EPISODE 9 - 61
小刻みに
身を震わしている
姿が目に映った。
「(若しかして………。
今、
笑い声を
上げているのは、
ヤヨイなのか………?)」
大声を
上げて
笑っている
訳では
無いんだ
けれど………。
静かな
部屋の中
では………。
一際、
ヤヨイの
笑い声は、
響いていた。
「(それに
しても………。
ヤヨイが、
身を震わせ
乍ら………。
笑い声を
上げている
のは………。
中々、
珍しい光景
だな………)」
ヤヨイも
人間なので………。
全く、
笑わない
訳では
無いんだ
けれど………。
それでも………。
身を
震わせ乍ら………。
ヤヨイが
笑い声を
上げていると
言うのは………。
中々、
お目に
掛かれる
姿では
無かった。
身を
震わせ乍ら、
笑い声を
上げている、
ヤヨイの姿が
珍しかった
所為なのも
あって………。
笑い声を
上げている、
ヤヨイの姿を
眺めていると………。
ヤヨイの
笑っている声が
伝播したのか………。
ヤヨイと
同じ様に………。
大声を出して
笑っている程では、
無いんだけれど………。
ヤヨイの
近くに
立っていた、
技術者達も、
口元を
押さえ
乍ら………。
笑い声を
上げ始めていた。
ヤヨイ
だけでは
なく………。
他の
技術者達も
笑い始めるとは
予想もして
いなかった。
とは言え………。
皆が
笑い声を
上げてくれた
甲斐もあって
なのか………。
気が
付けば、
先程までの
重苦しい
空気は、
何処にも
感じる事は
無かった。
「(まさか………。
こうなる事を
狙って………。
率先をして
笑い声を
上げて
くれたとか………?)」
ヤヨイが
笑い声を
上げてくれて
からは………。
あの
重苦しかった
空気が無くなった。
その事から………。
部屋の空気を
重苦しい物にへと
変えてしまった、
私の事を
見兼ねて………。
ヤヨイが
明るく振舞て
くれたのでは
無いかと………。
その様に
予想を立てた、
私は………。
今も尚………。
身を
震わせ乍ら、
笑い声を
上げ続けている、
ヤヨイの様子を
伺っていると………。
私の
視線に
気が付いた
のか………。
口元を
押さえていた、
ヤヨイが………。
私に
向かって、
片目を
瞑って
みせた。
ヤヨイに
確認をした
訳では
無いので………。
真偽の程は、
定かでは
無いんだ
けれど………。
私に
向かて、
ヤヨイが
片目を
瞑って
みせた
事から………。
恐らく、
私の予想は
正しいのだと
思われる。
「(本当に………。
ヤヨイには
頭が上がら
ないな………)」
今回の件も
そうなんだが………。
何時も、
ヤヨイは、
細かい所にまで
気を利かせて
くれている。
ヤヨイが、
細かい所にまで
気を利かせてくれる
お陰で………。
円滑に
仕事を
進める事が
出来ていた。
この度は、
最果ての世界を、
ご覧頂きまして
誠にありがとうございすm( _ _ )m
『ブックマーク』や『評価』………。
そして………。
『いいね』や、
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沢山の声援を頂きまして、
誠にありがとうございます。
大変、励みに
なっておりますm( _ _)m
これからも、
3分間から5分間の
ささやかな楽しみを
皆様に提供出来ますよう
のんびりマイぺースなも、
精進してまいりますので
何卒、最後までお付き合いの程、
宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m




