第19話 パフウの秘密
あと1話どうしましょう。短くなりそうです。
レンドがこの辺り一面を壊し始めていた。
(マズイですね。しかし、どうやってあの力を、、、、、)
「お姉ちゃん!!止めないと!!」
そう言っている間にも少しずつ、、、、
「カノ、、、、そうですね。止めてみましょう。」
そう言って2人はレンドを止めに行った。
パフウが遠距離から魔法で攻撃し、カノは近距離で攻撃を与え、ダメージが溜まってくるとパフウの魔法で回復する。そん
な、戦いが小1時間続いた。
しかし、パフウの魔力が切れ初め、少しずつ押されていった。
「どうだ。今まで無能とバカにしていたやつに負ける気分は?」
そう言ってレンドが2人にトドメを刺そうとした時、
(これ以上は無理か。)
パフウが叫んだ。
「私の身に宿りし創造主!私に力をお貸しください!」
すると、辺りを光が包み込んだ。そして、パフウは光の翼を生やし、空をとんでいた。
「その力は、、、、、、」
「レンド、それはこちらの台詞です。その力をどうやって手に入れたのですか?」
「創造主の記憶を見て手に入れた。」
「そうですか、私の記憶を、、、、、」
そう、2人で話していると
「待って!!えっ!?話についていけない。お姉ちゃんじゃ無いの?」
パフウの姿をした、創造主は抑揚を殺した声で答えた。
「後でじっくり話します。」
そう言って、再びレンドと戦いを始めたと思うと一瞬で終わった。そして、カノに向け説明を始めた。いつものパフウに戻っ
て。
「お姉ちゃんだよ。お前を守るため、創造主を呼び出し身に宿したのですよ。魔力を使って。」
「本当ですよ!まさか、神界から強制的に呼び出されるなんて思ってもいませんでした。しかも、子供に」
何処かから声がした。姉以外の。その人物(?)はパフウのとなりにいた。
「ひっ!?......ビックリしたー。」
それから、パフウと創造主はレンドのことなど忘れ、カノに詳しく説明を始めた。
要点を簡単にまとめると、、、、呼び出し、カノを救えたのは良かったが、呼び出すよりも、帰すほうが使う魔力が多く創造主を神界に戻す魔力が無く帰すことが出来なかった。
だから、パフウの身に宿っていた。と言うわけだ。
「まあ、自分の魔力で帰れたのですがね♪」
「え....」
パフウは固まった。何故帰らなかったか.....
「イヤー、帰っても暇なのですよ♪」
(そんな理由で....10年近く居てたなんて....)
「そんな理由とは失礼ですね!!重要です。」
「そうなのですか、、、、」
さらっと、心の中を読んでいたのには、触れないでおこう。
感想やアドバイスを頂けると幸いです。




