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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 3
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EPISODE 3 - 30 √朱音

無事だった車両も巻き込んで

大爆発が巻き起こった。


「ホンマに出鱈目な奴やな!!」


単騎で敵地に乗り込んでるから

『使える物は何でも使う』と、

言う気持ちは、分からんでもないけど

それにしても………。


「『加減』っちゅ事を知らんのか!!」


スコープ越しに見る、

ベフィモスの戦い方は

良く言えば『苛烈』やけど、

どうしてもウチには、

『なりふり構ってられない』ように見える。


恐らくウチが、そう言う風に思うのは

あの時見た『夢』のせいなんやろうけど………。


『夢』の内容が一瞬、

脳裏を過りそうになったから

頭を振って夢の内容を追い出す。


そもそも『あれ』は、

あくまでも夢の中の出来事で

今目の前で起こっている事とは別の事や………。


「(今は戦闘に集中せんと………)」


そう思い直し、ベフィモスに対して

次の攻撃が行われようとした瞬間………。


どうしても、見過ごせない事が起こった。


【オスプレイ1号機並びに

2号機の目標地点到着を確認。

攻撃体制に移行します】


『特殊弾頭』である

『N2航空爆雷』を搭載した

オスプレイ『MV-22B』が到着した。


【発射5秒前………。

4………。3……。2…。1】


ジャックさんの

カウントダウンがスタート。


【発射!!】


そして、合図と同時に

『MV-22B』が、下部に搭載された

『N2航空爆雷』を切り離した。


落下と同時にブースターを点火した

『N2航空爆雷』は、傍目からは

ゆっくりに見える速度で、

ベフィモスに向かって飛翔を開始した。


ミサイルの発射を確認したウチが

もう一度、ベフィモスに視界を合わせると

投げ飛ばしたガトリング砲の代わりに

見覚えのある物が装備されていた。


「『ハンディーレールガン』………。

『HRG-100』か………」


エミリーとの作戦会議の時に

映っていた『銃』で、

形が特徴的やったから良く覚えてる。


それは、ベフィモスの腕程も

ある大きさの『銃』で、

砲身がトライアングルのように

三つに分かれていた。


それに、グリップ部分に付いている

コンテナみたいな奴も

映像で見た通りやな………。


オスプレイ『MV-22B』から発射された

『N2航空爆雷』のミサイルが

着弾するまで、後少しや………。


ベフィモスがどのように

行動するのか観察を続けていると

右手に装備した『ハンディーレールガン』の

砲身の間に電気の力場が発生した。


映像で見ていたから、

前情報としては

知っていたけど、

もの凄いエネルギーやな………。


最初はオレンジ色の光だったものが

徐々に色合いを替えて行き、

最終的にはプラズマ特有の

青白い色へと変わっていった。


プラズマの熱で周りの銃身が

赤く変色しだした瞬間………。


それをミサイルに向かって発射した。


音速の数十倍で飛んで行った

プラズマ弾がミサイルに直撃………。


直撃したミサイルは、

その真価を発揮することなく

あまりの高熱に一瞬で蒸発してもうた………。


ミサイルに命中したプラズマ弾は、

その勢いが些かも衰えることなく

『MV-22B』に命中。


ミサイルの時と一緒で

一瞬で機体が蒸発してもうた。


「あ………」


攻撃が失敗した事よりも

ウチには衝撃的な事があった。


「あの武器は………」


そう………。


この任務に就く前にウチが

夢の中で見た物と同一の物やった………。


そして………。


その後に聞こえて来た

懐かしい響きのある『女の子』の声………。


もし………。


あの時見た『夢』が、

本当は『夢』じゃないとするなら………。


ベフィモスを

動かしてるのは………。


「まさか………」


新たな『疑問』と『懸念』が生まれる中、

更なる『衝撃』がウチを襲った………。


ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。


今回お詫びしないと

行けない事が2つございます。


1つ目ですが

EPISODE 3 - 30 √朱音で

ベフィモスが

オスプレイを攻撃した武器を

朱音が見覚えが無いと表現していましたが

自分でもアレ?と思い

読み返してみますと

エミリーとの会議で

アキトが実はハンディーレールガンと

言っておりました………。


誠に申し訳ございませんorz


自分で書いてて何という体たらくな事を………。


ジャックが

【発射!】と言った所から

急いで書き直しをしましたの

もし宜しければ、読み直して頂けますと

大変嬉しいです………。orz


後もう一つですが

昨日何故か小説を投稿しますと

管理画面の方で反映が

されておりませんでしたので

ミスったかな?と思い

もう一度投稿しますと

重複投稿になってしまってました………。


慌てて削除しようとしたのですが

何故かエラーが連発して

消せずじまいだったんですよね………。


何とか時間を空けて一つは

削除できたのですが

何故か管理者画面には

ゴーストが残ってると言う………。


これはどうした物か………。


これからも、

精一杯頑張りますので

変わらずのご贔屓を頂けましたら

大変励みになりますm( _ _ )m

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