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殺し屋と魔法使いのワルツ 魔法使い編  作者: 青山八十三(やとみ)
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search & seek 4

噴水事件から一日。


リック・マトリーズ大尉は自室のソファで寝こけていた。


夜明け前から動き回り朝食どころか昼食を食べる間もなく、ティータイム時を過ぎたあたりでやっと一段落したところだ。


何をそんなに時間がかかるのかと言えば、手続きが面倒なのもあるが、どちらかというと報告書に手間取っていた。


結論から言えば、「青髪の貴族」…つまりシャルルだが、彼の事は報告書に記載しない事にした。


余程目立ったのか、現場で聞き込みをすれば「青髪の貴族」の目撃情報はクソほど出てくる。


それでもスルーするのは一か八かであったが、「上」が何とかしてくれるだろう。


流石に何もせずに「事故」として処理する事は出来ないので「鋭意捜査中」としておいた。


「上」が何とかするとは言っても、それに関わりのない「上」は書き直せだとか日頃の行いがどうのとか、余計な事までグチグチと言いたい放題だ。

まったくもって無駄な時間を過ごしてしまった。


唯一救いだったのは直属の上司が何も言わなかったことだろう。


怪訝な顔はしたが、関わりたくなかったのか察した上でそうしたのかは分からないが、リックを数秒見つめてから黙って判を押してくれた。


気難しいとか変人と称される彼を内心苦手だと思っていたのだが、少しだけ好感度が上がった。



そんなこんなでリックはほぼ丸一日何も食べられなかったし一睡もしていない。


空腹を感じてはいたが、それよりも眠気が勝ったので、食堂へは行かず執務室で仮眠をとることにした。


自分のすべき事は終わり、後は部下が赤髪の2人組に職質に行った報告を待つしかない。


ということは1時間くらいは寝られる。

そのはずだった。


が、そう甘くはないらしい。


「大尉〜起きてください大尉〜。緊急事態ですよ〜」


勝手に入ってきたルゼールがユサユサと無遠慮にリックを揺さぶった。


緊急事態、という割には呑気な声色だ。


「てん、たい…かんそく…?」


「天体観測?ま〜た変な寝言言ってる。何の夢見てるんだか。違いますよ、緊急事態です!もう大尉ってば!」


「ん…ルゼール?」


「はいはい、貴方の右腕ルゼール君ですよ〜。緊急事態なんでさっさと目ぇ覚ましてください」


「緊急のお客様です」


「客?」


リックはこれでもかと眉間に皺を寄せて起き上がった。

結局15分も寝ていない。


「アメリィ様です」


「あぁ、アメリィ………ん?待て、それが何で緊急事態なんだ?」


リックの婚約者、アメリィ・ウィンディアがここ王国軍本部に来る事は珍しくない。

特に今日のように当直後に屋敷に帰らなかったりした場合は差し入れを持って様子を見に来る。

使用人の代わりに着替えを持ってきたこともあった。


大抵はアポ無しなので、リックが忙しければ部下の誰かが応対し、会わずに帰ることもあるくらいだ。


「何かあったのか?」


「いえ、詳しくは聞いてないんですけど…」


「おい、聞いてないのに緊急事態なのか?」


「えぇ、実はアメリィ様だけじゃなくてですね…」


「エレナか?」


「いやいや、妹さんはいつも一緒じゃないですか。じゃなくて…」


「なんだ、ハッキリ言え」


なかなか言い出さないルゼールにリックはイラついた調子で先を促した。



「えっと……リリサ・トゥソール様がお見えです」


「………っそれを早く言え!!!すぐにお通ししろ!」


「ですよね!了解っす!」


一瞬考えた後リックは叫んだ。


ルゼールが退出すると、寝癖とシワシワになった軍服を整え上着と装飾品などをキッチリと纏う。


いずれ…いや、近い内に会いに来るかも、とは思っていた。

この所のシャルルの行動と自分の関係についてはすぐに思い至るだろうし、話を聞きたいと思うのは当然だ。


けれどまさか軍本部に乗り込んでくるとは思わなかった。


いや、それも彼女なら不思議ではない。

アメリィやエレナと親しくしていたのは知っていたし、なにせあのシャルルの妻だ。


あの夫にしてこの妻あり、というわけか。



まだ少し寝癖は残っているものの、粗方の準備を終えた頃、いつもより強めのノックが響き、リックは背筋を伸ばした。




「リック。忙しい時にごめん」


「ごめんね。ちょっと緊急事態なの。リリ姐、入っていいよ」


アメリィとエレナは軽く謝りながらリリサを招いた。


勝手知ったる何とやら。

ゆっくり入ってくるリリサを置いて、アメリィはさっさとソファに座った。

エレナはその後ろで控えている。


「失礼致します」


白銀の髪と真っ赤なドレスを纏ったリリサが洗練された動きで礼をすると、殺風景だった仕事場が急に華やかになった気がした。

(というとアメリィとエレナに失礼だが、リックにとって2人のいるこの部屋は見慣れ過ぎている)


