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Ⅰ.その混沌気味の15歳は……
予報が示す、決められた明日に
不安な僕は、鬼謀をたてて立ち向かう
ニュースが見せる、不確かな明日に
不安な君は、希望をさがし踏み惑う
僕と君の二人になって、明日が今日に送られる
朝日が沈み、夕日が上る
そんな夢を見てみたい
そんな夢を見ていたい
★
だからこんな詩集書いた
私が16さいになるまでの
31篇の想いたち
どうか最後まで
付き合って頂けたら幸福です
私にとっての救済です
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【一言】
そう言えば、サンタクロースが来なかった。
──そして残り30篇。
次は透明、また明日。