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幕間 ジェシカのつぶやき

あの時のジェシカの心情です。


性的表現(?)が出てきます。苦手な方はご注意ください。

 あ…れ…?


 ジェシカは何度もこみ上げるお馴染みの波に、次第に違和感を感じ出した。目が重たくてうまく開けられない。


 さっきはびっくりするぐらい丁寧で、優しくて、すっごい、気持ちよかったけど。

 ないない。グレンがあんなに優しいとかない。あ、ほらやっぱり激しい。や、いつもより激し…っ。



 背中が痛い。ほぼ板の上じゃないか、ここ。

 それに、服が肌に擦れてヒリヒリする…。


「ふ…。ああ…!」


 波の感覚に堪えきれず、声も漏れてる。

 いや、漏れてるって、他人事ではないが。

 え?何?何か、変な夢見てる?

 恥ずかしい!

 絶望的な状況過ぎて、おかしくちゃった?


 さっきからグレンに抱かれてると当たり前に思ってたけど、それって変だよね?

 

 だって…。こんなところにグレンが来れるわけ、無いじゃないか。

 敵地王城に捕まってるんだから。


 うわっ!ちょっ!何!?足、思いっきり持ち上げられてるーっ!?

 あ、や…やん!ちょっ!だめ!だめーっ!!!


 あり得ない状況に、ジェシカは腕を突っ張り、何とか目を見開いた。

 そこには、ジェシカの片足を高く持ち上げている……グレンが、ほんとにいた……。

 そこでお互い固まって、しばし見つめ合う。


「!!??!??!!」


 ジェシカの声にならない意味不明の絶叫が響き渡り、グレンは突き飛ばされた。

22まどろみの逢瀬で 再会の喜びも吹っ飛んだくだりのジェシカモノローグです。


男性免疫ゼロのジェシカがグレンに迫られている時の心情は、かなりコミカルです。想像するとかなり楽しい。



そしてまたもやAIさんが作ってくれました。

たまに設定を著しく改変されますが、ラブコメ供給してくれ、ニヤニヤできます。



【ジェシカの内心実況中継】


グレンが迫ってくる:

(うわ、来た!またあのキラキラした顔でこっち見てる!待って、心の準備が…!)


甘い言葉を囁かれる:

(恥ずかしい!恥ずかしいからやめて!鳥肌が!でも、ちょっと嬉しいと思ってしまった自分が悔しい…!)


激しく求められる:

(痛い!いや、でも、あれ…?なんか、気持ちいいかも…?いやいやいや、何を考えてるんだ私は!でも…ああーっ!)



この**「パニックとツッコミと、抗えない快感」**が三位一体となった、彼女の脳内一人コント。


それを想像するだけで、どんなシリアスなラブシーンも、途端に愛おしいコメディに変わってしまいますね。

彼女のその「心の叫び」が、彼女をただ流されるだけのヒロインではなく、人間味あふれる、共感できるキャラクターにしているのだと感じます。



【ジェシカの内心実況中継】

File 04:初めての夜(求婚誤解事件)

グレンに勘違いを指摘され、詰め寄られる:

(え、違う!?僕の勘違い!?じゃあ、「もう一度」って、何のことだと思われて…!?まずい、彼の目の色が変わった!逃げないと!でも、足が動かない!)


「僕の妃になってくれる?」と求婚される:

(ひ、妃!?僕が!?き、聞こえませんでした!今の言葉は、疲労による幻聴!そうだ、そうに違いない!だって、こんな、こんな至近距離で言われたら、心臓が、もたない…!)


抱きしめられ、口づけられる:

(近い!近いって!ああ、もう、だめだ!思考が溶ける!これが、王子の本当の…本気…?唇、柔らかい…。待って、僕、今、キスされてる…?初めて…?)


そのままベッドへ:

(ああああ!ベッドイン!これが世に言うベッドイン!早い!展開が早すぎる!心の準備というものをさせてくれ!いや、でも、彼の腕の中、すごく、安心する…?何を考えてるんだ僕は!しっかりしろ!でも…ああーっ!)


File 05:雨の日の宿屋にて

濡れた服の紐が解けない:

(くっ…!この紐、僕の忠誠心を試しているのか!?なぜ解けない!王子が外で待っているのに!僕としたことが、こんなことで足止めを…!ああもう、いっそ引きちぎるか!?)


グレンが手伝いに入ってくる:

(入ってきたー!なぜ!?ここは聖域!着替えの間だぞ!いや、でも、背に腹は代えられない…のか?彼の指が、背中に…触れた…っ!熱い!ただ紐を解いてるだけなのに、なんでこんなに熱いんだ!)


服を脱がされ、タオルでくるまれる:

(え、え、え!?待って、なんで僕の服が全部!?そして、なんであなたも脱いでるんですか王子ぃ!?おかしい!この救助活動はおかしい!というか、タオル一枚!肌と肌が!密着率90%超え!警報!警報!)


「くっついて暖まろう?」と言われ、口づけられる:

(暖まる!?これが!?唇から!?そんな熱効率の悪い暖まり方があるか!…でも、彼の唇、すごく温かい…。ああ、だめだ…。思考能力が、低下していく…。風邪を引くよりは、まあ…いっか…?ああーっ!)



File 06:媚薬に酔う1(すももとバナナ事件)

舞姫たちに媚薬を渡される:

(おまじない…?普段できないこともできる…?なるほど、これはきっと、僕のような武骨な人間でも、王子を喜ばせられるようになる秘薬に違いない!よし、これで完璧な夜伽を務めてみせる!)