「突然の訪問、御無礼いたします」


「いえ…あ、お掛けください」


リックがぎこちなくソファを指すとエレナが手招きをした。


「リリ姐こっちどうぞ。私、お茶用意するね」


「お構いなく」


「リックも座れば?」


「…言われなくても」



向かいあわせの2人がけソファの扉に近い方、左側にリリサ、その隣、右側にアメリィが座り、リックはテーブルを挟んで対面するソファのリリサの正前に座った。


「ご無沙汰しております、レディ・リリサ」


「ええ、お久しぶりですね、大尉。お仕事中にごめんなさい」


「いえ、お気になさらず。えー…それで、ご要件は?」


そんな事は聞かなくても分かっている。

けれどリックから言い出すわけにはいかない。


「リック。分かってるでしょ?さっさと話進めて」


「アメリィさん、そんな言い方してはダメよ?でも、そうね、面倒は省いて単刀直入に聞かせて頂こうかしら」


一応アメリィを窘めつつも、リリサは同調しニコリと笑って真っ直ぐリックを見つめた。


「リック・マトリーズ大尉。私の夫、シャルル・アシュレイは今どこにいますか?」



何とか誤魔化そうと思っていた。


別にシャルルから口止めされている訳では無い。

ただ彼女を巻き込むことをシャルルは望まないはずだ。


何か彼女の納得する理由を作って大人しく屋敷で帰りを待ってもらおう。


そうするはずだった。


けれど、あまりに突然の訪問(もはや襲来と同義)に、核心をついたストレートな質問というコンボにリックは為す術もなかった。


ある程度は素直に、けれど最低限だけ答えて帰ってもらおう。

そう決めてリックも真っ直ぐリリサを見つめ返した。


「シャルルが…失礼、シャルル様が今現在どこにいらっしゃるかは、申し訳ありませんが私には分かりかねます」


「ということは、『いなくなった』ことはご存知なのですね」


「……」


「墓穴」


普段の任務ならしないようなミスをするリックをチラ見してアメリィが小さく呟いた。


「おい」といつもの調子で言いかけたが、隣の「公爵夫人」の手前、ゴホンと咳払いに留めた。



「では、理由については?彼がなぜ姿を消したのかご存知なのでしょう?教えて頂けませんか?」


「概ねの予想はついています。ですが教える事はできません」


「軍事機密という事ですか?」


「ええ」


「彼は民間人なのに、ですか?」


「はい。民間人といえど、です。経緯がどうであれ『我々の事情』に関わった以上は『我々のルール』の範疇になりますので」


突き放すようにあえて冷たく言い放つと、リリサは「分かりました」と無表情に答えた。


それを横目で見たアメリィは、頬杖をつきリックに鋭い視線を向ける。

どうやら今日の彼女は「婚約者」より「友人」の味方らしい。


「勝手な言い分ね。『民間人』を巻き込んでおいて」


「ちょっと待て、アメリィ。言っておくが逆だからな。俺が巻き込んだんじゃない。シャルルが勝手に…というか、あいつが俺を巻き込んだんだ」


「シャルル様が?…なんで?」


「『国を守るのが公爵家の務め』、だとよ」


「へぇ。『公爵家の務め』…だってさ、リリ姐」


「そう、『公爵家の務め』ね」


アメリィとリリサは顔を見合せて笑った。



アメリィは何か良からぬ事を思いついた時のようなニヤニヤで、リリサは流石というべきか、あくまで上品ではあるが、どこか「してやったり」とでも言いたげな笑みだった。


すごく嫌な予感がした。

これはマズイと思いつつ、もはや手遅れだとも気付いていた。


「夫がいなくなった事は認めてくださるのですよね?」


「…えぇ」


「という事は…彼が戻るまでの間、臨時の代理になりますが、アシュレイ公爵家の当主は妻である私が務めることになります。よろしくて?」


「それは一軍人の私が口を出す事ではありませんので」


「言ったね?」


「あ?なんだよアメリィ」


「リックのそういうとこ好き」


「だから何だよ」


ニヤつくのを隠すように口に手を当ててアメリィはリリサに視線を送った。

それを受けてリリサも頷く。


「ではマトリーズ大尉。公爵家当主代理としてのお願いです。夫が何をしようとしているのか、話してください」


「いえ、ですから、それは出来かねますと…」


「『国を守るのが公爵家の務め』と夫は言ったのですよね?その夫が不在の今、私には当主代理としてそのお役目を引き継ぐ義務があります」


「…は?」


何を言っているのか理解に数秒かかった。

そんな詭弁が通るものか。強引すぎる。


けれど同時に「しまった」とも思う。


「なるほど、そうきたか。先程の二人の笑みはそういうことだったのか」と妙に冷静に納得もしたけれど。


「そ、それは些か屁理屈が過ぎるのではありませんかっ?!」


「私は間違っていますか?」


「いえ、間違ってはいないのですが、その、それとこれとは別といいますか…公爵家といえど民間人でありますし…」


リックはウロウロ視線をさまよわせ、しどろもどろに答えた。


屁理屈ではあるが、それが通ってしまうのが貴族社会であり「公爵家」の力なのだ。


軍人としては断固拒否すべきなのだが、あいにくリックは貴族の力関係や駆け引き、政治方面には疎かった。


正直、教えるべきか否か判断がつかない。



「シャルル様も民間人のはずだけど?教えたんだ?」


「だから違うって!俺が教えたわけじゃない。俺以外に軍に知り合いでもいたのか自力で調べたのかは知らんが、シャルルは俺以上に事態を把握してたんだよ」


リックは呆れ半分、苛立ち半分で舌打ちをした。

自分の性格を熟知しているアメリィがいたのでは分が悪すぎる。


「ごめんなさい、こんなズルいやり方。ですが、貴方に迷惑はかけませんわ。…なるべく、ですけれど。私と、いずれ戻れば夫が全て責任を負いましょう。何なら『脅された』という事にしても構いません。ですからお願いします」


