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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 3
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EPISODE 3 - 48 √朱音

その際に発生したミサイルの

衝撃波が不知火の周りに展開させている

陽電子リフレクターと衝突して、

シールドの出力を徐々に削り始めた。


「陽電子リフレクターの出力30%減少………。

ちょっち、ヤバイ………。かな?」


『Exceed Orbit』は、陽電子リフレクターから

エネルギーの供給をしとるから、

このまま、シールドが削られ続けると

『Exceed Orbit』へのエネルギー供給が

出来ずに機能が停止してまう………。


【第1解除コードの解読に成功しました。

続いて、第2解除コードの解読に移ります………】


ベフィモスからの攻撃を凌いでいると

不知火から緊急停止スイッチを起動する為の

解除コードの1つ目の解読に

成功したとの報告が入った。


気が付かんうちに

どうやら60秒が経過してたみたいやな………。


「ジャネレーター内の

エネルギー残量、残り70%………。

素粒子圧縮エンジンによる

エネルギー生成率40%低下………」


不知火の残存エネルギー量と

生成出来るエネルギー量を考えると

暗号解析が終わるのが先か、

不知火のエネリギーが無くなるのが先か

微妙な所やな………。


「頼むで不知火………。きばってくれよ?」


再度、シールド出力を

80%まで引き上げていると、

丁度、アサルトライフルと

ハンドガンの弾丸が尽きたので、

一旦『Exceed Orbit』に、

ミサイルの迎撃を任せると

その間に、アサルトライフルと

ハンドガンのマガジンを交換………。


ミサイルの迎撃処理を開始する。


ベフィモスの方も小型ミサイルでは

埒が明かないと判断したのか、

小型の多弾頭ミサイルから

中型の単発式ミサイルに変更してきた。


「ミサイルの種類が変わっても

やる事は、一緒やぞ!!」


そう思っていた時期が………。

ウチにもありました………。


「なぁ!!」


今までは、『Exceed Orbit』から

発射されるエネルギー弾でも

1発から2発で、ミサイルの迎撃が出来ていのに

中型になった事で、ミサイル本体の耐久度が上がったのか

5発以上撃ち込まんと破壊が出来んようになった。


「『Exceed Orbit』の設定を変更!!

連射速度を50%DOWN!!

エネルギーのチャージ率を150%UP!!」


幸いしたのは、

先程の多弾頭ミサイルみたいに

絶え間なく降り注ぐのではなく

威力重視のミサイルを

等間隔で発射している事やな。


『Exceed Orbit』の

連射速度を落とす代わりに

1発1発の威力を上げる事で、

如何にかミサイルの対処が出来そうやった。


それでも、ミサイルの着弾時間を考えると

『Exceed Orbit』をフルチャージする事が出来ん………。


結果、中途半端なエネルギーチャージで

『Exceed Orbit』を発射する為、

最低でも2発は、ミサイルに撃ち込まんとあかんし、

1発の消費エネルギー量も、

先程に比べて、少しだけ上がっているので、

エネルギーの節約が出来んのも痛い………。


「どっちにしても、

ジリ貧な事に変わりはないな………」


徐々に減少する不知火の

残存エネルギーをやり繰りしつつ、

ミサイルの迎撃を続ける。


そして………。


【第2解除コードの解読に成功しました。

続いて、最終解除コードの解読に移ります………】


待ちに待った、

第2解除コードの解読に成功………。


残すは最終解除コードのみになったけど………。


「陽電子リフレクターの出力………。60%減少。

ジャネレーター内のエネルギー残量、残り30%。

素粒子圧縮エンジンによる

エネルギー生成率90%低下………」


最終解除コードを残して、

不知火のエネルギーがレッドゾーンに入る。


「アサルトライフルのマガジン………。残り2本。

ハンドガンのマガジンも残り3本やな」


泣いても笑っても、

残り時間は後、60秒や………。


この度は、最果ての世界を

ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。


もう暫く程、朱音ルートが続きますが

これからも、3分間から5分間の

ささやかな楽しみを

皆様に提供出来ますように

のんびりマイぺースながらも

精進してまいりますので

何卒最後までお付き合いの程

宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m

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