EPISODE 9 - 123√アキト
その為、
余り長い時間、
朱音の奴を
待たせてしまうと、
後で何を言われるか
分かった物では
無かった。
まぁ………。
朱音の
言う事など、
聞き流して
しまっても、
何の問題も
無いので………。
朱音が、
しつこく
言い寄って
来るので
あれば………。
朱音の話は
聞き流してしまう
心算でいた。
だけど………。
余り、
朱音の話を
聞き流して
いると………。
更に、
激しく
暴言を
吐いてくる
可能性が
あった。
そうなって
しまうと………。
俺と、
朱音の間を
取り持つ為に、
碧依ちゃんが、
仲裁をして
くれるん
だけど………。
只でさえ、
碧依ちゃんには
苦労を掛けている
ので………。
出来る事
ならば………。
必要以上に、
碧依ちゃんには
心労を掛けたくは
無かった。
「(はぁ………。
妹である、
碧依ちゃんに
心労を掛ける
とか………。
本当に、
朱音の奴は、
碧依ちゃんの
姉なのかね………?)」
生まれてこの方、
俺には兄弟と呼べる
存在が居なかった
為………。
兄弟が、
どの様な
関係なのか
詳しくは
分らないんだ
けれど………。
俺の
身近な所に居た
兄弟と言えば………。
俺の
家族だった、
ルリとヒスイの
2人が姉弟の
関係だった。
ルリと
ヒスイの
2人の関係を
思い返して
みても………。
ルリが
ヒスイに
向かって
怒っている事は
あるには、
あったんだ
けれど………。
ルリが
ヒスイに
向かって
怒っている
時は………。
決まって、
ヒスイが、
無茶な事をした
時だった。
ヒスイが
無茶な事をした
意外の場面で………。
姉である、
ルリが
ヒスイに
向かって
怒っている所は
見た事が
無かった。
その点を
踏まえて………。
朱音と
碧依ちゃんの
関係を
見返して
みると………。
妹である、
碧依ちゃんに
対して………。
姉である、
朱音の言動は、
少しだけ、
横暴に見えた。
「(まぁ………。
同じ
姉と言う
立場でも、
弟と妹では、
扱い方が
違うのかも
知れないん
だけどな………)」
姉と言う
立場で考えると………。
ルリと
朱音は、
同じ立場に
居るのかも
知れないん
だけど………。
自分の
下に居るのが、
弟か妹かで、
関係性も
変わって
くるのか
知れなかった。
「(どれだけ、
横暴な振る舞いを
している様に
見えても………。
朱音の奴が
碧依ちゃんの事を
大事にしているのは
間違いが無い
からな………)」
普段の状態を
見てみると………。
姉である
朱音の奴が、
妹である、
碧依ちゃんに
対して、
傍若無人な
振る舞いを
している様に
見えるんだが………。
朱音は、
朱音で………。
妹である、
碧依ちゃんの事を
大事にしていた。
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何卒、最後までお付き合いの程、
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