リックの苛立ちを自分のせいと感じたのか、

リリサは先程までの毅然とした態度を崩し、眉を八の字にして頭を下げた。


リリサとて無茶な自覚はある。

公爵家といっても民間人には違いないのだ。

軍事機密などそう易々と触れていいものではない。


「あ、頭をお上げください、レディ・リリサ!あの、俺…」


リックの「公」の態度が崩れ始めた時、タイミング良く(実際そのタイミングをはかっていた)エレナが戻ってきた。


「ありゃりゃ、大尉ともあろう方がすっごい動揺してるじゃない。2人ともやり過ぎ。リックが可哀想になってきたよ」


「聞いてたの?」


「聞こえたの。お茶用意できたから、ちょっと休憩しよ」


「ここから良い所だったのに」


「姉様、悪役みたいなセリフ言わないで。もうちょい気軽に話そうよ。リリ姐もリックも、ね?」


エレナは全員にお茶をサーブし終えるとリックの隣に座った。

リリサ、アメリィとは対面する形だ。


「ふぅん。エレナはリックの味方なんだ」


「あら、だって2対1なんて不公平じゃない。…なんて、冗談はおいといて。リリ姐もリックも別に敵対してないでしょ?怖い顔してないで仲良くしようよ」


そう子供っぽく笑うエレナとそこそこ美味しい紅茶に毒気を抜かれ、三人は自然と強ばっていた顔を緩めた。


リリサもリックも緊張と焦りから不必要に空気をピリつかせていたようだった。



「お茶菓子は?」


「あのな、アメリィ。ここは軍本部だぞ?そんなのあるわけないだろう。この茶だってお前達があまりに頻繁に来るから仕方なく…」


「まぁ、大尉はお優しいんですのね」


いつもの調子に戻ったリリサがのんびりと微笑んだ。

先程までの凛々しい顔はどこへやら、だ。


「え、あ、いえ、これはですね、俺…私ではなく部下が用意したものでして…」


「リックはそこまで気が利かない」


アメリィが無表情に呟くと、リックは青筋を立てながら作り笑いを浮かべた。


「…アメリィ。飲みたくないなら良いんだぞ?」


「まー、とっても美味しーお茶ですことー。流石リック様ですわー」


「おい、やめろ。その薄ら寒い話し方をするな」


「薄ら寒いだなんて酷いわ、しくしく」


「泣き真似するなら少しはそれっぽくしろよ。真顔で言うな」



2人の気安い軽口の応酬をBGMに、エレナはリリサに小声で話しかけた。


「リックってね、結構押しに弱いんだよ。あと気づいてるかもだけど、『偉い人』にも弱い。ほら、すぐ口調とか態度が崩れるでしょ?堅苦しいのが苦手なの」


「あら、エレナさんは大尉のお味方ではなかったの?」


「だからそれは冗談だってば。私だってシャルル様のことは心配だもん。それに、たぶん、リックもそう。優しい人だからさ。リリ姐を巻き込みたくないんだよ、きっと」


「それは…えぇ、何となく分かりますわ」


柔らかく微笑んで、リリサはじゃれ合うような口論を続ける2人を見遣った。


人見知りで周りにあまり心を見せないアメリィが、楽しそうに言いたい放題だ。

心底、彼を信頼していることが見て取れる。


「ったく、可愛げねぇなぁ」


「リックこそ、もう少しちゃんと軍人らしくしたら?さっきからオロオロしてばっかで格好悪い」


「うるせぇな。いつもはキリッとした優秀な大尉様なんだよ。お前らがいるから調子狂うだけだ」


「私が可愛いすぎて?」


「あぁ可愛い可愛い。自慢の婚約者だ」


「心がこもってない」


「照れるなよ」


「照れてない」


ニヤニヤしながら揶揄うリックにアメリィはいつも通り淡々と答えた。

けれどその無表情の中に「嬉しさ」や「楽しさ」の欠片を見つけられるのは、今のところここにいる3人だけだ。



「おーい、お二人さん。イチャイチャするのは後にしてくれませんかねぇ?緊急事態なの分かってる?…ごめんね、リリ姐」


