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異世界最強の自宅警備員  作者: 親交の日
第十章 終活
131/140

10-3 始帝陵

 



 ーーーオリオンーーー


 ルドルフ公たちの死を受けて、改めて人間の命の儚さを知った。そしてそれは、異世界転生チートな俺でも同じであるということも。


「副都へ行こう」


 葬儀に関連する諸々の行事を終えてひと段落ついたとき、家族ーー特に親集団へ向けてーーにそう話した。


「急にどうしたの?」


 ソフィーナがなぜそんな提案をするのかと訊いてくる。別に隠すことでもないので、俺はルドルフ公たちの死によって、改めて人間の死について考えたと明かした。


「だから、副都へ行きたいんだ」


「お墓を見るために、ですか?」


「シルヴィにはバレバレのようだな。そうだ。副都に造営中の墓を見に行く」


 現在、帝国は二つの都市を建設している。大河を利用した水運網の中心都市として建設が進められている街がドラゴニア。そしてもうひとつ。名前は決まっていないものの、俺や妻たちを顕彰するためーーといえば聞こえがいいが、実際は墓地の守りをすることが主目的ーーの街(名前はまだない)だ。


「いいんじゃないですか? 最近は大陸情勢も落ち着いてきましたし」


「ですね」


 オーレリアとレオノールたち外務担当は賛成のようだ。久方ぶりに内務大臣に復職したクレアも、無言で頷いている。


「わたしも別にいいわよ」


 いつもは反対するソフィーナも、特に異論はないようだ。もしかすると、彼女もまた今回の件で思うところがあったのかもしれない。

 他の妻たちも賛成とのことだったので、日程を調整して休日を揃えることにする。省庁のトップが軒並み不在という異常事態だが、費やすのは往路の二日だけなので許してほしい。ついでにイアンも、ゴメン。

 とはいえ、竜帝国ほどの規模になればすぐには動けない。関係各所に連絡し、どうしても外せないものを除いて日程を調整しても、全員の休暇をとるには半年先のことになった。国が大きいとこういうのが面倒なんだよな。

 そして着いたのが、洞爺湖のようなカルデラ湖の畔だった。湖の中央に島がある。あそこが俺のーー正確には皇室の墓になる場所だ。


「きれい……」


 着いて早々に目にしたのが、霧に包まれた湖だった。霧がかかってぼんやりしているなかに、澄んだ湖面と緑の島が映る。風光明媚な場所だ。うん。ここを選んで正解だ。妻たちも見惚れている。


「オリオン様。大変美しい光景ですが、どうしてここを選ばれたのですか?」


「景観が美しいと聞いたのもあるが、一番は龍脈が通っていることだな。それに、湖を堀代わりにすれば建設費も浮く」


 古代のお墓は絢爛豪華だったという。中には金銀財宝が詰め込まれた。しかし、それがほぼ完璧に残っているのは地球において、エジプト王の墓くらいではなかろうか。とにかく、墓というのは盗掘の対象になりやすい。

 だが、墓とはいわば死者の住居。そこを荒らされていい気分にはならない。だから俺は、カチンでしたように龍脈の魔力を使って墓守を維持することにした。子孫から墓守を出させるわけにはいかないからな。その点、俺が生み出せば不平不満も言わず、二十四時間三六五日働いてくれる。それに強い。これ以上の適任はいない。ーーそんなことを、妻たちに説明した。


「「「なるほど」」」


 妻たちは納得したようだった。


「というわけで頼んだぞ、ラナ」


「まかせて〜」


 龍脈を弄れるほどの腕を持つ技師はラナかリナくらいのものだ。かなり高度な技術が要求され、人材育成に難儀している。今後も龍脈を弄って都市建設をすることもあるだろうから、人材の確保は急務であった。

 絶景を堪能したあとは、建設予定地である島に上陸する。橋などかかっていないので、移動手段は船だ。島には桟橋が設けられており、ブレストのときのようにバシャバシャと水を蹴立てて上陸する必要はなかった。……護衛の兵士ーー特にシルヴィのーーがとても残念そうにしているが、気のせいだと思いたい。

 島では既に墓の造営が行われていた。自然との調和がコンセプトであるため、無闇に木を切らず、必要最小限に止めるよう言ってある。その指示は守られ、島の森にはぽっかりと空洞ができていた。さながら森のトンネルである。

 その下ではトンカン、と槌の音が鳴っている。またえっさほいさ、という人夫のかけ声も聞こえていた。


「順調か?」


「これは陛下。お待ちしておりました。はい。工事は順調に進んでおります」


 工事の担当者に訊ねると、工期に目立った遅れもなく順調に建設中という回答だった。また、既に完成した施設もあるという。担当者に案内されたのは拝殿である。石積みの立派な建物だ。自然を活かした木造案もあったが、火災に配慮して石造となった。

