレートな毛質の陰毛は、あまり濡れてない。
見惚れる二人。
「はぁぁ〜〜」
『Eカップだよ。』
旅館みたいなお風呂は湯船が少し広め。
少し体が冷えたので、もじもじする太郎と花子。
『ここでしていいよ。』
じゃあ、ということで並んでおしっこ。
先に太郎が終わったので、花子のワレメから出るおしっこを眺める。
(こんなふうに出るんだ)
(まじまじ見ないでっ)
ちょろろっ
ふぅっ…
『体洗うね。』
小夜子さんが体を洗う。
泡石鹸で、優しく洗う。
優しく滑らかな手つきで、体が綺麗になり、ちんちんとワレメも綺麗になる。
「ふふっ。くすぐったい」
『お姉さんも洗ってほしいなぁ。』
お姉さんにお願いされ、おっぱいやお尻を洗うふたり。
ぽよんっと、心地よい柔らかさが、紅葉のような手のひらを伝う。
3人で湯船に。
ふうっ
「小夜子さんの種族は?」
『それがよくわかってないのよね。』
「見切り発車だね。」
『戦闘力が桁外れで、1000の言語を操れて、いろいろな異世界を自由に行き来できるチート能力は備わってるわ。』
「ラスボス級だね。」
『戦いよりも、チート能力を隠しながら日常生活を送るのが好きなラスボス級の怪異よ。』
「戦闘力が高いから、隠すのを苦にしないタイプだ。」
などと楽しく話しているとき、お風呂の中で黒い陰毛が楽しげにゆらゆら揺れているのが気になった。
『触ってみる?』
「いいの?」
お風呂の中の陰毛触らせてもらう。
なんとも心地よい感触。
「ふわふわ〜」
「ふわふわ〜」
お風呂から上がり、バスタオルでふたりの体を拭く。
『服を乾かしている間、これを着てて頂戴。』
服が用意される。
「ありがとうございま…」
「前掛け?」
「腹掛け?」
「金太郎みたいな」
「金の文字はないよね。」
金太郎が着ているような前掛け?腹掛け?が用意される。
昔の時代劇や浮世絵で、童が着用するやつ。
「とりあえず着てみようか。」
「うん。」
とりあえず着けてみる。
「やっぱり。丈が短いから太郎ちゃんのちんちん丸見えー」
「花子ちゃんのワレメも丸見えー」
「きゃっ」
「お尻も丸出しだ。」
「貧ぼっちゃま?」
丈が短いのでちんちんとワレメが丸見えのスタイル。
「太郎ちゃんは坊主頭だから、よく似合ってるよ。」
「どーゆー意味だよー。そういう花子ちゃんはおかっぱだから、ちんちんがついてたら完璧な金太郎だね。」
「ばかっ」
なんだかんだではしゃぐ二人。
『よく似合ってるわ。』
「でも、前掛けでお腹は隠れるけど、お尻や股間は冷えそうだね。」
『そこは大丈夫。さっきお姉さんのおっぱいやお毛毛に触れたでしょ?』
「ほんとだ。なんだかわからんけど温かい。」
「ぽかぽか〜」
お姉さんのおっぱいや陰毛に触れたことによって、体が少しぽかぽかになったらしい。
『写真撮っていい?』
「いいよ。」
金太郎の腹掛けの写真を撮る。
「なんか変な感じー。」
「お姉さんも着てみて?」
『お姉さん似合うかなぁ』
お姉さんも腹掛けを着けてみる。
おっぱいは辛うじて隠れたが、お腹や陰毛は丸出しの、なんともいえない格好。
『人間だったら悶絶してたわ…』
『3人で裸撮らない?』
小夜子さんからの提案。
3人が再びすっぽんぽんになり、小夜子さんを真ん中に、セルフポートレートで撮影。
「よく撮れてるね。」
「綺麗。」
再び腹掛けを着ける。
お姉さんはパンツを履かずに巫女の衣装に着替える。
袴に狐の尻尾が付いていて、頭に狐耳のカチューシャ。
「狐の巫女さんだ。」
「かわいい。でもなんで巫女さん?」
『なんとなくの気分よ。』
気分屋の怪異さん。
服が乾くまでのあいだ、パーティゲームで大乱闘などをした。
「Switchonではなく敢えての六四式?」
『敢えての無骨な握り手が体に馴染むのさ。』
ゲームをしながら聞いてみる。
「お姉さんは人間食べたりする?」
「子供食べたりする?」
『………………』
ごくり…
『子供は好きだけど、食べたりはしないよ。』
(ほっ)
『でもお姉さん、ショタロリの…子供たちのあることが怖いかな?』
「あることって?」
『ほっぺにちゅー。』
「ちゅーが怖いの?」
『とっても怖いの。…あ、また負けたー』
「お姉さんビリだー」
「罰ゲームでほっぺにちゅーするね。」
罰ゲームで、左右からほっぺにちゅー。
『デュフフf』
それから3人は仲良くなり、時々遊びに行っている。
家を開けることが多いので、時々しか会えないが、一年に一度3人で裸を見せ合って、成長を記録。
小夜子さんは、人の子の成長の早さに目を見張る。
成長記録は高校3年生まで続いた。
「おっぱいは追いつきそうにないかな。」
『綺麗な形よ、花子ちゃん。太郎くんも一皮剥けたね。』
「…ッス」
『成長を比べてみてどう?』
「女子のほうが成長期が早いかなって。花子は6年生でおっぱいがわりとふっくらしてたし、陰毛がワレメを覆ってたし。」
「具体的に言わない!太郎は中1で生えて、声変わりも始まったよね。」
『私の身長(五尺)に並んで追い越したのもその頃だったわね。』
それから、それぞれの道に進み、離れ離れに。
3人並んだ写真を見比べながら、成長を噛み締める。
ふたりにとって初恋の、近所のお姉さん。
少年の日の淡い思い出として、そっと胸にしまった。