表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 3
55/2795

EPISODE 3 - 14

朱音と拳を合わせると、

出撃準備の為、俺も会議室を出て行く。


八汰烏に乗り込み機体との同期が完了すると、

係員の人の案内で、滑走路に向かう。


「ここで止まってください!準備に入ります!!」


「了解です」


指定のポイントで待っていると、

大型のブースーターの設置作業が始まった。


恐らくこれが、ジャックさんが言っていた

『A・O・B』なんだろうが、思っていた以上にでかいな………。


全長が八汰烏の3倍はありそうな、ブースターに

内心驚きつつも、問題なく設置作業は終了する。


「八汰烏と『A・O・B』のシステムの同期を開始」


各油圧計チェック………。問題なし。

ノズル開閉チェック………。問題なし。

バーナーチェック………。問題なし。

各パーツ、切り離しシステム………。問題なし。


システム、オールグリーン。


新兵装だったので、上手く同期できるか

心配だったがモニターに映し出される

ステータスを見てる限りでは大丈夫そうだな。


【アキトさん聞こえますか?】


「ジャックさん?どうかしましたか??」


問題なく『A・O・B』と、同期出来た事に

胸をなでおろしていたら、

今度はジャックさんからの通信が入る。


【武器の件なんですか、

弾の種類は『鋼鉄貫通弾』で大丈夫ですか?】


鋼鉄貫通弾………。

厚さ数十cmの鉄板でも

貫通する事の出来る特殊弾頭なんだが

弾自体がやたらと重たいせいで、

大量に持ち運ぶのが困難な弾だったのだが………。


「(今の俺には関係ない………。かな?)」


生前では『外骨格』を使っていても、

大量に持ち運んだ場合、

機体性能が一気に落ち込んでいたので

ここぞという時の切り札代わりにしていたが、

今の体では、正直関係がない………。


敵の『数』も『装備』も分からない現状では

何よりもありがたい武器だ。


「はい!それでお願いします!!」


【了解しました。

アサルトライフルは『ARK-150』を二丁。

予備弾倉は6本用意しますね】


そういうと、ジャックさんとの通信が終了する。


暫くすると、別の係員の人が

2丁のアサルトライフルと予備弾倉を

持って来て、俺に手渡してくる。


最初に予備弾倉を受け取ると

次々と八汰烏のスットクホルダーに収納していく。


収納作業が終わると、

今度はアサルトライフルを受け取り

八汰烏のシステムと同期させる。


『セミオート』・『フルオート』切り替え………。問題なし。

スコープ倍率調整………。問題なし。


ARK-150の登録作業を終了します。


「よし。特に問題は無いな」


武器の同期も問題なく終了。


気が付けば、俺の前に

2機のドローンが配備されていた。


俺の速度に合わせる為に

今はロケットブースターの

取り付け作業をしているみたいだ。


それが終われば、いよいよ出撃だな。

ここから暫くですが

アキト視点と朱音視点に分けて話を

進めていきたいと考えています。


本当は交互に書きたいのですが、

如何せん不器用なもので、

それをやると恐らく意味が

分からなくなりそうなので

いっその事、一気に進めては

また別視点で~みたいな感じで

やらせていただこうと思います。


読んで頂いてる方には、

ご不備をお掛けしますが

ご了承いただけましたら幸いでございます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