EPISODE 9 - 85
私の脳裏に
思い浮かんだ。
「（無事に、
アキトを
保護したと、
報告を受けて、
油断をしていた
けれど………。
アキト自身も
深刻な被害を
受けていたと
しても………。
何も
可笑しくは
無いよな………）」
ヤヨイから、
アキトが
搭乗をしていた、
量産型の
強化外骨格から、
救難信号が
送信されたと
話を聞いた、
その時は………。
アキトの身に
危険が
迫っていると
言う事に
意識が
引っ張られていた
所為なのも、
あって………。
其処まで、
気が回らな
かったんだ
けれど………。
冷静に
考えてみると………。
幾ら、
量産型の
強化外骨格とは
言え………。
ダアト謹製の
強化外骨格から
救難信号が
送信されたと
言う事は………。
相当な損害を
受けているのは、
間違いがなかった。
「（全く………。
間が
良いのか
悪いのか………。
判断に
困る所だな………）」
実際に、
この目で、
アキトの
状態を
確認した
訳では
無いので………。
確実な事は
言えないんだ
けれど………。
私が、
予想をした
通り………。
アキト
自身も………。
量産型である、
ダアト謹製の
強化外骨格と
同じ位の損傷を
受けているので
あれば………。
直ぐにでも、
アキトの体の
修復作業を
行わなければ、
ならなかった。
だけど………。
今回に
限っては………。
アキトの
専用機として
開発を行った、
新型の
強化外骨格である、
八汰烏が
保有をしている、
運動性能を
最大限にまで
引き出せる様に
する為………。
アキトの
新しい体も
開発していた。
最も………。
アキトの
新しい体を、
開発しただけ
なので………。
細かい調整を
行う必要は
あるんだ
けれど………。
アキトの
旧い体から
生体部品である
脳を取り出して
新しい体の方へ
移し替えるだけで、
作業が済むので………。
壊れた体を
修復するよりも
圧倒的に時間を
短縮する事が
出来るのは、
間違いが
なかった。
「（こんな
事態になるとは
思いもしなかっん
だが………。
まぁ………。
色々と
手間が
省けたので、
良しと
するか………）」
この様な
事態になると
想定をして………。
アキトの
新しい体を
開発した
訳では
ないんだ
けれど………。
何方にせよ、
旧式の体から、
新型の体に
変更する事には、
変わりが無い。
寧ろ………。
色々と
手間が省けた
ので………。
私としても、
都合が良かった。
この度は、
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何卒、最後までお付き合いの程、
宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m
