EPISODE 9 - 1
職員の方は、
軽い調子で、
その様な
言葉を
口にした。
「どうせ、
また………。
資源の
奪い合いとかで、
何処かの
国か組織に
所属をしている
連中が戦っている
だけだろ?」
声を
掛けられた
訳では無い
けれど………。
職員の方が
口にした、
話の内容を
耳にした、
もう1人の
職員の方は………。
先程まで、
読んでいた
書籍から
目を離すと………。
地上で
行われている
戦闘の様子に
付いて
呟いていた、
職員の方が
目にしていたと
思われる、
モニターが
設置されている
場所に向かって
視線を移動させた。
すると………。
職員の方が
目にしたのは………。
最初に
戦闘の様子に
付いて、
感想を
口にした、
職員の方が
話していた
通り………。
何処かの
国か組織に
所属をしていると
思われる、
複数の
強化外骨格が
激しく
銃撃戦を
繰り広げていた。
「幾ら
資源が
欲しい
からと
言ってもな………。
現在、
行っている
戦闘によって、
奪い合おうと
している資源が
消費されていたら、
本末転倒も
良い所だと
言うのに………
どうして、
地上の奴らは、
そんな事も
分からないん
だろうな………」
溜息を
吐きつつ………。
地上で
行われている、
戦闘の様子を
目にしていた、
職員の方は………。
現在進行形で、
地上に残されている、
僅かな資源を
食い潰していると
知りつつも………。
無意味な戦闘を
繰り広げている、
地上の連中に対して、
憂いの言葉を口にした。
どうして、
地上とは
関係の無い、
人工衛星である、
アマテラスで、
生活を送っている、
職員の方が………。
地上で、
無意味な戦闘を
繰り広げている、
人達に対して………。
憂いを
感じているのかと
言うと………。
理由は、
簡単で………。
元々、
アマテラスに
所属をしている
職員の方達も、
地上で生活を
送っていた
からだ。
生まれも育ちも、
地上だった為………。
貴重な資源を
食い潰している
だけだと言う事を
理解しつつも………。
それでも………。
貴重な
資源を得る為に
戦闘を行っている
人達の気持ちも
分からなくは
なかった。
しかし………。
幾ら、
最低限とは
言え………。
生活を
送る上で
必要な物資を、
全て………。
自分達だけで、
賄える事が出来る、
アマテラスの中で
生活を送っている
内に………。
地上で、
無意味な戦闘を
行っているだけの
人達に対して、
哀れみを
感じる様に
なった。
「まぁ………。
無意味な
戦闘を
止めろと
言った
所で………。
直ぐに、
戦闘が
止められる
訳では、
無いからな………」
一部の
例外を
除いて………。
地上で
戦っている
人達の大半は、
生きる為に
仕方がなく
戦っている。
この度は、
最果ての世界を、
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誠にありがとうございすm( _ _ )m
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大変、励みに
なっておりますm( _ _)m
これからも、
3分間から5分間の
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皆様に提供出来ますよう
のんびりマイぺースなも、
精進してまいりますので
何卒、最後までお付き合いの程、
宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m




