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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 3

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EPISODE 3 - 41 √朱音

「マジで、どうした物か………」


折角、訪れた千載一遇のチャンスやのに

ここで不意にするのは、もってのほかや………。


かといって強行突破をして、

作業中にグレネードを撃ち込まれたら

それこそ、堪ったものではない………。


如何にか出来んもんかと、

今度は上半身だけ建物の陰から出して

ベフィモスの方を見て見ると………。


「あ………。ヤバイ!」


グレネードの銃口が

ウチの方に向けられていた。


「不知火!『陽電子リフレクター』

出力最大で展開や!!」


【了解。『陽電子リフレクター』

出力最大で展開します】


その瞬間、不知火の周りに

『万能防御膜』である、

透明なシールドが展開。


ベフィモスの攻撃に備えるけど

正直、『陽電子リフレクター』でも

何処まで攻撃に耐えられるかは未知数や。


「(頼む不知火!耐えてくれ!!)」


ベフィモスが左手に装備している

グレネードランチャーの

トリガーを引こうとした瞬間………。


別の角度から飛んできた銃弾が

ベフィモスの左腕に命中。


その反動でウチに向けられていた

銃口が僅かに逸れた事により

グレネードの弾が、ウチ真横を飛んで行った。


「一体何が起こったんや!」


すんでの所で、難を逃れたウチは

何が起こったのかを確認する為、

ベフィモスを攻撃したと思う

狙撃ポイントを見て見ると………。


そこに居ったのは、

ウチが制御しているはずの

4脚タイプの無人外骨格やった。


背中に装備しとる

『ロングレンジスナイパーキャノン』の

銃口から白煙が上がってることから

ベフィモスに攻撃したのは

間違いなく『あの子』のはずなんやけど、

ウチが現在、制御している子たちのどれとも違う。


「じゃあ………。

あの子は一体………?」


そこでウチは、ある事を思いだす。


「そう言えば、

ウチが制御出来なかった子たちは

ジャックさんが、『自動迎撃モード』

にしてくれてたはずやな………」


やったら、今あそこで

ベフィモスに向けて攻撃をした子は

ウチが制御『出来なかった』子のはずや。


その考えは、正しかったみたいで

先程、攻撃を仕掛けた無人外骨格の近くに

残りの4機も合流して来た。


それぞれが、背中に装備している

『ロングレンジスナイパーキャノン』を

展開させると、ベフィモスに向かって

一斉に攻撃を開始した。


流石のベフィモスも

自由自在に動きながら

時速1225kmの速度で弾を発射する

4脚タイプの外骨格には、手を焼いているみたいで

良いように翻弄されていた。


それでも………。


あの子たちが使っている、

『ロングレンジスナイパーキャノン』に

使用されている特殊弾頭である

『鋼鉄貫通弾』をもってしても

致命傷にならないベフィモスも大概やけどな………。


せやけど………。


あの子たちが、作ってくれた

このチャンスを無駄にはせんで!!


「不知火!

『オーバー・ブースター』

スタンバイ!!」


【了解。『オーバー・ブースター』

チャージ開始します………】


数秒後………。


メインブースターの

フルチャージが完了した

不知火は一瞬で最高速度に達すると、

ベフィモスの前から一時的に高速離脱を開始する。


目指すは………。


「『N2航空爆雷』のある『格納庫』や!」


この度は、最果ての世界を

ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。


もう暫く程、

朱音ルートが続きます。


これからも

3分間から5分間の

ささやかな楽しみを

皆様に提供出来ますように

のんびりマイぺースながらも

精進してまいりますので

何卒最後までお付き合いの程

宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m

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