EPISODE 8 - 279
そう言った
負の感情を
抱いている
訳では
無かった。
だけど………。
俺の
大切な
家族である、
ルリ達が、
ダアトの
本拠地に
向かって
侵入をして来た
件や………。
やむを得ない
事情があったとは
言え………。
折角、
エミリーが
用意をしてくれた、
量産型の
強化外骨格を
大破させる
寸前にまで、
追い込む程の
損傷を与えて
しまった事
等………。
色々と
後ろめたい
事情が
あった。
その所為も
あってなのか………。
エミリーの姿を
目の当たりにして
いると………。
どうしても、
怯んでしまう
自分が居た。
そんな、
後ろめたい
事情により………。
エミリーに対して、
及び腰になっている、
俺とは違い………。
朱音と
碧依ちゃんの
2人は………。
特に
気にした様子も
なく………。
エミリーと
ヤヨイさんの
2人が
居る場所に
向かって
移動をして
しまった。
このまま、
大型の
輸送機の
近くで、
立ち尽くして
いても………。
時間の
無駄だと
考えた、
俺は………。
1度だけ、
大きく
深呼吸を
すると………。
朱音と、
碧依ちゃんの
2人の後に
続く形で………。
エミリーと
ヤヨイさんの
居る場所に
向かって、
移動を
開始した。
元々、
エミリーと
ヤヨイさんの
2人とは、
其処まで、
離れていた
訳では
無かった。
その為………。
比較的に、
早い段階で、
俺は………。
エミリーと、
ヤヨイさんの
2人が
居る場所にへと
辿り着く事が
出来た。
だけど………。
俺達が、
直ぐ傍にまで、
近付いたと
言うのに………。
何故か、
エミリーは、
押し黙ったまま、
真剣な表情を
浮かべていた。
「(何時もなら
意地の悪い笑みを
浮かべ乍ら………。
嫌味の一つでも、
口にしている
所なんだが………。
今日は、
やけに
静かだな………)」
何時もなら、
俺の顔を見るなり、
皮肉の言葉を
口にしている
所なのに………。
何時まで
経っても、
エミリーの
口から、
皮肉の言葉が
出てくる事は
無かった。
「(此れは………。
俺から
話し掛けた方が
良いのか………?)」
真剣な表情を
浮かべたまま………。
何時まで
経っても、
エミリーが
話をしない為………。
俺の方から、
先に………。
エミリーに
話し掛けた方が
良いのでは
無いかと
言う考えが、
脳裏に
思い浮かんできた。
だけど………。
俺から
話を切り出すのは
良いとしても………。
どの様に
話を切り出すかが
問題だった。
「(取り合えず、
エミリーに
話し掛けて
みるかな………)」
何方にせよ、
エミリーに
話し掛けて
見ないと………。
状況を
把握する事が
出来ないと、
考えた、
俺は………。
「あぁ……。
その………。
非常に
言い辛い事
なんだが………」
今も尚、
真剣な表情を
浮かべている、
エミリーに
向かって
話し掛けようと
したんだけど………。
話の内容が
内容だった事も
あり………。
遂、
不審人物
みたいな
話し方をして
しまった。
それでも、
俺は………。
この
状況を打開する
意味も込めて、
真剣な表情を
浮かべている、
エミリーに
向かって
話し掛けようと
したんだけど………。
「戻って来た
ばかりで、
申し訳ないん
だが………。
お前達には、
空に上がって
貰う………」
俺が、
話し掛けるよりも
先に………。
エミリーから
その様な言葉を
口にした。
余りにも
唐突だった
為………。
エミリーが
何を言っている
のか………。
直ぐに
理解をする事が
出来なかったん
だけど………。
此れから、
また………。
面倒な事態に
巻き込まれるのだと
言う事だけは………。
何となく
理解をする事が
出来た。
この度は、
最果ての世界を、
ご覧頂きまして
誠にありがとうございすm( _ _ )m
『ブックマーク』や『評価』………。
そして………。
『いいね』や、
『誤字脱字の報告』等………。
沢山の声援を頂きまして、
誠にありがとうございます。
大変、励みに
なっておりますm( _ _)m
これからも、
3分間から5分間の
ささやかな楽しみを
皆様に提供出来ますよう
のんびりマイぺースなも、
精進してまいりますので
何卒、最後までお付き合いの程、
宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m