 拝殿はさらに通常の拝礼に使われる表殿と、特別なときに使われる奥殿とに分けられている。俺たちは表殿の見学もそこそこに、奥殿へとやってきた。


「オリオン様。ここが奥殿ーー重要な場所なのですか?」


「そうだ。正式な後継者指名と承認の場だ」


「何もないじゃない」


 シルヴィの問いに答えたのだが、ソフィーナにバッサリと言われてしまった。そう。表殿は既に内装も整い、華美過ぎない程度に豪華な出来になっている。しかし、奥殿は何もない空間であった。大理石が張られた大空間があるのみ。


「そりゃそうだ。仕上げはこれからだからな」


 奥殿は実はまだ未完成で、俺が処置してはじめて完璧な姿になる。


「どうするんですか?」


「これを使う」


 そうして取り出したるは、リンドヴルムの竜胆から生み出された宝珠を埋め込んだ杖だ。いわゆる王笏である。これには俺の能力を付与してある。俺が死んでも、力が国に受け継がれるように。


「ふんっ!」


 俺は王笏を部屋の最奥部に力を込めて突き刺す。普通なら石と杖なのだから刺さるわけないが、今回は床に細工したので問題なく刺さった。するとズズズ、という重々しい音を立てて床面がせり上がり、台座のようになる。あとは能力でちょちょいと豪華にしてやれば、第一段階完了。

 第二段階では、部屋全体に魔法的な処置を施す。イメージ的には遺伝子認証であり、この台座に刺さる王笏は、俺の直系子孫にしか引き抜けないようにする。

 ちなみにここでいう『直系』とは血統的なものに加え、皇統譜的な意味もある。つまり、次代の皇帝になる者しか抜けない。現在でいえば俺の次はエリザベス、その次にウィリアムが皇帝となる。だがエリザベスは抜けても、ウィリアムは抜けないのだ。万が一、皇帝が後継者を指名せずに死んだ場合は、皇族会議で指名された後継者が抜けるようになっている。

 そして最終段階。能力を使って、部屋の装飾その他を保全する。これでこの部屋にあるものは一ミリも動かせないし、劣化もしない。順調に皇位継承が行われれば何十年に一度というペースでしか使われないのだ。魔法を使うに限る。


「近いうちに、ここでエリザベスの後継者指名を行おう」


 これまでは口約束と皇太女に任命しただけだが、これからも続く皇室の儀式で改めて指名することで、彼女の地位も完全に固まる。バトンを子どもたちに渡す。そして現状の継続を宣言するのだ。それが、混乱を治めた草創期の君主である俺の役目なのだから。


 ーーーーーー


 墓の視察と作業を終えた俺たちは、転移でカチンへと帰還した。


「お帰りなさいませ。皇帝陛下並びに奥方様」


「「「お帰りなさいませ」」」


 出迎えてくれたのは、イアンと各省庁の官僚たち。すごい歓迎だが……嫌な予感がするぞ。


「お待ちしておりました、陛下」


「ささ、お疲れでしょう。旅装を解かれてください」


「準備は出来ておりますよ」


 イアン以下の官僚たちがそう呼びかける。それと同時に、メイドたちが鬼気迫る表情で突進してきた。ガシッという音がしそうなほど強く肩を掴まれる。左右から、二人がかりで。……俺、一応お前たちの主だぞ? なのになぜ、犯人を逮捕するかのようにされねばならないのか。


「ささっ、陛下。こちらへ」


「ソフィーナ殿下も、お早く」


「オーレリア殿下ーー」


「レオノール殿下ーー」


「クレア殿下ーー」


 以上五名は、メイドたちに手荒いエスコート……もとい、拉致された。追い剥ぎのごとく外出用の服を脱がされ、室内用の服を着さされる。

 …………服、間違えてないか? 時間は夜。そうだ。外が暗いだろ? もう人間は寝る時間だ。だから部屋着ではなく、寝間着を渡されるべきだと思うのだが?


「はははっ。陛下、ご冗談を」


 俺の抗議をにこやかに受け流すのはイアン。顔は笑っているが目は笑っていない。ハイライトの消えた虚ろな目をしていた。


「もう限界です。早く仕事を片づけてください」


 仕事が貯まって大変らしい。変だな。事前に仕事は片づけたし、たかだか二日でイアンが音を上げるほどの仕事が舞い込んでくるとも思えない。何があったんだ?


