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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 3
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EPISODE 3 - 29 √朱音

何のダメージも

ベフィモスに与えれんまま

全ての軍用車が、

ベフィモスに踏みつぶされてもた。


【第一防衛ラインが突破されました!

非戦闘員の職員は、速やかに当施設より

退避してください………。

繰り返します………】


名前は知らんけど、

ジャックさんをサポートする為に

残っていた部下の人のアナウンスが

施設内から響き渡った。


最初の規定通り、第一防衛ラインが

突破された時点で、ジャックさん以外の

職員の人は、ダアトに避難して貰う

手筈やったから問題ない。


寧ろ、ここまでウチを

手伝ってくれた事に感謝してる。


【こちら、ジャック。

朱音さん、聞こえますか?】


暫くすると、ジャックさんから

通信が入ってきた。


「こちら、朱音。どうかしましたか?」


【残っていた全職員の退避が完了。

引き続き、私が朱音さんのサポートに付きます】


「了解です。でも、えらい速かったですね?」


思っていた以上に、

職員の人達の退避が、

早かった事に驚いていると

ジャックさんが、種明かしをしてくれた。


【最初の段階で必要な物は、

ほぼ持ち出が、完了していましたからね。

それに残っていた職員達も5名程でしたので、

所定の場所に退避するだけなら

そこまで、時間は掛りませんよ】


「なるほど………。何はともあれ、

無事に退避出来て良かったです。

それとジャックさんには、

引き続きのサポートありがとうです」


【いえいえ、

お礼を言われるような事は………。

おっと………。

ベフィモスの第二防衛ライン到着を確認………。

これより、作戦を第二段階に移行します】


ジャックさんとの

お喋りを終了すると、

コイルガンに装着された

等倍スコープを再度調整………。


コイルガンと同期した

不知火のサブモニターに

戦闘の様子が映し出された。


ベフィモスが防衛ラインに

踏み込むと同時に

予め設置されていた、

ミサイルランチャーを搭載した

戦闘車両が一斉にベフィモスに

向けてミサイルを発射。


これも右手に持っていた

バルカン砲で迎撃を開始していたが

途中で弾薬が切れたのか、

銃身を盾にしてミサイルを回避していた。


【チャンス!】


ジャックさんも、それを好機と捉えたのか

ミサイルランチャーの他、

通常の戦車部隊からも掩護射撃を開始。


ベフィモスへの集中砲火を強めて行く。


「このまま、いけるか?」


流石のベフィモスも打つ手がないのか

何時まで経っても、攻撃に転じないと思ったら

信じられない事を敢行した。


「なんやそれ!」


ミサイルランチャーを搭載した

戦闘車両に向けて、弾切れを起こした

ガトリング砲を凄い勢いで投擲。


自身に向かって飛んできた

ガトリング砲に向けて

ミサイルを撃ち込むものの

質量もさることながら

速度も相当の物だったらしく

迎撃できずに数台の

戦闘車両がガトリング砲の

下敷きになった。


その際、潰れた車両から

漏れた燃料に引火。


無事だった車両も巻き込んで

大爆発が巻き起こった。

ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。

まだまだ、朱音√が続いて行きます。


出来る限り、違和感がないように

していきたいと思っているのですが、

思うように書けるか………。


これからも、

精一杯頑張りますので

変わらずのご贔屓を

宜しくお願い致しますm( _ _ )m

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