EPISODE 8 - ??? 1180√ルリ・ヒスイ
物理的に、
アキトさんが
傷つく様な事は
無い筈だった。
そんな風に………。
私から、
一方的に、
叩かれて
いるのにも
関わらず………。
アキトさんは、
自分の胸を
叩いている、
私の手を
振り払う
所か………。
私の
気持ちが
落ち着く
までの
間………。
私の事を
あやし
続けて
くれた。
アキトさんに
抱き締め
られてから
数十分程、
時間が経過………。
散々、
アキトさんに
向かって、
思いの丈を
叫んだり………。
涙を
流し続けた
甲斐が、
あった
みたいで………。
漸く、
気持ちを
落ち着ける事が
出来た。
まぁ………。
気持ちを
落ち着ける事が
出来たとは
言っても………。
まだまだ、
本調子には、
程遠いの
ですが………。
それでも………。
先程
までとは
比べ物に
ならない程………。
感情を
制御する事が
出来る様に
なった。
自分自身の
精神状態に付いて、
考えを巡らせて
いると………。
アキトさんも、
私の気持ちが
落ち着いたと
判断をした
みたいで………。
私の
頭と背中に
回していた
両腕を………。
ゆっくりと………。
私の
体から
引き離して
いった。
自身の
両腕を、
私の体から
引き離した後、
アキトさんは………。
一歩だけ、
私の元から、
離れていった。
私の
気持ちが
落ち着いたので
あれば………。
何時までも、
私の事を
あやし続ける
必要がないと
言うのは、
分かるの
ですが………。
もう
感じる事が
出来ないと、
諦めていた、
アキトさんの
温もりを
感じる事が
出来たのは
素直に
嬉しかった。
アキトさんが
生きていると
分かった以上………。
此れからは………。
何時でも、
好きな時に、
好きなだけ、
アキトさんの
温もりを
感じる事が
出来る様に
なる。
そう言う
訳で………。
今から、
もう一度、
アキトさんに
抱き締めて貰う
必要は………。
何処にも
無いのですが………。
10年振りに
アキトさんの
温もりに
触れる事が
出来たと
思うと………。
もう
少しだけ、
アキトさんに
抱き締めて
欲しいと言う
気持ちも
あった。
その所為も
あってか………。
私の元から
アキトさんが、
離れていく姿を
目の辺りにして
いると………。
物凄く、
寂しいと、
感じて
しまった。
この度は、
最果ての世界を、
ご覧頂きまして
誠にありがとうございすm( _ _ )m
『ブックマーク』や『評価』………。
そして………。
『いいね』や、
『誤字脱字の報告』等………。
沢山の声援を頂きまして、
誠にありがとうございます。
大変、励みに
なっておりますm( _ _)m
これからも、
3分間から5分間の
ささやかな楽しみを
皆様に提供出来ますよう
のんびりマイぺースなも、
精進してまいりますので
何卒、最後までお付き合いの程、
宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m




