EPISODE 9 - 60
声を
発する事は
無かった。
「(若しかして………。
今の
宣言の
所為で………。
皆から
不興を
買って
しまった
かな………?)」
誰一人として、
話し声を上げ様と
しなかった事から………。
先程、
私が宣言をした、
恩着せがましい
言葉の所為で………。
此処に居る、
技術者達から
不興を
買てしまった
可能性が
高かった。
「(さて………。
この後は、
どうした
ものか………)」
私が
口にした
発言が
原因で………。
此処に居る、
技術者達から
不興を買って
しまったのだと
すると………。
今回の様に、
何らかの依頼を
技術者達に
お願いした
場合………。
手伝って
貰えない
恐れが
あった。
勿論………。
自分の
蒔いた種
なので………。
その時は、
潔く身を引く
心算では
いるんだ
けれど………。
問題は………。
この
重苦しい空気を
どうするのかと
言う事だった。
「(こう
なったら………。
多少強引でも、
この場から
去った方が、
良いかも
知れないな………)」
早急に、
この部屋から
立ち去るしか………。
この
重苦しい空気を
打開する方法が
思い浮かばなかった。
「(幸いな事に………。
この部屋から
退出する為の
理由なら………。
用意が
されている
からな………)」
不幸中の
幸いとでも
言えば
良いのか………。
ダアトが
保有をしている
施設の中でも
最大の規模を誇る、
人工衛星である、
アマテラスで………。
原因不明の
問題が発生を
していた。
どの様な問題が、
人工衛星である
アマテラスで、
起きているのか、
確認をする為………。
一刻も早く、
この部屋から
出ていく必要が
あった。
「(そうと
決まれば………。
この部屋から
出ていく事にする
かな………)」
自業自得とは
言え………。
重苦しく
なってしまった、
この空気から、
逃れる意味も
込めて………。
早急に
部屋から
出て行こうと………。
私が、
その様に
考えて
いると………。
「ふふふ………」
小さな声では
あるけれど………。
誰かが
笑っている様な
声が聞こえてきた。
「(ん………?
誰かが、
笑った様な
声が聞こえて
きたな………?)」
小さな
声だった
為………。
確証は
無いんだ
けれど………。
誰かが、
笑った様な声が
聞こえてきた事
から………。
誰が
笑っているのか
気になった、
私は………。
一旦、
部屋から
出て行くのを
取り止めると………。
笑い声を
上げている人物を
探す為………。
技術者達が
居る方にへと
視線を向けた。
すると………。
技術者達の
先頭に立っていた、
ヤヨイが口元を
押さえ乍ら………。
小刻みに
身を震わしている
姿が目に映った。
この度は、
最果ての世界を、
ご覧頂きまして
誠にありがとうございすm( _ _ )m
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そして………。
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誠にありがとうございます。
大変、励みに
なっておりますm( _ _)m
これからも、
3分間から5分間の
ささやかな楽しみを
皆様に提供出来ますよう
のんびりマイぺースなも、
精進してまいりますので
何卒、最後までお付き合いの程、
宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m




