XXⅢ.その蒼い世界が黒い罪を襲うのが見える正しい次元は……
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僕が今まで犯した罪が
ポッケで爆ぜた二時限目
机や椅子に飛び散って ■
全てに黒が染みていく
外に今まで以上の蒼穹が
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暗示のように蔓延った
それは窓を押し返して
棧には青い液が漏れた
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二つの色のコントラストが
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世界に映えて煌めいた
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どこかの誰かが綺麗だといい
涙を零した四次元目
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涙はどこまで透明か?
涙はどこまで混濁か?
ただそれだけの物語 ■
(終)
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【一言】
私の頭の中の事
確かな一つの絵画の様な
抽象的な激動の日々
悲しみは消えない
青さは時に罪にさえ
侵食を開始する事がある
それは善いことですか?
青くてよく分からないんだ
こういう世界をいつも私は思い浮かべます。
──そして、残り8篇。
次は命題、また明日。




