カルツクの街で冒険者登録する。
初投稿です。よろしくお願いします。
やばい、トイレにいきたくなった。僕は、外に出てる。
そういえばトイレがないんだったこれからどうしようかな、とおもむろに超鑑定で使えそうな物を探すと生活魔法という物を見つけた。
(生活魔法・・・自分の生活環境をよくする魔法。クリーンで掃除することができ、ウォッシュで体をきれいに、プチファイアで着火させる事が出来、ドリンクウォーターで、自分で用意したコップに水を、ホットウォーターで、お湯をそれぞれ500ミリリットル用意出来る。クリーンは、1回で4平方メートルをきれいにすることができる。ウォッシュは、1回で1×1×2メートルの範囲のきれいにすることができる。プチファイアは、10立方センチメートルの火を1分間つけていられる。消費MPは、プチファイア、ドリンクウォーター、ホットウォーターは、1、クリーンは、1、ウォッシュは12、)
取りあえずなにもない所で、トイレを済ませ、クリーンをかけ、ウォッシュを自分にかける。汗や汚れが取れ、服もきれいになる。クリーンでトイレあともきれいになる。
あっという間にMPを79使ってしまった。取りあえず、穴に戻って2×2をアースフローリングをかけ、しっかりと、固め寝床を確保した。あとMPは17あるので、枕を買い、残りが10に、なると取りあえず9ポイント消費して食糧とコップを買い、アイテムボックスに、しまう。何か出来る事がないか、寝床で横になって超鑑定をよく見ると、周囲100キロメートル位の地図を見る事が出来た。ここから30キロメートル位の所に街があるみたいなので、明日のために眠る。
翌朝、周囲になにもない事を確認して外に出ると取りあえず超鑑定の地図を見ながら街を目指して歩いて行く。途中、障害になりそうな物をよけていきながら歩いていると、夕方に街に着くことが出来た。街の入り口には門番が立っていて、門番が近寄ってきた。
「君は、異世界からの転生して来たのかい?」
突然言われた事に僕はびっくりしてしまう。
「いや、鑑定して今わかった事だよ。別に、とって食うようなまねはしないから安心したまえ。」
僕は観念して、門番に、お願いするような形で質問する。
「街に入るのに、お金が必要なんですか?」
「入場税が1000ディア、銀貨1枚必要だよ。持っていないのかい?」
「持っていません。どうすればいいですか?」
「持ってないのか。じゃあ冒険者ギルドにすぐに行って貰う必要が、あるな。そこで冒険者登録して貰うと、宿の確保も出来るし、そこで働いてもらって、後から銀貨を払って貰えばいいからね。宿代もただじゃないけど、冒険者ギルドの公認宿だから後払いでも大丈夫だし。」
「じゃあ、すぐに冒険者ギルドに、行きます。」
「わかった。じゃあ案内するから付いてこい。」
そこから歩いて5分位の所に冒険者ギルドがあった。中に案内して貰うと、そこはかなり大きな建物だった。中は夕方だったこともあり、すごく賑わっていた。門番が、新規登録の受付窓口に声をかけると受付の女性が、挨拶してきた。
「コランさん、どうしました?」
「新しく登録する者を連れて来た。ほら、挨拶して。」
「初めまして、ユウスケといいます。よろしくお願いします。」
「受付のカエラです。早速ですが、こちらの紙に必要事項を記入して貰えますが?後、文字が書けますか?書けないなら代筆しますよ。」
紙を貰い、内容を確認すると、異世界言語理解によって文字が理解でき、書く文字もわかった。
「大丈夫です。書くことは、出来ます。」
必要事項を漏れなく記入した。
「大丈夫みたいですね。それでは、このままお待ちください。」
カエラは、立ち上がって、書類を裏に持って行く。
10分位して戻ってくる。
「では、此方のカード血を一滴落として下さい。」
僕はテーブル上に置かれているアイスピックみたいな物を手に刺しカードに血を一滴落とす。すると、カードが反応し、僕の情報が記載されていく。
「はい、これで登録は終わりです。最後に冒険者としての心得の講座を受けていただければ終わりです。此方へお願いします。」
僕は、カードを受けとると、カエラさんに裏に連れて行かれ、講習室と書かれた小さめの室内に入る。中に人がいた。
次話もすぐに投稿します。