表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 3
67/2798

EPISODE 3 - 25 √朱音

気合を入れ直した

ウチとジャックさんは、

対ベフィモス用の

攻略作戦の準備を始める。


「それでは、対ベフィモス作戦の

概要を始めます」


「………」


「ベフィモスですが、

時速約100km程の速度で

当施設に向けて進撃中。

到達予想時刻は約90分程となります」


「後90分がタイムリミットか………」


時速100kmと聞いて遅く感じたけど、

そもそもサイズがサイズやからな………。


障害物があっても、

関係なく最短ルートで、

突き進んでくることを考えると

施設到着までの時間は、

遅くもなければ、速くもないと言う事になるな………。


「はい。そこで作戦プランを説明します。

まず、第1防衛ラインには、

基地周辺に設置されている、

無人迎撃システムを使用。


ベフィモスが射程内に

入った瞬間に一斉攻撃を開始」


砲撃用の砲台設備や

ミサイル発射用の装置などが

多数設置されているエリアで、

普段は地形に溶け込むように

カモフラージュをしてるんやけど、

ベフィモスが一歩でも、射程内に

踏み込んだら、一斉射撃を開始。


ここで撃破出来たら一番良いんやけど

目的としては、ベフィモスの

防御力等を確認するらしい。


「手筈通りとなりますが、

ここを突破された時点で、

施設に残っている職員を全員退避。

私と朱音さんだけとなりますが、

宜しいでしょうか?」


「大丈夫や。それで、問題ないで」


ホンマやったら、

この時点でウチ一人に、

なってるはずやったけど

残ってくれたジャックさんには

感謝やな………。


「そして、第2防衛ラインですが

まず、アキトさんの護衛をさせていたのと

同型のドローンを先行させて、

ベフィモスの注意を引かせます。


その後に、当施設で開発しました

新型兵器である『N2航空爆雷』を搭載させた

『MV-22Bオスプレイ』と言う、

終焉戦争時代に使われていた

大型戦闘ヘリ………。


その改良した物を発進。


射程内に入ったと同時に、

ベフィモスに向けて

『N2航空爆雷』を発射します。


ただし威力の問題から、運用出来るのは、

2機までとなりますが………」


ここでまた、聞きなれへん

兵器が出て来たな………。

知っとかんと、まずそうやから

どんな物か聞いとく事にするか。


「ゴメンやけど、1個だけ

質問良いですか?」


「はい。何でしょうか?」


『N2航空爆雷』って、

どんなやつなん?」


ウチの質問に一瞬キョトンとした顔をした

ジャックさんやけど、その顔がみるみる内に

嬉しそうな顔に変わっていく………。


何か地雷を踏んだかもしれんと

思ったけど遅かったかもしれんな………。


「これは失礼しました!

今は時間が有りませんので

今度改めて詳しく説明しますが………。


手短に説明しますと、

『N2兵器』は、当施設が開発しました、

新兵器の一つで、核爆弾に変わる

大量破壊兵器の1つです」


あぁ。今が作戦中だと言う事は

考慮してくれたみたいやな。


ザックリすぎやけど、

大方のイメージが出来たから

今はそれでいいか。


「じゃあ、2機しか運用が出来んて、

どういう事なんです?」


「サイズで言うと、1発辺り

全長15m程の弾道ミサイルでして、

運用方法が『MV-22Bオスプレイ』の

下部に取り付ける形となります。


命中時の爆破範囲が、

半径数kmとなりますので、

従来のミサイルのように、

大量に発射できないのが難点ですね」


「なるほど………」


せやから、2機までしか

運用できんちゅう訳か………。


ご覧頂きまして、誠にありがとうございます。


まだまだ、朱音√が続いて行きます。


出来る限り、違和感がないように

していきたいと思っているのですが、

思うように書けるか………。


精一杯頑張りますので

変わらずのご贔屓を

宜しくお願い致しますm( _ _ )m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