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殺し屋と魔法使いのワルツ 魔法使い編  作者: 青山八十三(やとみ)
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プロローグ

世界には無数の星がある。


世界には無数の生き物がいる。


世界には無数の物語がある。




「殺し屋と魔法使い、どっちが強いと思う?」


黒髪の青年が問いかけた。


「う〜ん、魔法使いかな?だって魔法だもん、チートってことでしょ?」


中性的な青年が答えると


「いやいや、魔法は万能じゃないんだよ。生活のための魔法なら戦いには向いてないし。って事で、僕は殺し屋だと思います。なんたって戦闘のプロですから。」


と、ぽっちゃりした青年が反論した。


「それも一理ある。が、俺は数次第だと思うね。戦闘経験のない魔法使いも大勢でババンと津波なんか起こしたりしたら戦闘のプロだってひとたまりもないじゃん?」


三連ピアスの青年が更に反論すると


「う〜ん、どちらも正論だな。これは難問だ。」


とメガネの青年が悩み始めた。



「あ〜ぁ、これ決着つかないやつじゃん。ねぇ正解は?どっちが勝つの?」


無駄に美形な青年が黒髪の青年に尋ねると



「さぁ?どっちだろうね?」


彼は片目を瞑りピエロのように笑ってこう言った。


「神のみぞ知る、ってね」

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