「モルゴの介入により華帝国での内戦が激化。住民たちが唯一安全なミーポーへと逃げ込んでいるのです。おかげで事務処理の件数が増えーー」


 この有様、と。それは深刻な問題だな。華帝国の莫大な数の難民はミーポーだけではとても賄えない。本国からの支援か、難民の受け入れが必要だ。どちらに転んでもいいよう、ミーポー側は内務、財務などの各省庁に救援を要請していたらしい。素晴らしい判断だが、おかげで書類がたった数日で大変なことになった。まあいいが。

 そして話はこれだけでは終わらない。これらの難民を華帝国は返還するように求めているという。彼らは組織的な誘拐などと言っているらしい。いや、完全にお前たちのせいだからな?

 そんなわけで、夜にもかかわらず書類の裁可に追われた。それが終われば会議である。参加者は俺、シルヴィ、クレア、ソフィーナ、オーレリア、レオノールーーついでにイアンも。イアンに夜、無理矢理仕事させられた被害者の会ーーではなく、華帝国の要求への対応を議論する場だ。とはいえ、結論はもはや見えている。


「ーーでは、華帝国の要求には応じないということでよろしいですか?」


「「「異議なし」」」


 満場一致で要求の拒否が決められた。『誘拐犯だ!』なんて言われておいてほいほいと要求に応じるなんて有り得ない。拒否して当然だ。

 さて、ここまでは容易に想像できる。問題はここから。これからの対応についての話だ。


「この議決に対して、当然ながら華帝国は反発すると思われます。その対応はいかがなさいますか?」


「軍を増派すべきでは?」


「居留民保護のためには止むを得ないでしょう」


 そんな積極意見を出すのはシルヴィとクレア。軍を率いて戦ってきた二人は積極的だ。それに掣肘を加えるのはソフィーナを筆頭とする文官たち。


「待って。最近まで戦争してたのよ? ここで軍を派遣するなんてお金がいくらあっても足りないわ。わたしは反対」


「増兵は相手国を刺激するので……」


「関係が拗れると面倒なの」


 と、三人とも渋い顔だ。しかし、議論が平行線のまま終わることはない。ときに相手の痛いところを突き、妥協を引き出す。あるいは敢えて譲歩し、相手からも自らが望む条件を呑んでもらう。こうして理想と現実の溝を可能な限り埋めていくのだ。理想ーー自分の望みーーだけがまかり通るほど現実は甘くない。


「予備役登録されている警官隊を送るのはどうでしょう? 軍ではないので、相手を刺激することはないはずです」


「いいわね。お金もあまりかからないし、治安維持にもなる。物資もどうせ送るんだから、多少増えても問題にならないわ」


 クレアの提案に、ソフィーナが同意する。低コストで運用可能な手段なのだから当然だった。しかし、


「待ってください。警察は我が国独自のもので、他国からすれば衛兵と同じです」


 と、オーレリアが反対した。横ではレオノールもしきりに頷いている。


「相手に説明すればいいんじゃない?」


「ダメですね。これまでも説明してきましたが、まったく理解を得られません」


 オーレリアは力なく首を振る。これが実に頭の痛い問題なのだ。

 古来から、警察は軍隊がその機能を兼ねていた。その代表例が衛兵だ。しかし兵器の高度化、専門化が進むとともに、警察権は軍の手を離れる。そして生まれたのが警察であるーーこれが地球における警察の成り立ちだ。フィラノ王国でも警察権は衛兵が握っており、彼らが都市の治安維持にあたっていた。

 しかし、その体制に反して警察を作った。俺が目指す国家像のためには、軍と警察は分化させなければならない。外征と内治は明確に分けるのと、コスト削減のために(軍の予備役兵を警察や消防に回し、練度を維持する)。

 ーーそんなことをペラペラ話すわけにはいかないので、説明が難しいわけだ。他の国に説明しても、軍がやればいいだろうという話になる。ややズレるが、例えるなら「自衛隊」を英語にすると「Japan Self-Defense Forces」となり、「Force」とはすなわち軍隊であるから、外国からは事実上の軍事組織として認知されているのと同じである。


「ですが、静観しては在留邦人が危険にさらされます。それにようやく落ち着いてきたミーポーの治安も、再び悪化しかねません」


 シルヴィはどのような形であれ、軍の増派は必要だと訴える。ミーポーの治安悪化により予想されるのは、住民の武装蜂起だ。これに難民が加わると、駐屯軍や警察だけでは抑えられない可能性がある。結果、鎮圧に本国から増援を送ることになり、相応のコストがかかることになることは十分に予想できた。