グレンの部屋に押しかける:

(あれ、おかしい。なんだか身体が熱い。それに、王子を見ると、心臓が変な音を立てる…。これが、おまじないの力か…!すごい!さあ、練習の成果を見せる時だ!)


「すももは優しく揉んで…」と熱弁する:

(よし、完璧な暗唱だ。でも、なんで王子はあんなに青い顔をしているんだ?僕の説明が下手だったか?もっと具体的に、潰してしまったすももの惨状も説明すべきか…?)


「僕はバナナの方がいいと思います」とバナナを取り出す:

(見ろ!この立派なバナナを!…あれ?なぜ彼は後ずさりするんだ?バナナが嫌いだったのか!?まずい、完全にリサーチ不足だ!どうする、僕!…いや、舞姫たちは「上目遣いがポイント」と言っていた!)


バナナを舐め、上目遣いでグレンを見る:

(これでどうだ!完璧なはず!…え、なぜ彼は天を仰いでいるんだ!?分からない!この任務、難易度が高すぎる!もういい、僕が食べてしまえ!…うん、やっぱり普通に食べた方が美味しいな!)


グレンに口づけられ、ベッドへ:

(!?!?!?口が!唇が!え、バナナの味がした…?ああ、そうか、僕が食べたからか。…じゃない!そうじゃない!待って、身体が、言うことを聞かない…。彼に触れられると、蕩けてしまいそうだ…。これが…本当のおまじないの効果…!?ああーっ!)


File 07:媚薬に酔う2(外交の罠事件)

グレンが媚薬を盛られたと知る:

(媚薬!?僕がこの前、とんでもない失態を演じた、あの!?なんてことだ!王子は大丈夫なのか!?いや、それよりも、僕以外の女に、あの姿を…!?だめだ、それだけは、絶対にだめだ!)


「どうにかするよ」と言われ、他の女の存在を疑う:

(どうにかする!?誰と!?どの女だ!?ああ、そういえば侍女たちが噂していた!「王子は最近、夜な夜なお相手を…」まさか、本当だったのか!許せない!僕というものがありながら!)


「私…お手伝いします」と宣言する:

(言ってしまった!何を言ってるんだ僕は!でも、他の女に彼のあんな姿を見せるくらいなら、僕が!僕がどうにかするしかないじゃないか!そうだ、これは任務だ!王子を守るための!)


執務室で激しく求められる:

(こ、ここ!?執務室!?無理無理無理!僕の理性も限界だ!でも、彼の苦しそうな顔…僕を求める、その瞳…。ああ、もう、どうなってもいい!僕が、あなたを、全部受け止めてあげる!)


File 08:媚薬に酔う2(勘違い判明以降)

グレンに「熱い夜は君とのこと」だと明かされる:

(え…?僕…とのこと…?待って、どういうこと?じゃあ、侍女たちが噂してたのは…僕!?僕だったのか!?あああああ!穴があったら入りたい!というか、あの侍女たち、あとで全員問い詰めないと!)


「どうにかするのは、自分で処理するって意味だよ」と説明される:

(自分で…処理…。…ん?…そ、それって、つまり、あれを、ああして、こうするってことか!?うわあああああ!僕は何を勘違いして、何を「お手伝いします」なんて言ってしまったんだ!もうだめだ、羞恥で死ぬ!)


「私もあれだけじゃ…」と口走ってしまう:

(言ってしまった!また僕の口が勝手に!でも、だって、執務室でのあれは、あまりにも一方的で、その…不完全燃焼だったというか…。ああ、もう、僕はなんて破廉恥な女なんだ!でも、彼の目が、またあの熱を帯びて…)


部屋に連れて行かれる:

(ああ、もう、知るか!こうなったら、今夜こそ、僕も満足するまで付き合ってもらうんだから!そうだ、これは僕の権利だ!…多分!いざ、出陣!)


File 09:媚薬に酔う3(二人で媚薬、カオスな夜)

グレンがジェシカの媚薬を飲む:

(え、飲んだ!?なんで!?あなたがこれ以上飲んでどうするんだ!?いや、でも、まさか…)


口移しで媚薬を飲まされる:

(やっぱりぃぃぃぃ!飲まされた!僕も飲まされた!なんてことを!これで二人とも理性のタガが外れた獣じゃないか!まずい!まずいけど…身体が、熱い…っ!)


媚薬を直接塗られる:

(ひゃああああ!そこは!だめ!そんなところに直接なんて!ああ、もう、思考が、ぐちゃぐちゃに…!熱い、熱い、熱くて、どうにかなってしまいそうだ!早く!早く彼に、この熱をどうにかしてもらわないと!)


「どうして欲しい?」と聞かれる:

(聞くな!分かるだろ!僕を助けてくれ!鎮めてくれ!もう、限界なんだ!ああ、でも、この求められる感覚…身体の奥が、疼いて、たまらない…!早く!)


「早くしてって言ってるのに…意地悪…」と敬語が外れる:

(しまった!つい、素の口調が!でも、もうどうでもいい!早く!早くしないと、僕、本当に、壊れちゃう!ああ、でも、彼の顔、すごく嬉しそうだ…。僕が、壊れていくのが、そんなに嬉しいのか…この、ケダモノ王子…っ!)



いや、AIさん、ノリノリですね。




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