EPISODE 8 - ??? 1168√ルリ・ヒスイ
正確に、
把握をする事が
出来なかった。
とは言え………。
部屋の
雰囲気も
相まって
なのか………。
何処から、
どう見ても、
死体を
安置している
様にしか
見えなかった。
それでも、
私は………。
一縷の望みを
賭けて………。
部屋の
中央付近に
設置がされている、
寝台の元に
向かって、
移動をした。
部屋の
中央付近に
設置がされている、
寝台の元にへと
辿り着いた、
私は………。
寝台を
覆い隠す程の
大きな布に
手を掛けると………。
手に持った、
大きな布を
ゆっくりと
捲りあげた。
すると、
其処には………。
何か、
鋭利な物で
切断がされた
のか………。
首から上が
消失している、
成人男性と
思われる
人物の遺体が
寝かされていた。
首から上が、
消失している
為………。
本来で
あれば………。
この体の
持ち主が
誰なのか………。
特定を
するのは、
困難なの
ですが………。
長年、
近くから
見てきた
所為なのも
あってか………。
一目、
見た瞬間………。
この体の
持ち主が、
アキトさんだと
言う事を察した。
アキトさんが、
戦死したと言う
事実を受け入れ
られずに………。
長い間、
涙を流し続けた。
それだけ………。
私に取って、
アキトさんが、
死んだと言うのは、
受け入れ難い
事柄だった。
何時までも、
涙を流し続ける、
私の事を見兼ねて
なのか………。
どれ程、
深い悲しみで
あったとしても、
時間が解決して
くれると………。
誰かが、
口にしていたの
ですが………。
どれだけ、
時間が
過ぎ去ったと
しても………。
私の涙が
尽きる事は
なかった。
だけど………。
時間が
過ぎた事で、
別の変化も
訪れてきた。
初めの頃は、
アキトさんが
死んだと言う
事実を
受け入れる事が
出来ずに………。
ただ
涙を流すだけの
日々を過ごして
いたのですが………。
深い悲しみは、
軈て………。
憎しみへと
変貌していった。
アキトさんを
殺した人物を、
この手で討つと
誓いを立てて
からも………。
私の中にある
憎しみは………。
些かも、
その勢いを
衰えさせる事は
無かった。
寧ろ、
時間が
経過するに、
連れて………。
私の中にある、
憎しみは、
激しさを
増していった。
そんな風に………。
10年もの間、
アキトさんを
殺した人物に
対して………。
復讐を
行う事
ばかりを
考えていたの
ですが………。
まさか………。
見た目が
変わって
しまっては、
いましたが………。
死んだと
思っていた筈の
アキトさんと………。
再開を
果たす日が、
訪れるとは
夢にも
思わなかった。
この度は、
最果ての世界を、
ご覧頂きまして
誠にありがとうございすm( _ _ )m
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これからも、
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のんびりマイぺースなも、
精進してまいりますので
何卒、最後までお付き合いの程、
宜しくおい願いいたしますm( _ _ )m




