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最果ての世界で見る景色  作者: ルカリナ
EPISODE 0
1/2696

『プロローグ』

流れる血液………。

急速に低下する体温………。


俺の腹には、直径30cmもある一本の鉄杭………。

俗に言う、「パイルバンカー」と言われる兵器………。

目の前には、綺麗な漆黒のパワード・アーマー………。

今俺は、そいつに抱きかかえられるような形で止めを刺されている………。


「ガッフ……!はぁ…、はぁ………」


パイルバンカーの杭を強引に抜かれ、

背中から地面に投げ捨てられる………。


「(………クソ。俺もここまでか………。

ごめんな………。

ヒスイ、ルナ…………。兄ちゃん………。

もう………。帰れそうに………ないや………)」


混濁する意識の中、

思い出すのは二人の弟妹………。


いや……。

死ぬ間際だからこそかもしれないな………。

血の繋がりもなく、

けして裕福な暮らしをしていた訳でもない………。

それでも………。

俺には勿体ないほどの「家族」達………。

願うなら………。


「(あの子たちの進む道が、幸福でありますように………)」


今まさに、止めを刺そうと

手に持っている、ブレードを頭上高く掲げている

謎のパワード・アーマーを見上げながら

俺………。アキト=ハーヴェルは、

最後の時を待つ………。


初めて小説っぽい物を執筆させていただいております。

色々と手さぐりでやらせて頂いておりますので

至らぬ所も多々あると思いますが、よろしくお願いいたします。

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