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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 3
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EPISODE 3 - 35 √朱音

こうしてウチは、対べフィモスへの

最終決戦の準備を滞りなく終了させていく。


「そうや………。

折角、自由に動かせる外骨格が

手に入ったんやから、

2番監視塔に設置しとる

コイルガン試作2号機の所にも

1機配置しとくか」


善は急げで、外骨格の5番機を

監視塔の最上階に向かわせる。


「うぇ…っぷ………」


各外骨格から送られてくる風景と

実際に自分の眼で見とる風景の違いのせいで

若干気持ち悪くなっとるウチやけど

泣き言は言ってられん………。


ちょっとでも早くこの状況に慣れるだけや………。


乗り物酔いに近い感覚を味わっていると

監視塔の最上階に向かわせた

5番機が目的地に到着。


予め設置されていたコイルガンと

5番機の同期作業を進めると同時に

コイルガンの発射準備を開始する。


「5番機とコイルガンの同期完了。

続いて、各ステータスを確認っと………」


同期作業が完了したので、

早速1番気になっていた

コイルガン試作2号機に装着されたスコープを

5番機の視界を通して確認して見たけど

特に問題なさそうやな。


続いて射撃管制システムや

ラジエーター等のサブ装置も確認したけど

全て正常稼働………。


問題なし………。


何やけど………。


「ん~………。

思ってる以上にコイルガンの

エネルギーチャージが遅いな………」


現時点でのチャージ率は約30%程………。


このままの速度では、

ベフィモスと開戦した時に

フルチャージでの攻撃が出来そうにないな………。


「まぁ、ウチが装備しとる方の

コイルガンは不知火からも

エネルギーの供給をしてるからな………」


それに、不完全な状態で

攻撃した所で、ベフィモスの装甲に

阻まれるのが、目に見えとるからな………。


「やったら………」


施設のメインコンピューターにアクセスした

ウチは、1番監視塔に設置された

コイルガン試作1号機に接続されている

エネルギーバイパスを切断。


2番監視塔に設置された

コイルガン試作2号機に

バイパスを接続し直す。


「よし!チャージ率が上がったな!

これなら、開戦時でもフルショットが出来そうや!」


コイルガン試作1号機は、

前もって準備していた事もあり

ほぼ充電が完了していたので

後は不知火からのエネルギー供給で

問題なさそうやった。


せやから、まだ充電が足りていない

試作2号機を優先してみたけど………。


今の所、予定通りに作業が進んでいるので

他にやれることが無いか、確認をしていると

準備を整えたジャックさんから通信が入った。


【こちら、ジャック。朱音さん聞こえますか?】


「こちら、朱音。聞こえてますよ」


【大変お待たせしました。

私の準備は完了………。

何時でも発進できます】


「了解しました!

では、私の作戦概要を説明しますね」


【宜しくお願いします】


ジャックさんの協力の元、

対ベフィモス最終決戦と

同時にアキトの救援作戦が始まった………。


ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。

まだまだ、朱音√が続いて行きます。


出来る限り、違和感がないように

していきたいと思っているのですが、

思うように書けるか………。


これからも、

ご覧頂いております皆様に

楽しんで頂けますよう

精一杯頑張りますので

変わらずのご贔屓を

宜しくお願い致しますm( _ _ )m

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