EPISODE 9 - 58
その権力を
振りかざして、
自分の好きな様に
振舞った事は
一度も無かった。
尤も………。
過去には、
自分の都合が
良い様に権力を
振り翳していた、
連中も居たには
居たんだけれど………。
そう言った
連中は………。
洩れなく、
粛清の対象として
処分してやった。
その甲斐も
あって………。
今では、
無闇矢鱈と
権力を
振り翳す様な
馬鹿な
連中は………。
ダアトから
居なくなったんだ
けれど………。
それでも………。
過去に
行われていた、
権力者による、
数々の悪事が、
消えた訳では無い。
その辺りの
事情もあって
なのか………。
自分よりも
地位の高い人物と、
会話をする時は………。
どうしても………。
一歩程、
身を引く様な
対応になてしまう。
この様に………。
ヤヨイの
部下である、
技術者達とは、
そこそこ
付き合いの
長い間柄だと
しても………。
立場の
低い人物から
したら………。
相当な
精神的負荷が
掛かっていると
言うのに………。
そんな
高い地位に
居る人物から、
感謝を貰うと
言うのは………。
どれ程の、
精神的な負担を
掛ける事になるのか、
想像も付かなかった。
勿論………。
上司と、
部下の関係でも、
あるので………。
余り、
馴れ馴れしく
接せられて
しまうと
困って
しまうのだ
けれど………。
ある程度、
節度を守って
接してくれるので
あれば………。
特に
苦言を
口にする
心算は
無かった。
そう言う
意味では………。
現在、
ヤヨイの下で
働いている、
技術者達は………。
皆、
節度を守って
接してくれている
ので………。
好感を
持つ事が
出来ていた。
そんな………。
礼節を
守ってくれている
技術者達だから、
こそ………。
軽い
気持ちで、
感謝を
受け取って
くれれば
良かったん
だが………。
技術者達から
すると………。
自分達よりも
高い地位いに
居る人物から
感謝を受け取ると
言うのは………。
それ
だけで………。
精神に
可成りの
負担を
掛ける事になる。
私から
すれば………。
軽い気持ちで、
感謝の品を
送っている
心算なん
だけど………。
受け
取る側である、
技術者達が、
負担を感じて
いるので
あれば………。
無理を
させてまで、
感謝の品を
送る訳には
いかなかった。
この度は、
最果ての世界を、
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なっておりますm( _ _)m
これからも、
3分間から5分間の
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皆様に提供出来ますよう
のんびりマイぺースなも、
精進してまいりますので
何卒、最後までお付き合いの程、
宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m
