表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/20

第8話   続・ある姉妹の昔話

パフウ編の昔話はこれで、最後です。

怠けたって良いじゃない。だって創造主だもの。どうも。創造主です。怠けたって良いですよね?しょうがないですよね?私だって、もと、たぶん、きっと、おそらく、めいびぃ、人間だったのですから。そんなこんなで、また会える日まで、でわでわ~♪


カノは知っていた。自分が原因で全てを失ったことを。自分の何が原因だったかは、分からないが、それだけは確かだということを。


それ故、姉に頼るだけでなく自分も何かしないと、という責任をかんじていた。そして、家(仮)を飛び出してから、自分で何かできるようになるまで姉の前には戻らないと決めた。


カノが家(仮)を飛び出してから、パフウは、毎日村中を探しまわった。しかし、彼女は見つからず、まだ、帰ってきていなかった。


1週間後も、1ヵ月後も、半年後も、、、、パフウは時間を作り、探しまわった。


1年後、カノは帰ってきた。ボロボロになって、


「お姉ちゃん、ただいま。」


(パンッ)


「今までどれだけ私が心配したのか分かっている?どれだけ探し、どれだけあなたの帰りを待ったのか、、、、」


カノは姉が、泣いくのを初めて見た。それだけ自分の事を心配してくれたのが素直に嬉しかった。そして、その分、苦しい思

いをさせたことも分かった。


「ごめんなさい、、、」


その後、パフウは何も言わなかった。


~次の日~

カノは何故飛び出したのか、1年間何をしていたのかその事を全て話した。そして、自分たちがこんな目に遭った理由も、、、


「私ね、、、、死んだ人を蘇らせる事が出来るみたい。」


「えっ、、、」


パフウはそれ以上言葉が続かなかった。


「その力は世界の理に反する力だったから、、、私は殺されることになったのだと思う。それを守ろうとしたか

ら、、、、、」


「、、、、、、、」


「私はこの力は使わない。これを使えば家族を生き返らせることもできる。けどね、きっとそんなことお母さんたちも望んで

ないと思う。」


「そう、、、あなたがそう決めたならそうしなさい。」


そんなこんなで今のパフウがあるのであった。

感想やアドバイスを頂けると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