表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 3
59/2793

EPISODE 3 - 18 √アキト

2機のドローンのおかげで、

無事にベフィモスの突破に成功した。


ベフィモス突破後は、特に問題らしい問題もなく

敵拠点まで残り10kmの地点まで近づくことに成功。


八汰烏のシステムを『スキャンモード』に切り替え

敵拠点の最後の情報収集を開始する。


「センサーにある反応は2つだけか。

事前情報の通りだな」


ジャックさんのからの情報通り、

現時点で今の所、確認出来る敵影は2つのみ。


「問題は『巣』を突っついた『後』だな」


どれだけの敵が出てくるか分からないが、

全て薙ぎ払ってやる。



【『A・O・B』使用限界まで残り10秒………。

システム『戦闘モード』を推奨します………】


敵拠点まで残り3000mの距離になった所で、

八汰烏に搭載されたAIから

『A・O・B』の警告アナウンスが入る。


言われた通り、システムを

『スキャンモード』から『戦闘モード』に変更。

何が起きても対応できるように、臨戦態勢を整える。


敵拠点まで残り100mの時点まで来ると、

あちらも高速で飛来する俺に気づいてか、

手に持っていた、アサルトライフルで攻撃を開始。


だが、ベフィモスに比べると豆鉄砲のような物なので

ここは気にせず、強行突破を選択。


【『A・O・B』パージまで残り

5秒前………。4……。3……。2……。1。

『A・O・B』パージします………】


使用限界に達した『A・O・B』がパージされ、

先程まで体感していた『G』から解放される。


すかさず、赤外線誘導を使って2機ある

敵影の片側にパージされた『A・O・B』を誘導。


大質量ブースターである

『A・O・B』の直撃を受けた敵機は、

『A・O・B』の勢いを殺せずに、

一緒に奥まで運ばれて行き、

数十m先に合った建物の壁にぶつかると、

建物もろとも大爆発した。


仲間が『A・O・B』の餌食にあって

気が動転したのか、攻撃の手が一瞬緩んだので、

飛翔の勢いを殺さずに俺は、

もう一つの敵影に伸し掛かってやった。


パージした事で、若干勢いは落ちていたが

それでも時速3000km相当のエネルギーだ。


地面に押し倒され、

同じく数十mの距離、地面を引きずられた敵機は、

停止する頃には、胴体と辛うじて残った

右手とその手に装備していた武器以外は、

殆どバラバラになってしまった。


それでも俺に攻撃を仕掛けようと

アサルトライフルの銃口を

俺に向けてこようとする敵の外骨格。


「ん?何だこいつ??」


取り敢えず、脅威は取り除きたいので

胴体に向けて手に持っていた

アサルトライフルを数発撃ち込む。


俺に銃口を向けようとした敵機は

糸の切れた人形のように、

武器を取り落すと、ようやく機能を停止した。


すかさずシステムを『戦闘モード』から

『スキャンモード』に切り替え、

他に敵影が居ないか調べる。


「一体どうなってるんだ??」


返ってくる情報を見て、更に疑念が湧き起こる。


仮にも敵の拠点なら、『御代わり』がありそうなものなのに

帰って来た情報には『敵影反応無し』だった。


取り敢えず敵の追加が無いことが分かったので

再度システムを『戦闘モード』にすると

先程倒した、敵の外骨格の装甲を

『陽電子ナイフ』で切り飛ばし、

その装甲を力任せに引きはがした。


「やっぱりか………。だったらあの反応は??」


ここから暫くですが

アキト視点と朱音視点に分けて話を

進めていきたいと考えています。


本当は交互に書きたいのですが、

如何せん不器用なもので、

それをやると恐らく意味が

分からなくなりそうなので

いっその事、一気に進めては

また別視点で~みたいな感じで

やらせていただこうと思います。


読んで頂いてる方には、

ご不備をお掛けしますが

ご了承いただけましたら幸いでございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