 要は、コストが生じるのが先か後かというだけなのだ。そして、大規模になった後の方がかかるコストも大きくなる。だから前もってやった方がお得だよ、と言っているのだ。


「たしかにそうかもしれませんが……」


 外務組の反論が弱くなる。明確に反対しているのは彼女たちだけで、ソフィーナは警官隊の派遣なら問題ないとする条件つきの賛成だ。


「万が一、ミーポーでの騒乱に乗じて華帝国がこれに介入してきた場合、再び戦争をしなければなりません。それよりはいいと思いますが?」


 実際に戦争が起こって一番被害を受けるのは民である。それを防ぐためには、今こそ出兵すべきーーそう言われて、オーレリアたちは折れた。


「ーーそれでは、予備役登録されている警官隊を派遣するということでよろしいですか?」


「「「異議なし」」」


 ということにまとまった。


「陛下は?」


「異論はない。ただし、あくまでも治安維持が目的である。そのことは忘れず行動せよ」


 大丈夫だとは思うが、注意だけしておく。これでミーポーの治安維持については目処がついた。物資は戦争の影響で有り余っているため、軍の在庫処分だと思えばいい。特に食糧などは食べられなくなる前に食べなければならないし、丁度いい。

 そして議題は変わって、難民の受け入れとなる。こちらも色々と複雑だ。まず第一に、難民をどうするかということがある。つまり、帝国民として受け入れる(永住を許可する)のか、一時的な措置(華帝国の内戦が終われば帰国させる)のかという点だ。前者なら本格的な町を建設しなければならないし、後者なら一時的なキャンプで済ますことができる。


「華帝国が返すように求めてきているのですから、将来的には送還することにすべきではないですか? その間の費用を彼らが持ってくれるわけでもないですし」


 レオノールはやや突き放したように言う。彼女は華帝国にあまりいい印象を持ってない。まあ、ナンパされたしな。無理もないだろう。政治的なことはフラットに判断するが、あまり私見を求められればこれである。

 他のメンバーを見ればソフィーナも頷いていた。なるべくお金を使いたくないという魂胆が見え見えである。


「たしかにそうですが、ただキャンプに押し込んでおくだけでどうにかなる問題でもありませんよ?」


「ですね。仕事なども与えなければ」


 シルヴィの言葉にオーレリアが同意する。モルゴの介入によって華帝国の内乱は早期の終息が見込めるが、正確な期間は想像できないのだ。あっさりと解決するかもしれないし、何らかのトラブルで延々と続くかもしれない。期間が明確にわからないことも、問題解決を難しくさせている理由である。


「たしかに。衣食住のすべてを我らが負担するというのも……」


「そんなの認められないわよ?」


 国庫の番人からも明確に「NO」が出た。いくら難民とはいえ、タダ飯食らいでは国民も納得しないだろう。せめて自活、そして納税の義務は果たしてもらわなければ。


「長期、あるいは永住なら開拓村を造らせるのもアリなんだがなぁ……」


「それよ!」


 うわっ!? びっくりした。急に大声を出すなよ。


「どうした、ソフィーナ?」


「開拓よ! 大量の人間がいるのに、やらせないなんて有り得ないわ!」


「永住してくれるならいい手だが、内戦が終結して戻りたいと言われたときに人がいなくなるぞ?」


「意思確認をして、永住する気があるのか確かめればいいわ。永住するなら開拓をやらせればいいし、内戦が終わるまでっていう人はその間の労働者にすればいいのよ」


 なるほど。試す価値はありそうだな。人手が足りないなら諦めればいいし。


「では難民たちを開拓事業に従事させるため、意識調査を行う。必要数集まれば実行。ーーそれでよろしいですか?」


「「「異議なし」」」


 話は開拓村の建設ということでまとまった。その後、地方官に行わせた意識調査では、意外にも多くの人が永住を希望した。華帝国は頻繁に戦争をし、その度に若者が徴兵されて命を落とす。そんな生活はもう嫌だ、と。あるいは、モルゴがいつ襲ってくるかと不安でならない生活に嫌気がさした、と。様々な理由で、永住希望者は数万人に上った。

 すぐさま数百人単位でグループ分けされ、割り当てられた地へと散っていく。彼らには開拓事業とともに、帝国への同化政策として同行する外務官僚が言葉のレクチャーを行う。異文化は大事だが、言葉が違えば無用な衝突が起きかねない。為政者としては文化破壊とはいわないまでも、帝国の言葉を話すくらいはしてほしいところだ。

 移住者たちには、五年間の義務(兵役や税)を免除した。開拓は厳しいものになるだろうから、それくらいのことは許されて然るべきだ。このことはソフィーナも納得している。本人は六年後にたっぷり絞る、と言っていたが、法を逸脱しない範囲で頼むぞ。

 残りの難民については、ミーポーに派遣された軍を動員してキャンプを建設し、そこへ押し込んだ。彼らにはミーポーのインフラ整備などに従事してもらう。故人曰く、働かざる者食うべからず、だ。

 これで厄介な問題が片づいたかと思いきや、すぐさま新たな問題が浮上する。まだまだ安穏としてはいられないのだった。




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