「あ……し、失礼しました。レディ・リリサ」


「ごめん、リリ姐」


「ふふ、良いのよ。お二人のそういう関係、とても素敵ですわ」


「お恥ずかしい所をお見せしました」


「リック恥ずかしい」


「お前もな」


「ってことで、恥ずかしいリックはちょっと出てってくれる?」


「はぁ?ここは俺の部屋…」


「そうだね姉様。ちょっと女の子だけでお話しよっか」


「いや、待て…」


「なに、乙女の内緒話を覗き見するの?リックはスケベなの?やだー恥ずかしいー」


「恥ずかしい〜」


「お前らなぁ!」


口に手を当てクスクスと笑う姉妹にリックは思わず立ち上がった。


半分身内といえど、この機密だらけの部屋に部外者だけを残すわけにはいかない。


そう言おうとしたが、リリサに先手を取られてしまった。


「大尉、私が責任を取ります。お願いできませんか?ほんの少しの間で良いのです」


「……レディがそう仰るなら。…5分だけだからな!あと俺は廊下にいるから何かあったら呼ぶんだぞ。良いな?」


「「は〜い」」


「ありがとうございます、大尉」


「…失礼します」


渋々、リックは退出した。


何が乙女の内緒話だ。よからぬ事に決まっている。


内心そう毒づいたけれど、それも全てはシャルルを想っての事だと思うと無碍にできなかった。



「リリ姐、呑気でごめんね。でも、これで分かったよ。シャルル様は大丈夫」


「どういうことですの?」


扉が閉まるのを確認すると、姉妹は一変して真面目な顔でリリサを見つめた。

軽いノリでリックを追い出したのは、わざとだったようだ。


「リックはね、本当に優しい人なの。仲間思いで、馬鹿正直で、正義感に溢れてる」


「うん、自慢の婚約者」


「えぇ、それは分かってますわ」


「だからね、シャルル様のことも、きっと大切にしてる。何かあれば…縁起でもないけど、もし命に関わるようなことだったら、あんなに落ち着いてられる人じゃないし、私達の軽口にだって絶対にのらない。それに…」


「それに、本当に危険なら、絶対に教えてくれる。リリ姐が覚悟を決めてここまで来たの、分かってると思うから。機密なんて知らん顔して、絶対に教えてくれる。だから、シャルル様はまだ大丈夫」


姉妹は力強く頷いて、リリサの手をギュッと握った。

ここへ来てからずっと膝の上で固く握られていたリリサの手を、温めるように包み込む。


「ありがとう。私、思ったより怖かったみたい。覚悟を決めたはずなのに、情けないわね」


泣きそうなのを堪えるように、リリサは微笑んだ。


「ううん、大切な人が行方不明なんだもん、当たり前だよ。それでもこんな早く覚悟決めて行動し始めて、リリ姐は格好良いよ!」


「うん、自慢の友達」


「姉様、さっきからそればっかり」


「エレナも自慢の妹」


「わ、私は良いってば。それよりリリ姐、改めて聞くけど、ホントに良いんだね?」


「今ならまだ間に合う」


姉妹は真剣な顔でリリサを見つめる。


「国を守るのが公爵家の務め」

シャルルのその言葉は、つまりこの国に何らかの危機が迫っているということ。


黙って出ていったのは巻き込まないため。

おそらくリックはそのシャルルの気持ちを汲んでくれている。


けれど、ここまで来て知らないフリは出来ない。


貴族として、公爵夫人として、そして何よりこの国を愛する一人の国民として、今まで通り呑気に生活してなどいられない。


「私の気持ちは変わりませんわ」


リリサは二人の目を見てハッキリと答え、二人もそれに満足気に頷き返した。


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