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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 3
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EPISODE 3

「ん?もう、朝か………」


ダアトにあるプライベートルーム。

その一室で、俺『アキト・ハーヴェル』は目を覚ます。


ベットから身を起こすと、軽く伸びをする。


「ふぅ………。それにしても、

やっぱり無駄に広い部屋だな」


部屋を見渡しつつ、

先日メンテナンスルームで起こった事を思い返してみる。


戦闘終了後、状態異常がないかをチェックする為、

メンテナンスルームに運び込まれたんだが、

そこでチェックをしてくれたのが、

俺をアンドロイドとして蘇生してくれた

変・態!科学者『エミリー・バレンタイン』だった。


そんな変・態!科学者のエミリーと俺は、

ある『取引』を結ぶ事になる。


その結果、俺も正式にダアトの一員になったのだが………。


「よし。特に問題なさそうだな」


チェックの結果、特に問題が無かったことに

笑みを浮かべながら、俺に繋いでいた

ケーブルを次々に抜いていく。


何となくエミリーを見ていると………。


「いつまで、そこで寝てるつもりだ?

と言うか、メンテナンスルームに居られると、

ぶっちゃけ邪魔でしょうがないから、とっとと出て行け!」


と、そのエミリーに言われメンテナンスルームを

強引に追い出されそうになったのだが、

その前に、何か『仕事』は無いのかと聞いてみた。


「お前や朱音は、扱いとしては

ダアト専属の『キーパーズ』となるからな。

『緊急時』には、出撃もありえるが

基本的には、ダアトの『防衛』が主な仕事だと思え」


「だったら、今は何をしたら良いんだよ?」


「俺は忙しいんだよ!

そんな事までイチイチ面倒見てられるか!!

『これ』をやるから、何かあるまで適当に過ごしとけ!!」


そう言いつつ、エミリーがポケットから

1本の細長い棒みたいなアクセサリーを手渡してきた。


「何だこれ?」


渡された、アクセサリーをシゲシゲと見て見ると

微妙に凹凸のようなものが、刻まれている。


それにしても変わった、アクセサリーだなと思っていたら


「それは、居住エリアにある

プライベートルームの鍵だ」


「え?部屋を一室くれるのか??」


「あ?何を当たり前のことを聞いてるんだよ?

暫くここを『拠点』にするつもりなら、

部屋があった方が便利だろうが」


「それは、そうだが………」


まさか、専用の部屋を貰えるとは

思っても見なかったので、

内心嬉しかったりする。


どんな部屋なんだろうかと、

まだ見ぬ部屋に思いを馳せていると


「オラ!部屋の場所は、

インストールしてやった

MAPで確認できるだろ!

分かったら、出て行け!!」


「ッチョ!オマ!!」


そして、半ば強引に部屋から閉め出された俺は

MAPを頼りに、居住区にある部屋に移動を開始する。


暫くしてようやく、お目当ての部屋に辿りつくと、

早速渡された鍵を使って、中に入る。


最初に驚かされたのは、その『広さ』だった。

昔住んでいた、アトラスの5倍は余裕で広い………。

天井は高く、照明と空調設備らしきものもあり、

部屋の隅には、机やダブルサイズのベットまである。


他にも扉があったので中を確認してみると、

トイレやバスルームまで、完備しているとは恐れ入る。


早速ベットに横になってみたのだが、

アトラスのベットが、まるで『コンクリートの塊』だったのでは?と

思わせる程の柔らかさで、先の戦闘の疲れもあってか、

直ぐに深い眠りに落ちてしまった。


初めて小説っぽい物を執筆させていただいております。

色々と手さぐりでやらせて頂いておりますので

至らぬ所も多々あると思いますが、よろしくお願いいたします。

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